お店の入口で、Ｎおこさんのバンドメンバー、Ａさんご一行とお会いしました。Ａさん、3人も連れてきてはりますやん、ありがたいですねえ。うちのメンバーも連れてきてくれへんかな。
まずは、いつもの前菜5種盛りとビール。そうこうするうちに、Ｔみこお姉さんも到着。
ライブはKentucky Waltzからスタートしました。事前に、「１曲目、多分ようこさんびっくりするわ。こんな曲やるんや、って思うんちゃうかな。」と聞いてたので、いったい何が飛び出すのか、もしかして河内おとこ節か？とかドキドキしてたんですが、え？なんや。全然違和感ないですやん。ていうかむしろ普通でしょ、って思いました。
後で聞いたら、メロディは知ってたけど、ブルーグラスだし、歌うとは思ってなかった、とのこと。でもやっぱり歌ったらええ曲やねえ、ともおっしゃってました。そりゃそうですよ、ビルモンの代表作のひとつですもん。
こんな写真も撮っちゃいました。1フレットにカポ。この微妙なキーは、歌うたいには大切です。だいたいバンドでやるときには、「もう！ＧかＡにしとき。」「そんな中途半端なキー弾かれへんやん。」と怒られることが多いのですが、半音違うと全然歌は違ってくるのです。私もソロでは時々使います。普段Ａなのに、ひとつ下げよ、とかね。
続いてI Will , Across the Universeとビートルズが続きます。前も書いたかもしれないけど、私の中にビートルズは全く刷り込みされてないのですが、ほかの方のライブで聴くと、ええ曲ばっかりで、すごい人たちやったんや、と改めて思います。
Blue Bayou、ロイ・オービソンの作らしいです。私はリンダので覚えたので（他にも女性シンガーがたくさん歌ってますが）改めて検索して聴いてみました。低音の魅力。実は、この曲も歌ってみたい候補曲のひとつでした。う～ん、やっぱりみんな思うことは同じなのね。
この歌を、Ｎおこさんは、最初のバースはリズムのみで歌われました。魅力的な彼女の声が際立っていました。この曲に限らず、ですが、ひとつの歌にすみずみまで心を配って、平坦にならないように歌を組み立てておられるのが印象的でした。私、めっちゃ反省しました。どの曲も全部そのまま歌ってるもんなあ・・・。Ｎおこさんは、「ギターで間奏が入れられへんから、その分何とかせな、と思ってやってるのよ。」と言われたけど、それは私も同じで、そこまで思いがいたらなかった自分に腹立ててたり。
笑顔が素敵な写真。
Miss the Mississippi and Youを4拍子で歌ったり、ユーミンの「瞳を閉じて」で客席のお客さまに喜ばれたり、で1セット目の最後はまたビートルズ。Till There Was You でした。
お客さまからのお花。一緒に青春18切符で旅をした同級生の方からだそうです。
休憩のあいだに腹ごしらえ
のお供はこれのロック。ビールだとお代わりが欲しくなってしまうけど、焼酎だったらちびちび飲むので大丈夫。
２セット目、はじまりは、Hush Little Babyからでした。ディズニーのこどもの英語の歌、うちの子どもたちが一番好きだったＣＤに入ってたなあ。これはＮおこさん、Ａちゃんに向けてうたったのかな。
今回のライブは、これまで何度か聴きに来た時と、選曲がガラッと変わっていました。たまたまなのかもしれないけど、いつもお馴染みだったあの曲やこの曲がなくて、随分雰囲気がちがうな、と感じました。
ピート・シーガーのKisses Sweeter Than Wineとか、武満徹の『翼』とか、英語版で『愛の讃歌』、岩谷時子作詞の『夜明けの歌』、なんだかスケールの大きなうたが多かった気がします。
仲間内で人気の高い、Homeといううた、私も歌いたい、と思いつつまだ人前でやったことはありませんが、ちょっとやってみようかな、という気になりました。同じステージでやるのでなければ競作っぽくて楽しいかも。ドリス・デイのDream A Little Dream Of Me、これはマリアのアルバムで覚えたなあ。やっぱり根っこのところが近いのかもしれません。
アンコールはLove Me Tender。心が満たされてエナジーがいっぱいに充填された気分でした。Ｎおこさん、ありがとうございます。それと、この中の何曲か、ハモつけさせてもらえたら岡町で一緒に歌えるかも。
