ひな菊の丘から

いい夫婦の日でした。

今回で何回目でしょうか?いい夫婦の日ライブ。オッピドムでは2月2日にも、『夫婦の日』ライブ、というのを企画するのですが、こちらはニセもの夫婦でもいいそうです。11月22日は、正式な夫婦が出演、というのがお約束になっています。私たちは条件だけはクリアしてるので、皆勤賞で参加しています。

とはいうものの、月曜日です。金曜日のライブ以降、ケースからギターも出していません。曲も決めてない、こんなんで出てもいいのか・・・。いいのかなあ・・・。

あいにくなお天気でした。朝から雨模様、夜になっても収まる様子はなく、定時で帰宅したものの、洗濯物が片付いてなかったり、マスターに渡すべき書類が見つからなかったり、末っ子にご飯作らなあかんかったり。(金曜のライブの時には、お弁当を買いに行かせたので、ちょっと罪悪感。豚丼ともやしのナムルと粕入りの味噌汁を作りました。)衣装を考えるヒマもなく、お花を(髪に飾る)用意する余裕もなく出発。到着は7時15分ごろでした。

今日の出演は4組。トップはこのお二人、二色工房さんです。




このお店がきっかけでユニットを組むようになり、その後ご結婚されたカップル。ギターのわしおさんはギターの先生だそうです。



ジャズのスタンダードをたっぷり聴かせていただきました。私の大好きなWave、すてきなボサノバでした。また聴かせて下さいね。幸せな二色の音。



続いてラッシーのお二人です。こちらも、このライブは常連さんですが、土日は出演予定がびっしりなので、来られなかった年もあったと記憶しています。でも、今日は月曜日、大丈夫でした。



いつも、ていねいな曲の内容紹介をされるY田さん、歌の背景まで見える気がします。見習わなくちゃ、と思いつつ気づいたらいつもライブの前日で、あ~あ、また出たとこ勝負、口が勝手に動くMCをしてしまうことになります。

客席は満席とまではいきませんが、同じようにご夫婦で来られているお客さま、熱心なリスナーの方、遠方からのお客さまもありました。



夫婦の日にちなんだ歌を、と選んで持ってこられます。でもこの夜は、ちょっと短いステージが残念でした。もう少したっぷり聴きたかったです。こんなにかぶりつきでお二人のステージを見るのもめったにないことでしたので。



3組目は、sets & kiyoのご夫妻です。マスターがお二人の紹介をされてます。



「僕たちは昭和歌謡を中心に、日本語でしかやりません。」とsetsさん。1曲目が金曜日に演奏したばかりの『野に咲く花のように』だったのには、ちょっとビックリしました。



kiyoさんのスカート姿、だんなさまもめったに見たことない、っておっしゃってました。ちゃんとステージ衣装で来られたんですよね、私も何か考えれば良かった・・・。kiyoさんは、女性にはほんとに珍しい低くて太い声の持ち主です。緊張してはったけど、加藤登紀子さんとか歌ったら似合うんちゃうかな、と思いました。このお二人は、入籍されてほぼ1年だそうです。実はもう何年もフェスなどではご一緒してるんですけどね。改めまして、お幸せに。



さて、またしんがりをデイジーヒルがつとめることになってしまいました。カメラはテーブルに置いたままだったのですが、setsさんが気づいて撮って下さいました。ありがとうございます。



ライブでやったばかりの曲は何とかなるかな、と練習もせず失礼な事でした。その報いはちゃんと受けることになりました。

1.Ashokan Farewell
2.Heaven With You
3.Life
4.Don't Neglect The Rose
5.Over The Mountain
6.The Rose
7.月の庭

先日のライブにも来てくださったお客さまが、奥さまを伴って来店されました。実は奥さまは東京から。ずっとお会いしたかったので、初めてお目にかかれて良かったです。以前、リクエストをいただいていたので、1曲目のインストはそのつもりで演奏しました。

2曲目歌いだした途端、ありゃ、こりゃいかん、と思いました。声が出ない、伸びないのです。そうか、今日は全くウォーミングアップしてないし、一日事務仕事で体が硬くなっているのかもしれません。あれこれ分析はできるものの、どうしたらいつものように歌えるのかがわからない。参りました。ロングトーンは続かない、高い声が微妙にずれる、焦れば焦るほどうまくまわりません。

少しずつ曲が進むにつれて、多少は音量は出るようになってきたものの、今度は大きい声と小さい声のバランスがとれず、ふらふらします。3曲目はマスターのオリジナル、しかも私たちをイメージして作ってくださった、という歌です。これは失敗するわけにはいきません。って力んだのが悪かったのでしょう、コードはとちる、歌いまわしはずれる・・・。ああ、情けない私。




とまあ、こんなあれこれで最後まで行きました。挽回できず悔しい気持ち。でもいつも思うけど、その場で出てくるのが今の自分なので、仕方ないですね、今後はもっと精進しましょう。それと、準備不足で悔やむのはやめたいです。(と毎回思うような気がする。懲りない私。)

終わったら、あっという間にほとんどの方が(お客さまも出演者も)お店を後にされました。出番まで1杯のビールでがまんしてた私は、さあ、今から飲むぞ、と思ってたのでちょっとがっくり。東京からのお客さま、こちらも先日のライブに来てくださったお客さまと、マスターと数人でしばし雑談タイム。関東のフェスの話題とか、関西のライブハウスの現状とかそんな話も出ていました。高知から来られて、今日は奈良を散策されたというFみさんとは、後輩の近況などお話ししました。

そろそろ重い腰を上げて、26日のライブの予約も済ませて帰路につきます。でも、良く考えたらご飯食べてませんでした。こんな夜中に、アカン、アカン、と思いつつ誘惑には勝てず。





きゅうりの漬物と大阪で二番目においしい餃子でお夜食。





食べて帰って良かったです。末っ子のためにといいながら、かなり多めに作っておいた晩ご飯、帰宅したら、残りの兄姉が浚えてしまって、なーんにも残ってませんでした。

コメント一覧

デイジーヒルようこ
桂子さま
貴重なお休みに、わざわざお越しいただき、本当にありがとうございました。私もお話を伺って、またメールをいただいたりして、ぜひぜひお会いしたいな、と思っていました。
書いているように、自分ではかなり落ち込む材料満載のステージだったのですが、それも素のワタシ、ということでお許し下さいませ。
家族構成やら、働くお母ちゃんであることやら、共通点もいっぱい見つけましたので、次回はぜひもっとゆっくりお喋りしたいです。1月、楽しみにお待ちしております。
桂子
やっと生DaisyHill聴けました。夫が説明してくれてた通り、本当にあったかくて癒されます。大好きなAshokanFarewelもありがとうございます。音楽は、同じメロディーでも、演奏する人によって随分印象がかわりますよね。Fiddle練習生の私には、今は一音一音を追っかけて鳴らすのが精一杯ですが、DaisyHillのAshokanみたいにやさしい日向のにおいのするAshokan目指して練習します。1月にまたライブにうかがえるようこころがけて生活します。夫の定年間近での大阪単身赴任が、我慢から楽しみにかわりつつあります。お話もできてとてもうれしかったです。ありがとうございました。動画まっててくださいね。
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