ひな菊の丘から

我が家の年末年始(暴飲暴食日記)

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

恒例の帰省、今年は色々とたいへんでした。車で帰るようになって初めて、30日の朝に出発しました。(去年までは、子供たちのうち誰かが必ずスキーに行っていて、30日朝ようやく帰阪してたので、出発は大みそかでした。)どうせ1000円の日じゃないし、日中にのんびり帰ろう、と出発したのが9時。(実はお土産買うの忘れてて慌てて買いに走ったせいも。)渋滞もなく快調に走っていたのですが、兵庫から岡山に入るあたりで猛吹雪になりました。




おおげさじゃなく、5センチ角の紙吹雪みたいな雪がどんどん降ってくるのです。




SAのごみ箱も一瞬でこんな風に。



ところが、しばらく走ると雪は全く消え、岡山の市内を走るころには薄日が差し始めました。代わりに少し風が出てきました。

尾道ラーメンで腹ごしらえ。外はかなり冷え込んでます。



結局雪の心配は全く不要で、実家へ帰るために通る峠も、道の脇に少~し白いものが残る程度でした。トイレ休憩3回と、ご飯休憩を取って、帰りにスーパーとお寿司屋さんで買い物をして到着が5時前。

夕方になるのが分かっていたのでこの日はお寿司です。でも、刺身は食べたい。ひらそ(ヒラマサ)をブロックで買って、半分いただきました。残りは翌日の昼ね。後は家から持ち込んだ、ヒラメと鯛の昆布締め、イカの刺身。



大晦日です。朝一番に近所のスーパーで買い出し。もう帰るまで外に出なくてもいいように。それくらい寒いです。田舎の家なので、隙間風が気になります。いつも子供たちが根城にしている洋間へは、誰も近づきません。茶の間のこたつにいるか、または寝室で布団かぶって昼寝です。それ位このお正月は寒さが厳しかったです。(なのに、雪はほとんど降りませんでした。)

ひらその刺身をたっぷり買い込んで、(腹も背も同じ値段だったので、背ばかり2本買いました。)オードブルの盛り合わせも買って、メニューは鍋。カニ爪は、鍋に入れたら貧相になってしまったので、そのまま食べました。ガキ使で、ココリコ遠藤が、「じぶん豊中何中?」と相方田中のニセモノに聞いた時、我が家では大歓声が起きました。ココリコは子供たちの中学の先輩なのでした。そうそう、今年も紅白は見なかった。トイレの神様フルバージョンも聴き損ねました。



元旦はもちろんお雑煮で明けます。うちのお雑煮は、ゆがいた丸餅を蕪の入った出汁で食べる、いたってシンプルなものです。具は蕪しかありません。あ、海苔をまぶす位かな?でも、私の実家のお雑煮も同じようなものです。具は清酒で溶いた生海苔だけです。

昼前に、意を決して(決しないと出られない位寒い)初詣に氏神様へ行き、境内にある天神さんに末っ子の合格祈願をして、コンビニに寄っておやつを仕入れて帰宅。滞在中出かけたのは、買い物とこの初詣のみでした。

おせちは今年は大幅に手抜きです。黒豆はちゃんと炊きました。気持ちが入ってなかったので、うまく炊けなかったのですが、もう一度煮直ししてなんとかリカバー。ごまめも自分で炒りました。胡麻の代わりに砕いたアーモンドを入れたら、娘が「お母さん、これってさかなっつ?」給食に出てくるじゃことアーモンドと間違えたみたい。

お煮しめは、義母のをまねて筑前煮です。大阪にいるお正月では、ひとつずつ別々に炊くお煮しめを作りますが、今回は義母に敬意を表して、(いや実はこっちの方が手間かからないから、なんですよね。)ゴボウもレンコンもかなりでかい乱切りですが、うちの子供たちは特に根菜が大好物なので全く問題ありません。酢バスと千枚漬けも作りました。ブリ照り焼き、のし鶏も。金柑の甘煮は、職場からもいで帰った金柑です。

サボったのは、栗きんとん。栗が高かったのと、めんどくさかったのでパスしようと思ったら、娘に怒られました。「おせちにはきんとんは外せないでしょう。」と。数の子は、ちゃんと塩数の子を買って用意してたのに、持ってくるのを忘れて、結局味付きをこちらで買いました。後、色々なオプションも今年はばっさり切って、出来合いのものをあれこれ詰めました。




夜は、豪華に刺身を大皿に盛って、子供用にソーセージと焼き肉もちょっと付けました。




まだ寒さが続いている、と予報では伝えられてましたが、2日の朝、台所から外に出ると、あの身体を刺すような寒さがありません。道路の凍結の恐れもないみたい。ならば、さっさと帰りましょう、と行きと同じ9時に出発しました。途中の道の駅はまだ開いてませんでした。お土産買いたかったのになあ。

山口県の名物、夏みかん色のガードレールです。



途中までは何の問題もなく走っていたのですが、広島でまず最初の渋滞が。続いて事故渋滞7キロ。お昼には少し早いけど、先が長いのでトイレ休憩を、と小谷SAに入りました。外の売店で「がんす」というものを買って車で食べました。すり身にパン粉を付けて揚げたものです。



倉敷あたりでも自然渋滞が少しあって、ま、帰りは6時ごろかもね、と言っていたら、今度は赤穂で事故渋滞。5キロ、と表示があったので、しゃあないか、と呑気に構えていたら、なんのなんの、ちーーっとも動きません。結局後で聞いたら、19キロもの渋滞になってたそうで、たぶんその真ん中あたりには いたのだと思います。お決まりの宝塚トンネルからの渋滞もあったので、家にたどり着いたのは午後8時ちょっと前でした。10時間45分のドライブ、お疲れさんでした。

渋滞に巻き込まれている時、実家の母から電話があり、猪肉を解凍したから、ご飯食べに来なさい、とありがたいお言葉。でも私たち、いつ帰れるかわかりません。すると、「何時でもええから。もう私ら食べたからね。」とさらにあたかいお言葉。子供たちはお年玉もいただけて更にラッキーです。

猪鍋をご馳走になり、目いっぱい飲んで、デザートのロールケーキまでお腹に詰め込んで、家に帰ったら11時半でした。はあ~、よう食べた、飲んだお正月休みでした。明日から節制しなきゃ。




名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「おいしい」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事