子供の頃って好き嫌い少ない方が稀で、わりかしみんな好き嫌いあったはず。
私も例外なく好き嫌いはあった。その頃じゃあ信じられないくらい今は好き嫌いがないが 笑
母親がナマ物が苦手で、幼い頃は父親は仕事が忙しく夕食を一緒に食べることはなかったらしい。そうなると、より好みは母親寄りになる。
少し成長して、父親の職場の方々交えた食事に行ったとき、お寿司屋さんでたまごとか、かんぴょう巻しか食べない私を見て、大人たちが色々と食べさせてきて、マグロやらアジやらの味を覚えていったっけなー
そうやって年を重ねていっても、ウニだけは食べられなかった私。
挑戦はします。自分のお金じゃないので 笑
しかし、一口食べてやっぱダメだ~ってなってた。
時は経ち、自分のお金でお寿司(格安の回転するやつ)が食べられるようになってからも、ウニだけはだめだった。
そんな時、仕事繋がりの年上の方々と食べに行く機会が増え、自分の金じゃないからと果敢にウニに挑戦していた私 笑
あるオジサンが私に言いました。
「本物のウニ食ったことないから食えねぇんだよ」
そのオジサンだけではないけど、大抵食べられないものがあると若造だった私に当時のオジサン達は同じこと言う。
「本物の○○食ったことない」←この一文
すべてが上司に当たる人だから、口では言えないけど、頭の中でいつもこう思ってた
「あなた方が連れてきてくれたこの店のそれは偽物なの?」とか
「〇〇に本物偽物あるのか?」
など。
それからは、「これは本物」とか言われたり付いてたりするとよくわからないけど、一瞬イラッとモヤッとしてたなぁ…
話はここからです
こういう事があってから、若い子や子供と食事しにいって、同じ場面に出くわしても絶対口出さないようにしてる。
食べられないものを無理に食わすことはないし、それを批判することもない。
美味しく楽しくたくさん食べてほしいからね。つまらない気持ちにさせてもしょうがない。
年取ると若い子に良いもの食わせてあげようって気持ちは痛いほどわかるが、若い頃って良し悪しより、自分の好みかどうかですからね。
若者はどんなに高級で今しか食べられないけど味のわからない何が入ってるかわからないハンバーガーより、食べ慣れて味がわかってるマクドナルドを選ぶはず。
いつか、恥かいて食べるようになるから放っておけばいいのだ。恥もいい経験だしね。
私?うに?食べれますよ今は。むしろ好き。←こうなるのがわかってるから 笑