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現在の駄菓子屋としての本音

2020-04-12 23:10:00 | コロナウイルス

今日で4月中旬・・・
自宅改装の個人の駄菓子屋といえど
今では多くのお客様を呼びこむため、
最先端を取り入れているために
4月下旬で破産申請する恐怖が近付いてます。

何故かというと
仕入代や水道・光熱費・
店舗什器・店用消耗品・衛生用消耗品購入代以外にも
クレジットカード端末代・駄菓子屋専用アプリ代・
Googleマップ広告代・地図掲載費・地方チラシ代・会計ソフト代・
チラシ広告制作依頼代・国税など支払いで必要なものが非常に多いのです。

さらに当店ではガソリン代を抑えるために
仕入をネットで問屋に発注しているため、
仕入れる月がなくても毎月約2000円の仕入サイト契約料も払ってます。

まだ貸店舗ではないために宅地代がない分は違いますが
毎月20万円を超える支払いをしているために
このままでは破産で潰れます。

2月ではまだ開業8ヵ月目にして
売上約28万円を叩き出しており、
売上は大幅の右肩上がりで順調だったのですが
3月は10万円以下と半減、
4月現在は
下手したら売上月6万円もないかもしれない危機的状況です。

小さな個人の駄菓子屋では
毎月20万円を超えるというのはなかなか難しい事で
アプリやチラシなどを活用して口コミも増えたことで
ここまで達成できたことと思えます。

しかし、そのアプリ代なども高くつくもので
Googleマップは閲覧が多ければ多い程、支払いも一気に上がり、
アプリ代は毎月約10万円、
これでチラシも作るとなると3~5万円は必須、
これらの支払いで残る分が仕入に回るので
仕入れる頻度もバラつきはあります。

今なんかはクレジットカードでのローンで支払って
仕入れて繋いでいるところでギリギリの状態です。

クレジットカードローンを利用している理由は
まだ開業から1年未満であり、
今年の所得申請は開業時の店舗什器の購入などで
大赤字から始まっているのです。

安い棚を使ったりとギリギリでやってる部分もありますが
子供が暴れてぶつかっても大丈夫なように
一部は丈夫な業務用の棚を使ったりしているために
什器代はそこそこします。

さらに駄菓子だけでは
子供会や女性会、祭りなどのイベントがない限りは売り上げは多くなく、
駄菓子屋としては売上にならないので
菓子自販機の他にガチャマシンやクレーンゲーム機器、
アーケードゲーム機器を導入しており、
これら初期投資として什器代がかなりしてるのです。

アーケードゲーム機器も
昔懐かしい駄菓子屋の雰囲気や昔のゲーセンのイメージも残したく、
長い目で見ればプラスになる見込みがあったので購入し、
子供から大人まで楽しめるようにしたかったのです。

どうにかしてでも折角、
子供から大人にまで人気の出てきた駄菓子屋としては
潰したくない思いです。

他の個人の駄菓子屋も閉店、近くの飲食店まで閉店・・・で
非常に危機感を覚えるこの時・・・。

まず駄菓子屋は学校がやってないと売上は当たり前に少なく、
昔から学校帰りに駄菓子屋、
学校から家に帰って遊びに行くついでに駄菓子屋・・・。

うちの駄菓子屋では
コロナウイルス前では1日に最大40人以上の来店がありました。

2月中旬までは子供から大人までが押し寄せるラッシュでした。

今や1組~多くて4組または1人~5人いれば良い方。

コロナでの衛生面の対策で
空気清浄機や除菌などの徹底をしていても
それら衛生でかかる費用が増すばかりで
売上に比例しないのです。

かと言って、休んでも保障はないから
何があっても営業しないとそれこそ死。

今ではマスクも入荷しないので
カップ麺やインスタント食品の販売をメインにして
売上を少しでも出しているところです。

正直言って、国は確実に信用できないし、
市や県が何らか保障する可能性もない。

しかも、世帯に30万円保障は世帯で半減してる場合・・・って。

それ、死ねと言ってるようなもんでしょ。

個人事業主は最大100万円の保障も
開業届を出している個人だとしても
1年未満は対象外とか出してくるはずだし、
これも条件が大きく出るはず。

まず、
法人に関しては
『資本金10億円以下の中小企業が対象という条件』の段階では
法人としては条件は確定しているが、
個人事業主は個人事業主という定義がないからこそ疑問なところ。

例えば、
派遣社員でも個人事業主として契約しているものは?
声優やイラストレーターさんも個人が多いのがほとんどですが、
確定申告はしているとしても実店舗を持たないが対象になるのか?
実店舗のある開業したばかりの人はどうなるのか?
特に響くのは開業したての者でマイナスからのスタートなので
すでに厳しい状態です。

これが4月末に決定されたとしても
申請開始は5月として、
支払われるのは予想として6月頃以降・・・
事業者にとって到底間に合わないものです。

でもって、
その割にそもそも国税の支払いの延長も予定はされてませんし。

1年未満でクレジットカードでの借り入れがあることで
借り入れもできないし、
今、クラウドファンディングしても集まるかという疑問もあり、
なかなか手も出せてません。

他でも潰れているところが増えているのが目につくとこで
このまま5月・6月と続けば崩壊どころじゃなく自殺ものです。

このままいくと
コロナ崩壊としては店がつぶれるだけでなく
コロナ自殺が増えていく気がします。

自営業やフリーターにとっては仕事がない=すでに死を意味してます。

皆がウェブで仕事できる訳じゃない。

特に食品系サービス業は店舗である現場が仕事場です。

これだけは言えます。

もう限界に来てます。

本当に経済を回したいなら早く対策をすべきこと、
早く保障をすべきこと、これらを切に願います。



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