ひな菊の丘から

RAKKANソロライブ

夫婦ユニット繋がり、RAKKANのライブを聴きに、中津のGarthまで行ってきました。今回は相方は家でお留守番。Garthは最近出演希望者がとても多くて、マスターいわく、「ハウスバンドもなかなか予定を入れられへんのですわ。」とのことで、デイジーヒルの次の予定も9月ですが、このRAKKANも2月から4か月ぶりの登場だそうです。

カウンターに千日前なバンジョー弾きさんと、その奥方発見。隣に滑り込ませてもらおうと思ったら、なんと椅子を譲っていただき、最前列かぶりつきで聴くことになりました。

ね、カウンターのはしっこでしょ?




対バンライブをしたこともあるし、フェスでも何度もご一緒しましたが、3ステまるごと聴くのは初めてです。



以前にも書いたかもしれませんが、奥さまのたんちゃんとは学生時代からの知り合いで、宝塚フェスのステージでご一緒したこともありました。彼女のバンドのコーラスのトラで出たこともあったっけ。その当時から抜群の歌唱力ときれいな英語(ネイティブですもんね~)、そして表現力にも定評がありましたが、年を経て更に磨きがかかっています。



ダーリンのO野さんは、学生時代の私のアイドルでした。でも陰できゃーきゃー言うてただけなので、ご本人は私の存在すらお気づきでなかったようですが、トホホ。クラレンスフリークとして、男の子たち(当時のね)からも絶大な人気を誇っておられました。



そのお二人が繰り広げるのは、ビートルズやSSW系の曲からコアなブルーグラスまで。もっと泥臭いデイジーヒルとはかなり路線は違いますが、好きな曲をやりたいようにやってるんや、っていう心意気は同じだな、と共感します。常連のお客さまにビートルズ好きがおられて、彼のリクエストに答えてO野さんの歌、というのも久しぶりに聴かせていただきました。




隣の隣を見ると、千日前なバンジョー弾きがギネスを注文。美味しそうなので私もお願いしました。で、そしたらやっぱりここはフィッシュ&チップスかな。晩ご飯、しこたま食べてきてるのに。



クラレンスのギターインスト3部作(O野さんの中で)も、3ステージで1曲ずつ披露されたり、掛け合い風のアレンジの歌があったり、二人だけなのを忘れる位バリエーションがいっぱいあって、これも見習わなきゃ、と思ったのでした。



O野さんのスライドギターっちゅうのもありましたね。MCを訥々とされるのですが、その中身がたいへんマニアックで、横で聞いてたマニアックなバンジョー弾きは、「これは僕らとおんなじやな。」と。



たんちゃんは歌詞が頭に入ってるのに、なんで歌詞カードを置いてるんだろう、と思ったら、よーくご覧ください。朱筆がいっぱい入ってる。スパルタなダーリンによるポイントチェックなのだそうです。ああ、ここも見習わなきゃ。うちなんてスパルタやられたら膨れますからねえ、私が。ちゃんと謙虚に聞かなきゃいけませんねえ、アドバイスは。




とはいえ、日常生活ではけっこう奥さまの方がビシビシいってる感じが見え隠れするのですが、これは私の勘違いかしらん?ねえ、たんちゃん?



ともあれ、本当に上質の音楽を楽しめる空間でした。バリンジャーの時も思ったのですが、(あくまでも私感)聴いて元気になる音楽、気持ちがゆったりしたり、やさしくなれる音楽、そういう音楽が上質な音楽だなあ、と。私もそういう表現ができるようになりたいな、とまたがんばる気持ちを与えてもらった夜でした。

コメント一覧

デイジーヒルようこ
ohnoさま
さっそくのコメント、ありがとうございました。いっぺんちゃんと単独ライブを聴きに行きたい、とずっと思ってたのですが、ようやく思いが叶いました。行って良かった、って本当に思いましたわ。

弾き語り以上、バンド未満、な感じのデュオというパターンですが、こんな広がり方もあるんや、と新たな可能性に気づかせてもいただきました。

こちらこそ、ありがとうございました。また対バンやりましょうね!!
ohno
ようこさん、ありがとうございます。
実際のライブより、このブログの方が遙かによかった印象を与えてくれます。
学生時代のことは、ハッキリ覚えていますよ、勿論。
クラレンスのことは今頃になって凄さが分かってきたというか・・・
でもオリジナリティーのある音楽をつくって行きたいですね!
ガースでライブさせてもらうたびに、なにかを掴めたような気になります。
では、また!
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