ひな菊の丘から

思い立ってお出かけ

どこかに行きたい欲求が膨らんできたので、そっとお出かけした。日帰り旅の本を繰ってもなかなか決まらなかったので、相方に一任した。コロナでブルーグラス系のみならず、音楽のお出かけがすっかり減ってしまい、土日祝を持て余すようになって、この2年、出かけたところはだいたいアタリだった。さてこの日はどうだろう。

牡蠣のシーズンをなめていたようだ。食べ放題なんて望んでないのよ、ちょっとカキフライと焼きガキが食べたいだけなのよ、なのに・・・。どこもかしこも全く~。

ここは倉庫やった。



ガイドに載ってたところは車が20台くらい駐車場待ちしてたし、ここは予約で夜までいっぱい、って言われた。



とりあえずぐるぐる回ってみたけど



海べりは売店ばかり



しゃあない、もう一回上がって見よ。




料理旅館らしきところへ入って見た。ここも予約なしだと難しそうだったけど、何とか入れた。



外の景色を眺めていたら呼んでもらった。メニューの一番上に書いてあった定食を注文。穴子丼も名物のようだったけど、



掘りごたつ式の席に着く。



まずはこの小鉢が三つ運ばれてきた。風呂吹き大根、ひじき豆、煮豆



少しずつ色んなものがやってくる。焼き穴子、刺身



焼きガキ!やった~。これでおしまいだと思っていたら、



なんてりっぱなアラ炊き。もうお腹いっぱいになった。



腹ごなしもしなければ、と街を歩く。



民俗館、『魚屋』という豪商の屋敷を使っている。



その向かいは本陣跡。後で別の本陣跡も出てくるのだが、なんで?と思った理由が判明したのはもう少し後。



日本遺産、去年舞鶴でいくつも見たな。



外観



入口



ここは昭和な部屋



ミシンもあった。



お庭もすてきだった。



ものすごく急な箱階段を上がると



季節だからなのか、



お雛様が飾ってあった。



しかし!なんとここ室津では八朔(八月一日)にひな祭りをするという。昔々の室山城合戦からのことらしい。なので季節が違っても飾ってあるのだろうか。



階段は後付けされたもの。二階の部屋は段差が付けられている。攻め込まれた時のため、と説明があった。



天井も立派



長持?その向こうには



かなりコワイ人形



駕籠とか瓦とか



これなんだ?



欄間はこっちでしょう。



簀戸、でいいのかな?



歴史を感じる。





さんば、産婆と思われる。



日本遺産の認定証



天井から牡蠣が釣るしてある。



民俗館を出たら、また本陣跡。本陣ってそんなにたくさんあるもんじゃないはずなのに。



ごく近くにもう一軒、豪商館を資料館にした場所があった。



室津海駅館



向かいの建物もいい感じ。自販機がなければもっといい。



本陣がたくさんある理由。それは、この港が昔の西国大名の参勤交代時のコースに当たっていたから。瀬戸内海を進んでこの港から上陸したらしい。どの藩がどこに泊ったか書いてあった。



つくりものだけど、当時の料理がたくさん展示してあった。ごちそうやん。



自然の造形美



ここも部屋間に段差がある。



いっぱいで入れなかったお店の船だ。



廊下にも畳



襖か障子をとっぱらうと広間になる日本家屋の作り、田舎の家を思い出す。



思いつくままにシャッターを押したので、なんだかとりとめないけど。









ああ楽しかった。トイレを借りて外に出た。



すぐ横が海



道の駅にも寄ってみた。



御津って昔は御津町だったよな。まだ子どもがひとりだった時梅を見に来たことがある。その時は道の駅なんてなかったけど。ここはかなり密だった。海岸に降りられるようだ。



ああ、気持ちいい



静かな瀬戸内の海を満喫して



帰る途中の高速では、晴れてる場所と雨の降ってる場所の境目を走っていたようだ。



お土産に買って帰った牡蠣フライを揚げて晩ご飯、休日を満喫。

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