ひな菊の丘から

台湾おっちゃん旅 2日目

睡眠時間が短くても、朝早く起きられるお年頃。開始早々のモーニングをいただきに、地下に降りました。



お料理はみんな美味しかったです。名物のお粥には全部の薬味を乗っけました。しかもお代わりもしました。ホットケースに花巻みたいなのと饅頭があったのですが、Tるやは豚まんやと思って取ったらあんまんやった!と文句言うてました。やっぱり甘いもんに祟られてる。

ホテルの近所にも、朝ごはんを売ってるお店がたくさんあったので、今度来る時は買い食いかな?





二日目はSさんのアテンドで街をうろつきます。



まずは、衛兵の交代式を見せてくださるそうです。



ひたすら広い場所でした。



入口から遠い遠い。



二日目にして日焼けを気にして傘をさす人。



とにかく暑い、いや熱いです。照り返しもきついし、日陰がない。



台湾一高い建物、101が向こうに見えます。



中正記念堂、という場所です。



これが衛兵さん。1時間ごとに交代しますが、それまでは微動だにしません。イギリスの衛兵と似てるかな。身長や体重など、細かい条件が満たされた(恐らくカオも)人だけがなれる、いわゆる軍隊のエリートさんみたいです。



天井を撮ってみた。おしゃれです。



建物の外を撮ったら、かなり高い位置からの写真になりました。80何段上がってきたのですから当然か。



巨大な蒋介石像の両側に、こんな風に立っています。



時間になりました。ちょうどロープの真後ろに陣取ることができたので、動画も撮りました。でも時節柄、動画の投稿はやめにしました。



こんな感じで3人で行進してきはります。真ん中の人がリーダー?先輩?指揮をする担当のようです。



新旧両方の衛兵さんが一緒にセレモニーを行います。



そして無事交代が終了しました。ここまで見たら次は小龍包だ!

日本にもたくさん支店はありますが、本店に行ってみました。待ち時間は15分程度。店の前でマスコットちゃんと記念撮影。



鼎泰豊、さすがに日本語をしゃべるスタッフも、日本語のメニューも揃っていました。



台北101がきれいに見えるスポットでもありました。



でも、そんなことは一切お構いなしなこの方々。



青菜炒めは空芯菜。今回の旅では、どこでも必ず青菜炒めを注文し、そのどれもハズレはありませんでした。材料は色々、空芯菜、レタス、ほうれん草などなど。



名物小龍包と蒸し餃子



排骨



焼き飯も頼んでみましたが、絶品でした。



総じて、これまで食べてきた色んなお店の食べ物には、八角がこれでもか、と使われていましたが、このお店とホテルの料理だけはかなり控えめでした。私は八角大好きだから全然気にならないけど、ちょっときつすぎてしんどいな、と言うひとの気持ちはわかります。

お腹いっぱいになって二階から降りてきたら、ガラスの向こうにはずっと小龍包を包んでいる職人さんたちが。



この近くに、名物を食べさせるお店がまたあって、それをぜひ食べさせたい、というのはSさん。Sさんって甘辛両刀使いですね、どうも。

名物って、これです。



食後すぐだったし、4人で一つを分け分けして食べました。このお店には、修学旅行の高校生が来ていて、Sさんぐいぐい話しかけに行ってました。その高校では、沖縄か台湾を選べるのだそうで、台湾組はグループでガイドさん付きで回っているようです。元気な男の子たち、かき氷もばくばく食べてました。(Sさん、男の子にも声かけるんだ、というのはあとのメンバーの影の声)

こんなポスターも貼ってあった



このお店。ガイドブックにも載ってました。



続いてはこの日の目玉、故宮博物館ですが、それはあまりに写真が多いので別枠にします。夜市で有名な士林からタクシーに乗りました。このタクシーが、まるで黄色い稲妻でした。



帰りは、ちょい大型のタクシーに声かけられて、メーターだというのでそれに乗りましたが、その運転手さんは遵法速度の丸印のドライバーでした。近○日本ツーリスト御用達のタクシーのようでした。

午後からの予定は、これもガイドブックに載っている乾物の問屋街、迪化街へ行ってみる、でした。MRTを大橋頭で降りて歩き出してすぐ、爆竹のカスが山ほど落ちている場所に行き当たり、その向こうにはお祭りの行列みたいなのが。



