ひな菊の丘から

歌姫再び

怒涛の一週間でした。
ので、さかのぼっての日記です。

某SNSで、マリアがまた来日することを知って、予約しなきゃ、と思っていました。ある日、音楽仲間のなおこさんからメールを貰いました。曰く、「せっかくのマリア・マルダーなので、女性ばかりずらっと並んで聴きませんか?」
ライブには、たいてい相方と二人で出かけるのですが、どう考えても楽しいに違いないこのお誘いに、一も二もなく飛びつきました。

いよいよ当日。仕事はきっかり定時に終えて会場のビルボードに向かいます。平日、しかも月曜日の午後6時半、こんな時間設定ってちょっと無茶ですやん!ま、私は何とか間に合いますが。普通のオトナはまだお仕事してる時間帯でしょ?でもうちのグループはなんと全員揃っていました。(中には早退してかけつけたお姉さまも。)

マリア・マルダーは2年前の3月に、神戸と大阪のライブハウスで見ています。今回のスペシャルゲスト、ダン・ヒックスは同じ大阪のライブハウスでちょうど1年前の6月に見ました。(アナザーのママさん、いつもありがとう!)でも、二人一緒にというのはちょっとドキドキ。どんな感じになるのでしょう?


ライブは大好きな I'm A Womanで始まりました。確か前回もそうだったような気がします。昔のブログで確認したら、そのとおりでした。私にとっても特別な曲なのですが、彼女も何か思い入れがあるのかなあ、そうだとしたら嬉しいです。いつかきっと歌ってみたいと思ってます。

この後もIt Ain't The Meat(It's The Motion) 、 Midnight At The Oasis、Don't You Feel My Legと懐かしいレパが続きました。ここでゲスト登場。Sheik Of Arabyをデュエットして、マリアは袖に引っ込みました。お店のスタッフに手を引かれて、ではありましたが、2年前に見た時より、足元はしっかりしてたような気がしました。(その時は、かなりよたよたに見えたので心配だったのです。)

ダン・ヒックスのソロが数曲あって、またマリアとデュエットです。ここでは、彼のすっとぼけたというか、全く緊張感がないというか、独特の空気に、マリアが歌の途中で、何度も吹き出しそうになって(実際確実に吹いた場面もありました。)楽しいステージでした。ダンの『どや顔』にも二人のスキャットによる掛け合いにも大満足でした。
アンコールはこれもファーストアルバムから、Walkin' One And Onlyでした。これってダンの作った歌だったんですね。

前回に比べて、ブルーズ色はほとんどなくて(2回目のステージはそうでもなかったのかな?)客層に合わせて、ニーズに答えてるという感じの選曲でした。やっぱりみんな、Old Time Ladyが大好きなのねえ・・・。後、個人的な感想ですが、前の方が自分がやりたいようにやってはる、って気がしたのですが、違うかな?

さて、あっという間に終わってしまったので、まだ8時です。3連荘でお疲れの京ちゃん以外は近くのお店でちょっとお喋りして帰りましょう、となりました。(私も3連荘なんですけど。)

実は、今回は女性ばかり6人で鑑賞しました。先のなおこさんは音楽仲間で、いつか一緒にマッド・エイカーズごっこをやりたいね、と言ってる人です。京ちゃんは、後輩で友人の奥さん。同じくブルーグラス仲間のたんちゃん、その先輩のDさん、そして、岡町ジャムのお世話をしてくださるEさん。みんな音楽が大好きで、マリアが大好きな人たちです。このお喋り会が面白かった、ほんまに。昨今のライブハウスに関する考察とか、音楽観とか、共通の知人のこととか、話題は尽きず、口は止まりません。さすがは関西のお○ちゃんたち。すばらしい時間を共有できたことと、このお喋りを体験できたこと、なおこさん、ほんとにありがとう。

ちなみに『同じ回に来てもいいけど、席は別よ』と言われた相方は、次の回を聴いたようです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ライブ鑑賞」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事