ビールが美味しい季節になりました。いつ飲んでも美味しいのですが、体が汗をかいた後のビールは特に美味しいですよね、この一杯のために夏を待っていた(?)のですから
グラスを冷やし薄く氷の張った状態で出て来る居酒屋がありますが、あれはいけません。チューハイじゃないんだから。よく乾いた清潔なグラスに注ぎ5~6度の飲み頃で出すのが本寸法でしょ… はオヤジの戯言で、今はチューハイの方が多く出るらしいですが。
それはさておき、過日ススキノで昼呑みをしてきました。今は昼の顔も持ったと言われるので、昔ススキノで呑んだ仲間と大人の社会見学(?)です。
シネマやお洒落な物販店が入ったココノススキノは活気があり、夜のススキノしか知らない私にはなかなか刺激的。開放的なウィンドから見るススキノのシンボル、ニッカの看板もいいものです。
小型店が多い三階にはフードコートがあり、好みで組合わせて選ぶも良し、四階の少し席数の多い店でいただくも良し、と言う事で今回は四階のもんじゃ焼きの店に。
もんじゃはこれで一人前ですが充分な量。酒のアテなら2~3人でも充分足りるかな?なお慣れていない北海道人のため?でしょうか、お嬢さんがすっかり焼いて仕上げてくれ、美味しくいただきました。ご馳走様でした。
先日の水木しげる展の帰りに芸術の森近くの酒屋さんに寄りました。本格焼酎と個性的な日本酒を揃えた店で、最近あえて低精米で仕込んだ酒が好きなので、聞いてみると勧めてくれたのが「風の森」。初めて聞いた銘柄ですが、何と玄米100%で仕込んだ酒。
少し寝かせた日本酒と、さなぼり焼酎(早苗饗焼酎)をミックスした様な味わいは、キャッチフレーズ通り大地を感じさせる味。こういう個性的な酒も良いですね。
秋津穂という米も初めて知り、奈良の酒と言えば「みむろ杉」と「眠龍」位しか知らなかったけれど、両方とも一般的な日本酒から二歩くらい踏み出した蔵。古都奈良での酒の革新は進んでいるのかな?他の蔵も探してみるのが楽しみです。
そんな日々の心境は、「ジジィなれども心はつぼみ 今日も咲け咲け 明日も咲け (酒) …」とは都都逸のもじりですが、私はいつも程の良い酒飲みを自負しているのです。はい。