BES大山(鳥取)

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鍵掛峠の由来

2006-11-12 08:32:46 | 歴史・文化
大山は、見る方向によって大きく姿を変えているのが特徴です。
大山西側の山容はなだらかな美しい裾野が広がっています。
これに対して大山北側は荒々しく勇壮な大岩壁となっており
「北壁」と呼ばれています。

大山北側は地理的な条件から日照時間が短く雪解けが遅いため、
多くのスキー場があります。
また、南側も大岩壁となっているものの中腹まで広葉樹林が伸びているために、
北壁と比べると、やや穏やかになっており「南壁」と呼ばれています。

とりわけ鍵掛峠から見上げる南壁の紅葉は素晴らしく、
紅葉シーズン中は大山を代表する展望スポットとなっています。

この鍵掛峠と呼ばれる由来は、
大山の牛馬町へ出掛ける農民たちが、どうか高い値がつきますように。と
鍵の形をした小枝を折って、木に掛けたことから名づけられたと伝わっています。
他には、刈掛峠だったという説、狭崖(かいがけ)峠からきたという説もあります。

古来より大山は山岳信仰の聖地として、崇められてきました。
山陽地方では農業神としての大山信仰も深く、本参りといわれる
伊勢参り(三重県の伊勢神宮)の前に奥参りといって、
出雲大社、美保神社そして大山への参拝が念願とされていました。
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8時の気温は2度。(8:30は5度)天気は雪→雨→曇。
今日の朝は雪が少しちらついていました。現在は止んでいますが、
大山へ来られる方はスノータイヤ・チェーンの持参をしておいた方が安全です。

県道倉吉江府溝口線(大山環状道路)の
閉鎖時期は降雪・積雪状況によって決まります。
去年の場合は12/4に閉鎖、一昨年は12/12でした。

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