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徳冨蘆花

2018-02-02 | Weblog

 

1898年 徳冨蘆花『不如帰』

違約やろうか 不如帰。

1898年  徳冨蘆花 ロマン主義 『不如帰』


[point]

1.ロマン主義の小説家徳冨蘆花の代表作は『不如帰』。

[解説]

1.徳冨蘆花(1868~1927)は、同志社英学校中退。キリスト教に基づく人道主義の立場で、宗教色の濃い小説を書いた。思想家・評論家の徳富蘇峰の弟だが、「徳冨」の表記にこだわった。代表作に『自然と人生』『思出の記』など。他に大逆事件をでっち上げた政府を批判した一高での弁論『謀叛論』がある。

2016明大・経営

以下の史料を読み、設問に答えなさい。

【史料】
 諸君、幸徳君等は時の政府に謀叛人と見做されて殺された。が、謀叛を恐れてはならぬ。謀叛人を恐れてはならぬ。自ら謀叛人となるを恐れてはならぬ。新しいものは常に謀反である。「身を殺して魂を殺す能はざる者を恐るゝ勿れ」肉體の死は何でも無い。恐るべきは霊魂の死である。人が教へられたる信條のまゝに執着し、言はせらるゝ如く言ひ、爲せらるゝ如くふるまひ、型から鋳出した人形の如く形式的に生活の安を偸んで、一切の自立自信、自化自發を失ふ時、卽ち是れ霊魂の死である。我等は生きねばならぬ。生きる爲に謀叛しなければならぬ。
(中略)
 諸君、幸徳君等は亂臣賊子として絞臺の露と消えた。其行動について不滿があるとしても、誰か志士として其動機を疑ひ得る。( ア )も逆賊であった。然し今日となつて見れば、逆賊でないこと( ア )の如き者がある乎。幸徳等も誤って亂臣賊子となった。然し百年の公論は必其事を惜むで其志を悲しむであらう。要するに人格の問題である。諸君、我々は人格を研くことを怠つてはならぬ。
(『謀叛論』より)

問1 史料(『謀叛論』)の著者は小説家で、『不如帰』などの小説を著したことで知られる。この著者の名前をA~Dの中から一つ選べ。


 A北村透谷 B正岡子規 

 C森鴎外  D徳冨蘆花

問6 史料の中の空欄( ア )に記されている人物は、明冶政府の参議であったが征韓論に敗れて下野した。不平士族に擁されて1877年に挙兵し、政府軍に敗れて自刃した。この人物は誰か。当てはまる名前をA~Dの中から一つ選べ。


 A江藤新平 B副島種臣

 C前原一誠 D西郷隆盛」

(答:問1D、問6D)〉



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