鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

議会マネジメント研修まとめ③

2012年10月24日 14時22分00秒 | Weblog
14.その他(講師のまとめ)
  ①地方議会は大したことをしていないといわれるが、付帯決議などで成績を残すべき。

  ②議会は議案(条例案)を出すことよりも、議決を重視すべき。付帯決議を積極的に。

  ③常任委員会の中で継続調査事件をたくさん出し、常にそれらを効率的、能動的に審議できるようにしておくべき。(豪雨災害なども調査して、それを回答するようにする。)

  ④災害時の議会対応マニュアルを作成すべき、作成し、対策本部をつくることで行政側から情報が流れてくる。

  ⑤重要、重大な事件があった場合は、議長の指示がなくとも議員は議事堂に集まるようにした。(兵庫の事例)

  ⑥議案 → 審議 → 採決 → 休憩 → 付帯決議審議


◆自分の感想◆
… 講師の話全般について、自分の議会では先例などに基づき運用されているため、なかなか気づきにくい点があったことを再確認した。また、本来の運用面で想定されている活動がわかったことで、現在の委員会運営のなかで行うべきと考えていたことが、そのライン上にあることが確認できたことが収穫だった。また研修終了後、講師にじっくり疑問点について話をしたことで、重なるところと重ならないところの整理ができたことは、今回の研修の成果を活かす際に重要であった。
 しかし、講師の「審議第一、傍聴第二」の考え方については、講師の経歴からある程度理解できる部分もあったが、やはり、住民に公開が前提で、その上で公開の議論に耐えられる議員こそがこれから求められる姿ではないかと考える。

 今後鈴鹿市議会での常任委員会のあり方について改善すべきと考える点は、1年交代となっている常任委員への就任について、複数委員会への所属が可能になったということを活用して、希望する議員が継続して同じの委員会に参加できるようにし、委員会のチェック機能や行政へのけん制機能を向上させるべきではないかと考える。同時に、付帯決議を積極的に導入すべきと考える。
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