自分の得意分野として、健康と学習のサポートがあります。
6年ほど前から実施しています。
このたび、NPOとして「オクセヌ勉強会」と名付け、広報していくことにしました。
興味が湧かれたら、気軽にお問い合わせください。
オクセヌHP
この勉強会方式の提案をしようと思い立ったのには、それなりの理由があります。
まず一つは、子ども達は忙しくなりすぎていて、活動の分野が狭く限られてきているような気がすることです。
学校→部活→塾 のループの中にいる子が多いです。
それがよくないことだとは思いませんが、子ども時代だからこそ体験しておいてほしいと思うことを体験する
時間的ゆとりがないことが心配です。
さまざまな体験活動こそが、総合的な人間力をつける場になると思います。
だから、自分の自由になる時間を、子ども達にもっと手に入れてほしくて、勉強会方式を提案しています。
週1回2時間以内のサポートで、学校の勉強は普通に進んでいけます。
そのサポートの中身の詳細は、ここでは書きませんが、いたって単純です。
子ども達が疑問に思っていることをサポーターに質問し、サポーターはそれに応えて子ども達が納得するように
説明をする、の繰り返し。
サポートの時間内の半分は、科目の学習よりも子ども達の興味のある内容の話をしていることが多いです。
子ども達の興味のある話というのは、必ずしも良いことばかりではありません。不平不満もあります。
親に話していないこともあります。(話せないわけではないでしょうが)
子ども達の物語を一生懸命に聴く、ということがとても大切です。
週1回くらいで、なぜ勉強が進んでいくのか、という疑問の声が聞こえてきそうですが、それは次の機会に。
もう一つの理由は、経済的状況の悪化にあります。
簡単に言えば、収入が減ってしまって、塾の月謝どころではない、という状況が現れ始めているということ。
生きていくために、切実なことです。
だから僕は思っています。もっとお金や時間を、子どもに対してではなく、自分に対してこそ使うべきだと。
親である自分が、必死になってやってみせて、やり遂げてみせることが、何よりも問われている時代に
なってきたと感じています。
とても厳しい時代だと思います。20年ほど前の時代がふつうだったとすれば。
当たり前と言えば当たり前のことなんですが。
もっと突っ込んで言うと、子どもにお金をかけてみても、それが現実に効果として感じられるようになるのは
ずっと先のことですよ、それでも大丈夫ですか? ということです。
生活を成り立たせているあなたこそがまずは強くなって、収入も増やすことの方が現実的ではないですか、
ということです。
子ども達の勉強は、そんなにお金も時間もかけずとも、ふつうに進んでいくはずです。
ちょっと時代がおかしくなってきているだけだと思います。
自分が生きた、あるいは自分の親が生きた、ちょっと昔の日本に思いを向けてほしいです。
今よりもずっと体験活動の場が多かったと思うし、塾や部活に振り回されてはいなかったでしょう。