ようやく10時頃になんとか大丈夫っということで心配しながらも3時間遅れで出発!予定は大幅に変更することになったが、とりあえず東海北陸道を北上。
本来であれば秋の上高地を目指す予定だったが、3時間遅れは致命的?っということで予定変更し安房トンネルを走って岐阜→長野県へ。ランチは乗鞍高原で済まそう!
長野といえば蕎麦!ここ乗鞍にも人気蕎麦店はある。それが「そば処 合掌」だ。
ところが、駐車場は満車状態・・・少し待って駐車できたものの待ちは10組ほど・・・えぇ〜そんなに混んでるのぉ〜?蕎麦屋で10組って言ったらおそらく1時間待ちくらい?
まぁ〜繰り返すが急ぐ旅でもないし、待ち場所の壁に大きく描かれた番所在来の番所蕎麦ができるまで・・・なんて見ちゃったら蕎麦好きだもん待たざる終えんだろう?
予想通り待つこと約1時間でようやく席へ。コロナ禍対応で席数を随分と減らしているようだ。メニューのぞけば美味しそうな蕎麦がいっぱいあるが、もう注文するべき蕎麦は決めてある。悩む必要なしだ。
段取りよくテーブルにはコンロはじめセットされていく・・・もう〜これ見れば蕎麦好きの方であればおわかりだろう?
そう今日は野麦峠付近のご当地そばを賞味だ。お客の3割ほどが同じ考えのようだ。それが、じゃじゃ〜ん!野麦峠近くの奈良川地区のご当地?郷土?そば「とうじそば」だ。
さらに安曇地区のご当地薬味?の「きざみこしょう」も別注だ。
まずは期待の十割の番所蕎麦をそのまま頂く・・・在来種の蕎麦の風味をしっかりと味わないといけない!
おぉ〜ガツんとくる感じではないが十割そば特有の風味が口の中いっぱいに広がる。なるほど番所蕎麦恐るべしっ!
ここからはいざっとうじそばだ。皆さんとうじ蕎麦ってご存じか?”とうじ”とは、投げ込むや投げ入れるなど、何かを投入するという意味とのこと。
寒〜いこの信州の奥地では、具沢山のあつあつ鍋の中に冷えたそばをとうじ籠に入れたそばを投じることから、その名がついたとされる。具沢山で熱々ってのが当時の最高の贅沢だったんだろうね。
早速、とうじ籠に蕎麦入れてしゃぶしゃぶだ。最初はそのまま・・・う〜ん温まる。優しい味わいだ。続いてはしゃぶしゃぶした後に、注目薬味のきざみこしょうを入れて頂く。
おぉ〜胡椒っと言うから辛いの?っと思っていたが、辛味よりもこのシャキシャキの歯ごたえのアクセントがめちゃいいっ!逆に辛味はあまりなく、個人的には紅生姜っぽい?これっ最高の褒め言葉だよ。美味い!
鍋が薄味なので蕎麦はえらく優しい味わい。反面パンチはない。その分具のキノコたちが実に美味いのだ。キノコ残念ながら詳しくないが↑↓ともに地元のキノコがめちゃ美味い!優しい味わいの鍋の具材として最高だ!
特にこの白い珊瑚のようなヒラヒラのキノコ・・・これって南信州のブランドキノコのハナビラタケだよね。歯ごたえ最高でめっちゃ美味い!いやぁ〜これホントめちゃ美味いよ。感動レベル?
いやぁ〜このエリアではお祝い時はじめ冠婚葬祭にも振る舞われるというだけに不派手さはないがホントこのキノコたち見れば豪勢さがわかるだろう。これに鴨肉やジビエ肉を追加すればご馳走だもんね。
最後は七味で味変。優しい味って響きはいいが、正直ちょっとパンチがない?だからこそ薬味がいい仕事してくれる。おぉ〜いい塩梅、美味い!しかし、とうじそばって食すの2度目だが、どこもボリュームがすごい。蕎麦で腹いっぱいになるってすごいもんね。満腹だ。
本当は最後の〆にご飯投入しおじやがいいんだけど、もう満腹で胃袋が受け付けない。あぁ〜悔しい!思いっきり郷土そば堪能させて頂いた。満足〜。やっぱり長野の十割蕎麦の実力はすごいね。大満足だ。
さて、続いては乗鞍高原のシンボル?乗鞍3大滝巡りといこうかっ!ご馳走様でした!
白骨温泉旅行!② 秋の乗鞍高原散策! 乗鞍三滝へ! →
** そば処 合掌 **
#長野グルメ