ひな菊の丘から

村上 律さんのライブ

この週末は、久しぶりに自分のスケジュールが空いていました。日曜はあいにくのお天気ですが、(現在日曜の午後3時半)土曜は洗濯もできたし、掃除も久々にしっかり出来たし、ついでに冷蔵庫の中身もさっぱり断捨離?して、いい気分。音楽イベントや、街中バルイベントなど気になるものがいくつかあった中のひとつに行ってきました。


会場のライブハウスまで、私は定期で行けるのですが、寒くもないし運動不足なので歩いていく、という相方にお付き合いしました。ちょうど出がけに古い友人から電話があり、彼も誘って行くことになりました。駅前で無事合流。『テハンノ』名前は聞いたことがあったのですが、初めて行くライブハウスでした。

村上 律さん。以前、ブルーグラスナイトにも来てくださったことがあるのですが、ライブは初めての私。ステージとの距離が近くてちょっと緊張。早く着いたので、リハから見せていただきました。カメラはすっかり忘れてしまっていて、相方のスマホと私の携帯の画像しかありませんが・・・でもそれで雰囲気は伝わるような気がするな、そんなライブでした。

バンジョーを抱えた律さんのソロで静かに始まったライブ。知らない曲ばっかりだったらどうしよう、と思ったけどよく知っているメロディに日本語の言葉を乗せた曲がたくさん。



サポートは、先輩後輩コンビです。



携帯の画像はブレてるけど雰囲気はすてき。1セット目で、「Coal Tattoをやります。」とMCがあり、日本語で歌われるこの歌を初めて聴きました。以前、福岡フェスで、デイジーヒルのステージで歌った時、PAの方が、「この曲は、ずっと前から中川五郎さんが日本語で歌っておられます。」と教えてくださいました。やっとその場に巡り合えた感じ。すごく嬉しかったです。詩を聞いているとほとんど原曲のイメージ通りの訳だったので、それも「いいなあ」としみじみ思ったのでした。



ほとんど打ち合わせなしの曲がいくつもあったようなのですが、客席でドキドキしながら聴いてました。このドキドキは、「次はいったいどんな風にドブロが絡むんだろう」とか「そうか、マンドリン、そう来るか。」みたいなドキドキでした。深く静かに、でも激しく繰り広げられるステージ上のバトルでした。



スライドギター2本でのシェナンドーは、演ってる人たちも思ったかもしれないけど、聴いてる私たちもゾクゾクしました。



休憩時間に証拠写真です。かつて私が「息子」と呼んでいた湯水くん。今は全国を股にかけてワインを売り歩いています。彼も久々のライブハウスだったようですが、楽しんでくれてたら嬉しいな。



2セット目も、1曲だけソロで、その後は3人で。客席はとてもとても静かに聴き入っておられました。律さんは「もっと騒いで踊ったりして貰おか。」なんておっしゃってましたけど、言葉がじんわりと身体に入ってくるような歌の数々だったので、とてもダンスなんて・・・。



岩井宏さんの「紙芝居」も聴けました。歌のお供はハートランド。酒屋さんでは見かけないけど、ライブハウスでは結構目にします。その辺の酒屋事情は、プロのワイン売りからちらっと聞きました。



たっぷり2時間、上質の音楽を堪能して、でもお腹がまだ空いてる私たち。せっかく十三に来たんだから、チェーン店ではないお店に入ろう、と入ったのは80年の歴史を持つ居酒屋さん。名物の豆腐料理は時間が遅くて終了してたので、昭和の味、ハムカツ。



カワイイイラスト入りのジョッキ



メニュー。でもすぐに食べ物はラストオーダーでした。



穴子の天ぷらもいってみました。サクサクで美味しかった。実はここの先代さん?には、一度作品展でお会いしています。その場でサインしていただいたポスターも持ってます。でもお店に来るのは初めて。常連さんで一杯みたいだったけど、一見の私たちにも居心地は悪くなかったです。次はもうちょっと早い時間に行って、だし巻きも試してみなくちゃね。



手動でした。

コメント一覧

デイジーヒルようこ
junkoさま、いい訳詞ついてましたよ、ちょっと泣きそうになりました。
ほんまやねえ、出会い、って大事ですよね。私もついていけてないけど、ステキ!と思う若い子は、いるのよね。
junko@お針部屋
日本語のCoal Tatto、聴いてみたいなぁ。
私も最近のにはついて行けないけれど、きっとまだまだ素敵な音楽がいっぱいあるだろうから出会いを待ちます。
デイジーヒルようこ
jinさん、コメントだけじゃなくお褒めの言葉までいただき感激です。音楽を聴いて、それを言葉にするって本当に難しいですね。いつまでも柔軟な感性でいたいなあ、と思いつつ、最近のブルーグラスに全くついて行けてない私です。
sasaki jin
ようこちゃんは文章がとても上手になりましたね。ライブを見ているお客さんとして雰囲気がとてもよく伝わりました。ミュージシャンの描写もくどくない言葉で写真とよく合っていました。
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