音楽仲間のＮさんのご実家は、筍山（って言っていいのかは不明）をお持ちとのことで、これまでに何度か、色んな人が筍掘りに行って、その場で楽器を演奏してくる、という情報を得ていました。以前は田舎から、とか実家から（貰い物のおすそ分け）とか結構家族で食べるには十分な量が手に入ったのですが、最近はなかなか回ってこなくなって、さらに買うと高い！！！もちろん中国製の水煮なんて買う気がしない。という訳で、Ｎさんにお願いして連れて行ってもらうことになりました。だって筍大好きなんですもん。
芦屋の桜まつりに出演する予定の相方は、誘いませんでした。だって、間に合わなかったら困るし。その代わり、休日はめいめい勝手な朝ごはんなのですが、この日はちゃんと作りましたよ。
待ち合わせは、学研都市線の某駅。初めて降りる場所でした。待ち合わせ場所には先着のＫ谷くんと、車で現地まで連れて行ってくれるＳっちゃんご夫妻。駅を出たらこんな桜
週間予報、前日の予報、全て雨、となっていたのに、雨粒は落ちてきません。これならこの日お花見しても良かったやんね。
オーナーＮさんは、ゴルフクラブのケースとギターを持って登場です。総勢5名でＳっちゃんちの車に乗り込みます。私の股間はこんな感じ。様子がわからないのと、お天気が不安だったので、リュックには着替え一式、他に長靴も持ってます。なので、ギターは当然持ってきてません。
道の脇に車を止めて、おおー、南京錠が。
前回来た時は、まだ筍は頭を出していなくて、足裏で探りつつ掘っていったそうです。その分、小さかったけど、柔らかくて美味しかったとか。
周囲の景色に見事に溶け込んだＮさんの姿です。
まずはお手本を。こうやってああやって、ほんでこうね、
よっしゃ、と私もやってみました。
記念すべき初めての1本。かなりの大物でした。
ぼちぼち休みながらやらないと、手が震えてその後ジャムができなくなるそうです。なので、小休止前の戦果がこれ。
以前来てからすっかりハマったというＫよちゃん。仕事の都合で参加できなかった年は、そのあとずっとぶつぶつ文句言うてたんですって。
記録写真を撮るＮさん
来る前に聞いてたけど、本当に酸素が濃い感じがします。肉体労働なので、汗はかくのですが、空気が清々しくてとても気持ちいい。見上げるとこんな風景が目に飛び込んできます。
みんなでわけわけした筍。Ｓっちゃんご夫妻の分。
自分ちの分の前で一服するＮさん
Ｋ谷くんも、厳重に袋詰めしています。この後リュックに収まりました。
さあ、ジャムが始まりますよ。
ヘン顔がマイブームですか？Ｓっちゃん。
いやあ、なんちゅう顔してんのん。
すっくと伸びた竹を背中にジャムすると、背筋が伸びます。
Ｋよちゃんもウクレレを取り出し、バッグから歌詞カードも出てきました。
ん～、楽しそうやね。
楽器が足りないので、代わりばんこに弾きましょう。私もちょびっと。
ギターは持ち主の手元に渡ります。
私の位置がちょっと高いところなので、カオがなかなか写りません、ようやく撮れたのがこれです。
さすが何回も参加してるＳっちゃんたちは、用意がいいです。大きなシート持参、後、ウエットティッシュもいただいちゃいました。
まだまだジャムは続く。
ＣＤのジャケットは無理かも、だけど見開きのページには使えそう。
歌に合わせて竹の周りをぐるぐる回るＫ谷くん
ジャムの合間にも、Ｎさんはポンポンと筍を掘っては、みんなの荷物に追加していきます。「僕なんでこんなにうまいんやろ。」と言いながら。
でも、そろそろお腹も空いてきたし、これ以上やると足腰立たなくなったら困るので、場所を移動しました。ランチもやってる焼肉屋さん。
おすすめ焼肉定食、というのがお値打ち、と聞いたのでそれを注文。
運転手さん、ごめんね～、でも体動かした後のビールは最高！やね。
これはオプションの玉ねぎサラダ
私の分の定食です。美味なり。
駅まで送ってもらって、帰りは各停に乗りました。聞き覚えのない駅がいっぱいでした。それにしてもひとつ解けない謎があります。学研都市線を利用してる人に、今度聞いてみようと思ってます。
最寄駅から家まで、手が抜けそうになりながら重たい筍をぶら下げて歩いてたら、ギター担いだ相方に会いました。やっぱり誘わなくて正解。一緒に行ってたら間に合ってなかったかもね。
これだけあったら何と何ができるかな、とワクワクしています。楽しい初体験でした。
オマケ；ちゃんと薬も飲んでいったのに、そして特にヒノキの山林というわけでもなかったのに、夕方から花粉症がひどくなって、疲れもありすぐ寝てしまいました。もし次の機会があったら、今度はマスクとゴーグルいるのかな？？？
