BES大山(鳥取)

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スキー場と大山2

2006-12-01 09:31:21 | スキー場
大山には幾つものスキー場がありますが、
現在、中ノ原のスキー場となっている宝珠山は戦時中に畑にしていた一部を除き、
一面雑木林だったそうです。

大山にリフトが設置されたのは昭和31年中ノ原スキー場が初めてです。
その後、昭和35年に上ノ原スキー場が中ノ原の東側の松林にオープンし、
豪円山も同じ年に開かれました。

国際スキー場は、昭和45年、大山国体の開催される2年前にオープンしました。
昭和40年頃、中ノ原と上ノ原スキー場がある宝珠山の東側の山を、
広島県三原の学校法人の経営者が買収していましたが、
その当時は開発されませんでした。

その後、大山で国際が開催されることが決まりましたが、
国体が開催出来るような会場がなく、そこで当時すでに土地の権利を
買い取っていた日本交通が国際スキー場の開発に乗り出しました。

昭和47年には大山スキー場で大山冬季国体開催されました。
しかし、当時雪が無かったため、環状道路から自衛隊などの協力により、
雪を運び、雪が融け無い様、大きな山にしてスキー場に置いていました。
ところが、開会式の前日に雪が降り、積み上げていた雪山は凍ってしまいました。
大会役員、地元住民の手によってスコップでの切り崩し作業が
昼夜問わず行われる・・・と言ったハプニングも当時はあったようです。

平成5年には冬季国体が大山で開催されました。
現在冬季国体が開催可能な都道府県は14あります。
平成20年の冬季国体の開催地はまだ未定で、
鳥取県での開催を希望する声があがっています。
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今なら、仮に凍ってしまっても、
機械で切り崩すことが簡単にできますが、昭和47年当時は…
今日8時現在の気温は4度。9時30分現在は3度。
頂上の方は8合目辺りまで雪が降りてきています。

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