ひな菊の丘から

スーマーさんを聴きに行く。

壱服庵のジョイントライブの日は、宝塚秋フェスの当日でした。相方が体調不良のままでは、無理に参加しても悪化させたりほかの方にうつしたり、ロクなことはないだろう、と我々にしては珍しく大人の判断をして、おとなしく帰宅。その翌日は、だから余裕を持ってライブ鑑賞に出かけることができました。




岡町で初めて会って、その後も何度か来てくれたり、和泉ジャズでライブを聴きに行ったり、と細々とお付き合いが続いてるヴォーカルのジョニー♀が誘ってくれたライブ。彼女が「絶対よーこさん、好きだと思う。」と何度か誘ってくれてたのに、ようやく実現したのがスーマーさんのライブ鑑賞でした。年に何度かは関西でライブツアーをされてるようですが、なかなかご縁がなくて、この度のチャンスをとっても楽しみにしていました。お店は初めて行く場所だし、知ってる人いないかもしれないし、完全アウェーを覚悟して行ったのですが、ええ雰囲気の二階のお店には、大きくて立体的な絵が存在感を思いっきり出していて、前には高座が出来ていて、おでんの煮えるいい匂いがしました。座席のあいだが詰まっていて、キツキツに座ってる人をみたら、H田ママとK山さん。あ~、なんかちょっとほっとした。



焼酎亭菊正宗さんの落語がオープニングアクトでした。



宇和島のご出身とのことで、枕でお母さんとの会話を再現されたのですが、スーパーフジ、という単語に反応した私。四国にもフジあるんや。



今回のライブの主催者にして何故かお運びもやっているジョニー♀



カレーも、めっちゃええ匂いしてましたわ。



これ、ママが頼んだんやったっけ?



めくりが替わりました。いよいよスーマーさん登場。



ああ、youtubeで見るのと一緒や。



アップも



完全生音で、ギターとバンジョー持ち替えての弾き語り。日本語がすうーっと胸の中に入ってきます。人に歌で思いを伝えられる方だ、と思いました。



隙間に入って撮影するジョニー♀



一部はセットリストができていたようですが、二部はお客様からのリクエストタイム。私は予習ちょっとしたけど、なんせ初めてなので全く様子がわかりません。皆さん、リクエストカードに聴きたい曲を書いて箱に入れてはります。無茶ぶりする人もけっこういたようです。



箱の中から一枚引いて、歌えるものは歌う、歌えないものは、その曲にまつわる話を何となくしてスルーする、みたいな形になっていきます。



この箱はジョニー♀のお仲間作、バンジョーとスーマーさんの愛猫がくっついててカワイイ。



深夜食堂でお馴染みの『人生行き当たりばったり』とか、この曲知ってるわ、何やったっけ、と思ってたら最後になってようやくバーバラ・アレンや、って気づいたりとか。



単に耳に心地よい音楽、ではなくて、ちゃんと心に届く音楽です。



最後に、ジョニー♀との共演は、Good Night Irene をそれぞれの日本語詞で歌う、というものでした。



少しお話しました。なんと!Anyaともお友だちだったそうです。色んなところでつながっているのですね。



行って良かった。

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