爆竹の音って、ほんま、すっごいですね。耳がどうにかなるかと思っちゃった。現地の人も耳を塞いでました。



お祭りのような行列のナゾが解けたのは、もっとずっと後でした。私たちは、古い建物の街並みを楽しみつつ歩きました。











古い町並みの古い問屋以外に、今風の新しいお店が点在しています。











永楽市場まで来たら、TVの撮影クルーに出くわしました。そして、通路はお供え物で溢れかえってます。



日本語の堪能なおばあさんが説明してくれました。曰く、「今日は旧暦の5月13日のお祭りで、神様がもうすぐぐるっと回ってここに来て施しをしてくれる。」と。



しばらく待ってましたが、神様は来そうになかったのでタクシーに乗って夕食を食べる場所を探しに向かいました。

熱炒、という居酒屋みたいなのが流行っていて、それがずらりと並んでいる通りがあるのだそうです。タクシーの運転手さんに言うと、わかったわかった、と言って連れて行ってくれました。「どこが美味しい?」と聞いたのですが、「知らん」と言われてしまいました。

で、自分たちのカンを頼りに(ってか、すぐ飲みたかったので、ほとんど目の前の店を「ここがいい」って言うたんですけど。)まず一軒目。



見えないけど、『中央市場』っていう店でした。



乾杯は忘れません。



Sさんのお誕生日を祝っての乾杯!ちなみに私と一回り違いの年男ですって。本当にお元気ですわ。



ここには、日本語のメニューはない代わりに、単語の対比表みたいなのがありました。海老は○○、ハマグリは△△、みたいに。で、想像力を思いっきり働かせて注文したのがこれらです。

ハマグリの炒め物、イカゲソの唐揚



豚野菜炒め



焼きそば



青菜炒めはほうれん草。



ゴキゲンなおっちゃんたち



このあたりで河岸を変えよう、ということになりました。お客さんに若いおねえちゃんがいる店がいいみたいです。(このお店は、おっちゃんのお客さんばっかりでした。)



料理はなんだかわからないものを注文してしまいました。お味は、前の店の方がすっきりしていて美味しかった。こちらはやはり、若者向けかもしれません。



久々にツーショット写真が撮れてごきげんなSさん。その代わりビール1本注文しましたけどね。



ここで、ホテルが別のSさんとはお別れです。私たちはいったん自分のホテルに帰り、元気があったらもう一度出かけよう、と打合せしました。

せっかく来たのだから、めいっぱい楽しもう、と集合場所に行ってみました。TるやもKがさんも来てます。Kがさんのお友達のお友達がやっている、というライブハウスを探検します。

システムがわからず、とりあえずチャージが600元(ちょっと高いな、と思いました。)と言われたので、飲み物を節約してひとつしか注文しませんでした。お腹はいっぱいだったので、料理もオーダーせず。美味しそうなものもありましたけど、まあ、ここはナシでもいいでしょ。バンドは期待してたイーグルスとかじゃなくて、本格的なロック。



センターのふたりがヴォーカリストで、吉田羊似のおねえちゃん、とってもきれいな高い声をお持ちでした。ラッパのお兄ちゃんも見事なヴォーカルでした。



お年頃なお客様たちを上手に乗せて、踊りの輪に加えていきます。バンドメンバーはかなりの実力派でした。写ってないけど、キーボードのおねいちゃん、歌うまかったな。私は自分の中に全くないジャンルだったので、数曲しかわかりませんでしたが、あとのふたりは楽しんでました。



ステージが終わって11時頃。お会計をしてもらおうとレジに向かうと、「ビールはホテルで飲まれますか?」という問いかけが。ん?よくよく聞いてみると、飲み物も食べ物も、チャージに含まれていたようなのです。いや~それやったら遠慮せんと、たっかいウィスキー頼んだら良かったわ。なんかアテも注文したら良かったわ。

とりあえずひとり2本ずつ瓶ビールを持たせていただき、ホテルに帰りました。でも、部屋に栓抜きはないし、もうこの夜は充分飲んだので、瓶は冷蔵庫に収まりました。

続く。
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