ひな菊の丘から

茶しんとレヴァンテ

お昼ご飯は、恐らく何か考えているだろうと思っていたら、案の定、長浜まで足を延ばすつもりだったようだ。実は行きの高速の中で、米原まで行くなら長浜で寄りたいところがある、と提案したのだが、その時相方は既にこうなることが分かっていたのだろうか。

とにかく餃子LOVEの相方、千葉の名物?ホワイト餃子が長浜でも食べられる、と以前滋賀の友人に連れて行って貰ったらしい。私はその姿かたちは知っていたが、未体験だった。長浜の街中の、そのお店『茶しん』に向かう。土曜日だったし、昼はだいぶ過ぎていたし、案の定並んではるやん・・・。でもしゃあないか、いっぺんぐらい食べてみたかったし。



並んでる間に注文を決めて、入ったらすぐ会計するらしい。それにしても中華そば!安い。



ようやく入店できたので、ホワイト餃子とイタリアン焼きそばを注文。ついでにノンアルビールも。タレの作り方を学ぶ。



来た来た~これ!どう見ても餃子とは思えないけど、中身は餃子。皮がぶ厚めでパリっとしていて、焼きまんじゅうみたい。




タレも作り方どおりにラー油たっぷりにしてみた。



イタリアン焼きそば、これはちょっとよくわからんかった。新潟の友人は写真見てテンション上がってたけど。



お昼も食べたし、途中で確認したらお店は開けているというので、本当に久しぶりに訪ねた。前来たのはいつだったろう?まだワインショップになる以前かもしれない。



ワインは時々送ってもらっているけど、せっかくここまで来たのだからお店に行って、できたら弟(ニセ)夫人にも会いたい、と朝思いついたのだ。なので何の準備もなく、手土産も持たずで行ったけど、すごく喜んでくれたのが私も嬉しかった。

ワインを見ながら四方山話をしていたら、K子ちゃんが奥の事務室に誘ってくれた。彼が仕事していた机



大事にしていたMartinD-18、38年前、ナッシュビルで彼がこれを買った時、その場にいたかどうかはもう忘れたけど、少なくともツアー中行動は共にしていたので、この後彼が本名をもじって、湯水と呼ばれるようになったことは確かだ。



しばらくギター弾きだったんだけど、途中でフィドルが弾きたくなったらしく、いくつかのバンドに参加していた。一時は音楽から距離を置いていたし、久しぶりにライブ会場であった頃はカメラを趣味にしていて大きな一眼レフでステージ写真をいっぱい撮ってくれた。でも、K子ちゃんに聞くと、折にふれ触ってはいたそうだ。大切な思い出のいっぱい詰まった楽器、ご家族の手元にある方がいいよ、と言ったのだけど、息子さんはカメラを譲り受けて写真を撮っているが、ギターには全く興味がなく、K子ちゃんも学生時代から鍵盤楽器でサークル活動に参加していたものの、弦楽器はさっぱりなんです、とのこと。できたら私に使ってもらえないか、とその時言われたのだった。しばらく考えて、こんないい楽器が使われずにケースにしまわれているのはかわいそうだ、と思い持ち帰ることにした。

触ってみて私より気持ちが動いたのは相方だったようだ。しっかりお腹に響く音がする。ブルーグラスを演奏するのにぴったりなギターだと思う。愛器のフォルヒもそうだけど、私たちが死んでも楽器は残るのだから、この世にいる間は大切に預かって、次の世代に引き継ごうと思った。これまで楽器に名前を付けたことはないけど、この子は「ひろし」と呼ぶことにしよう。

K子ちゃんと記念撮影。急に訪ねてホントにゴメンナサイ。でも、もしかしたら彼が呼んでくれたのかもしれない。



しばらく琵琶湖畔を走る。



鳥人間コンテストのステージだ。この辺りも長いこと来てないからゆっくりのんびりしたかったが、帰りのことを考えて高速に乗った。



お土産持たずに行ったのに、お土産いただいてかえった。美味しいお菓子だった。



これは、ワインショップに模様替えする前の酒屋さんの時のマッチ。いっぱい貰ってきたから配ろうかな。



アルザスワイン、彼が大切にしていた取引先のワイン。もう30年以上になるのでは?我が家もいっときは毎月味わっていた。



ジョスメイヤー、ここのラベルは犬山のリトルワールドにも展示されている。



我が家のギターの仲間入りをした「ひろし」



ケースの中に入っていたのは、京都のバンド、Windyのコンサートチケットと、米原で津田さんが開催していたコンサートのチケット。

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