ひな菊の丘から

I'm With Her

7月にぽっとでいじーで、ユキ&ヒデヨのお二人と対バンライブをした時、話の流れでCrooked Stillのイーファ・オドノバンが好き、というユキさんに、実はこんなライブがあるらしいよ、と教えたのがこのライブ。ピーター・バラカンさん主催のLive Magicというイベントは東京で大掛かりに行われるのですが、東京だけなんや~と諦めていたところに大阪でもやるらしい、と教えてくれた人がいて、私もその少し前に知ったばかりでした。メンバーは、サラ・ジャロウズ、サラ・ワトキンス、そしてイーファという女性3人のみ。かっちりとしたユニットではなくて、何かのイベントで一緒になって、演奏してて意気投合したとかいう話でした。(この辺とっても適当です。日本で唯一のブルーグラス専門誌にはちゃんと書いてあったのですが、読み返すマメさはありません。)

イーファのスモーキーで柔らかくて身体がゆるくほぐれていくような声がとても好きで、来日することがあったら絶対聴きに行きたい、と思ってたので、ユキさんに伝えながら自分でもチケット買わなきゃ、と思ったのでした。けど高い!6500円は非正規雇用者には辛い金額です。しかも私が行きたい、と言ったら相方も行くと言った。うーーー!!その時はボーナスがまだ残ってたので勢いよく買ってしまいました。(今から3、40年近く前ビル・モンロー5000円とかでしたよね?若造には無理な金額やったのに、どうやってチケット代捻出したんやろ?そのことを思えば高くない、かなあ。)

座席は自由席、ということはたぶんチケットの整理番号順です。よっしゃ、開場前には着けるしがんばろ。それにしても、平日(月曜日)の午後6時開場なのに、この方たち、お仕事休みはったんやろか、って思うくらい開場前に来られてましたよ。ブルーグラスのお仲間にもたくさん会って、同窓会みたいやな、とちょっと思いました。

ピーター・バラカンさんとサブさんのトークショー?で始まったコンサートですが、途中で彼女たちが登場、5人でお喋り。




インタビューに答えるイーファ



フィドルの方のサラ。彼女はまだ子供の時にニッケル・クリークというバンドで来日したことがあります。私は確か大津のSAのトイレで会ったな。時山フェスに行く途中だったと思います。



せっかく出てきたんだから何かやって、と言われて



完全生音でHow Mountain Girls Can Love



さらにはアカペラも



これは本編です。



サラ、マンドリンとオクターブ・マンドリンを持ち替えで。ずっと誰かに似てるなあと思ってたんですが、後日判明しました。吹石一恵さん。モヤモヤが晴れて良かった。



肘ついて眺めてるイーファ、なんかいいわあ。声の感じから想像してたより姉御な気がします。



フィドルをウクレレに持ち替えて歌う声がとってもカワイイサラ。



最初は恐る恐る撮ってたけど、チェック入らなそうだったので何枚もバシバシ撮ってしまいました。歌うイーファをしっかり撮りたかったのに、全部ブレブレでした。



アカペラですが、ストンプ?足でリズム取ってはります。



アンコール。生音で歌ったのは私の大好きな(もちろんレパです。)The Darkest Hour is Just Before Dawn、思わずフレーズが口をついて出てしまいました。気がつくとそこここでコーラスの声が。



最後こそ歌っちまいましたが、後はほとんど息を詰めて(時々呼吸するのを忘れるくらい)一生懸命に聴きました。表現することばが見つからない位、心が震えました。ほんまに、ほんまにいい音楽聴かせてくれてありがとう。終わった後のホールでは、気さくにサインや撮影に応じてくれる3人がいたけど、長い行列、待ってるあいだにこのドキドキが消えていきそうで、余韻をもう少し楽しみたくてすぐその場を後にしました。本当はサインも欲しかったしツーショット写真も撮って欲しかったけど。でもいいんだ、あの音のプレゼントだけで充分です。

オマケ;イーファの名前、こんなスペルです。読めますか?Aoife O'Donovan
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