廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

ええがにいった

2008-02-25 22:22:22 | Weblog
 今日は広島の街まで『ハードボイルド時代劇 筆殺仕立人』のロケと映画『ラスト・コーション』を見に行って来た。 私は地元の駅からJRに乗り、横川駅を目指す。 駅の売店でスポーツ新聞の一面をちらと覗いたが、カープの赤松選手が昨日のライオンズとの練習試合でセーフティーバントを試みた時にその自打球が目に当たって左眼窩底骨折の怪我をしたのだとか。 かつてカープに居た江藤選手(現ライオンズ)も守備の時に打球が目に当たって左眼窩底骨折で残りシーズンを棒に振った事があるだけに赤松選手の怪我が軽く済んでくれれば良いのですが。 ちなみに治って復帰した時に顔を保護する為、サッカーで鼻骨を折ったりした選手が使っているフェイスガードを野球では使えないのか? 治ってもしばらくボールへの怖さは残ると思いますし...

                   

 電車は横川駅に着いた。 私は改札を通って街に出る。 駅を出て南に向かって商店街を抜けると川に出る。 その川べりに『横川胡子神社』がある。 ここで最初のロケをした。 少ないがお賽銭をしてから神社の境内で劇中場面のイメージ作りをする。 去年の末、サンフィレッチェの入れ替え戦の時にやった”予告編”では私一人だったのだが、それだと少し違和感があるので元締め役を付ける事にしました。 私は貧乏でギャランティーを支払えそうに無いので”仮想女優”を起用して劇中のイメージ作りを行った。 この神社は普段人がいないので物語のイメージにぴったりだ。 市民球場でのカープの試合、ビッグアーチでのサンフィレッチェの試合のいずれもここを利用する予定です。

 私は横川胡子神社を出て今度は広島城へ向かう。 ここは来月にも予定されている”第壱回・序”の舞台として登場する予定です。 川べりの道を歩いて市民球場などのあるところの北側を歩いて広島城へ。 この道はシーズンが始まったらカープの試合に行く時にいつも通る事になるだろう。 道の北側に中華庭園がある。 いつ通っても誰も居ない。 せめて広島城の隣に造れば観光客が立ち寄ったと思うのだが... 使わないのももったいないのでシーズン中は私が試合観戦用のシャツに着替えるのに利用している。 ここを使えるのも今年限りか... サンフィレッチェの専用サッカー場を市民球場の跡地に造ってこれからもここを使える様にして欲しいものです。

                   

 広島城にやって来た。 天守閣の入口でお金を払って入場するのだが、係りの人が言うには中でテレビの収録が行われているらしい。 それで少し騒がしいけど、見学するには問題ないのだとか。 私は中に入り、まず二階にあるコスプレコーナーで甲冑姿の撮影を行った。 今まで使っていた写真にどうも満足出来なかったので、今度はマスクの代わりに手拭でフェースガードを作ってそれで撮影した。 ブログに載せるので顔を出すのはまずいですし、第一私は人に見せるほどの男前ではありませんので。

 撮影終了後、私は四階でやっている特別展示『近代の広島城』を見学し、続いて最上階の展望室へ。 今は春休みだからか平日なのに人が多かった。 最上階に人だかりがあり、何度も来ているので馴染みになった警備員さんに聞いてみるとローカルテレビ局の番組の収録で、ゲストとしてプロレスの人が来ているらしい。 広島はプロレスの人気が高いそうですからローカルのバラエティー番組にも来てもらったのでしょう。 私も収録が終わった後、色紙が無かったので広島城のパンフレットにサインをしてもらいました。

 ”本物の有名人”が去った後、誰も居なくなった展望室で私も”仮想女優”を立たせてイメージ作りを行った。 予定ではこの広島城天守閣から物語が始まる事になっています。 野球と天守閣に何の関係があるのか、その辺は来月また明らかにします。 その後、広島市内の某お好み焼き店に行こうとしたが、混んでいたので寄るのを止めた。 ここでもロケをする予定だったのだが...

        

 そこからしばらく歩いて映画館に着いた。 上映時間まであと20分、私は時間の15分前に映画館入りする事にしている。 劇場の中に入り、席を確保して飲み物などを用意して待っている時間が好きなもので。 ある意味映画そのものより好きなのかも知れない。 映画は当たり外れがあるが、この待っている時間に外れ無しですから。 静かなBGMが流れる場内で、どうせ暗くなれば分からないだろうと靴も脱いでくつろいだ。 携帯電話の電源もオフにし、私は上映時間をゆっくりと待った...

              

三浦和義容疑者逮捕にカズ「びっくり」(日刊スポーツ) - goo ニュース

 カズ選手(横浜FC)とは名前の読みは同じでも字は違ったはずですが、随分大昔の事件ですし”ロス疑惑”騒動を知らない若い世代の人はテレビのニュースで”みうらかずよし”氏が逮捕されたと聞いて驚いたかも知れません。 この私もJリーグが発足し、カズ選手の名前を初めて聞いた時には”三浦和義容疑者”の事を連想してしまいましたし...

                   

 映画は始まった。 舞台は第2次世界大戦の頃、香港と日本に占領されていた上海で、主人公は成り行きで抗日運動に身を投じる女子大生で、ある日本軍への協力者を敵として情報を得る為に彼の愛人になろうとするのだが、嘘の愛は激しく燃え上がって心底からの愛情と信頼が芽生え...とある意味恋愛映画ではよくあるストーリーです。 今、上海と言えば浦東地区の高層ビル街とUFOみたいな展望台が乗った塔がイメージとして登場していますが、この映画ではヨーロッパ風と中国風が入り混じった独特な戦前の上海の姿をしっかりと描き込んでいました。 それと話題になった過激な性描写は個人的には必要は無かったのではと思いました。 前に見た映画『シルク』でも官能的ラブシーンが度々登場しましたが、愛を描くのならあの位で十分だと思いますし。 それでも主人公二人の過激なラブシーンと普段の場面でのきりっとした姿は対照的でなかなか格好良かったですが。 それと一つ、舞台が戦前なので時代感覚を出す為にわざとやっているのでしょうが、登場人物達が劇中でやたらとタバコを吸いまくるのはタバコが苦手な私としては見ていて肺が黒くなりそうな気分になってしまいましたが。

        

 広島弁では多分、”いい具合にいった”と言う言葉が変化したのか”ええがにいった”という言葉があります。 県外の知らない人が聞いたら映画に行って来たのかと戸惑う事もあるかも知れないですね。 お好み焼き屋が混んでいて入れなかった誤算はありますけど今回の広島ロケは”ええがにいきました”。 その後、映画にも行きました。


 ...以上です。

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