故田川さんのかつての同僚だった方が、その後SNSで繋がって、京都まで千日前のライブを見にきてくださったり、岐阜のフェスでお会いしたりしていた。その方からゴローショーを呼びたい、というお話をいただき、今年5月に朝霧フェスに行く前に場所の下見に行き、バンドメンバーに連絡を入れた。その後は現マネージャーを兼ねているOさまとの話に移行し、私は何とかして彼らに同行できないか相方をプッシュしていた。ゴローショーの出番とは別件で、同じ日同じ場所で大好きな人とゆっくり会って話をするというプランのためだった。結果、彼女は事情があり来られなかったので、私はカメラマンに徹することになったのだが、まあそれは別の話。
ゴローショーメンバーの他のお連れ合いも行くことになったので、1台はレンタカーに6人乗り、もう1台にはふたりと楽器が乗って南草津を出発。トイレ休憩はここで。
高速を降り、昼食はネットで調べたこのお店に入った。
富士山はこの時まで全く顔を見せないままだったのに、注文した料理を待っている時、この程度まで顔を見せてくれた。
だいたいこんな場合には、何人か同じものを注文するのが常道かと思われるのだが、さすが個性的な人が集まっているのだろう、8人全員、別のものを頼んでいた。アジフライ定食、エビフライ定食、肉炒め定食、刺身定食、あと何だったかなあ、私は豚汁定食にした。豚汁に味噌汁がついてたらどないしよ、と思ったけど、付いてなくてほっとした。
ご飯少な目、って言うの忘れた。
予定より少し遅れてキャンプ場に到着。担当のN藤さんにご挨拶してこの日の宿に入る。1棟丸ごとゴローショーで使わせてもらった。
外はログっぽいが、中は日本間の民家調。
二階にも部屋があった。
ひとまず荷物を置いて、冷蔵庫に買ってきた翌日の朝ご飯などを入れて、めいめい散策する。この場所で大きなライブをしたという、長渕剛の像があったり、
大きなお風呂があったり
金山テラス、ここがこの夜のライブ会場。
だが、結婚式が行われていて、それが終わるまでは準備できないそうだ。新郎新婦を隠し撮り、板前の恰好でお料理を列席者に振舞われているようなようす。
富士山はちょっと残念。
だが、その姿は刻々と変わる。池の表にうつる逆さ富士
その手前にこんな建物もあった。
餃子あるんや、食べたい。
キャンプ場の方に向かい歩いてみた。
結婚式の記念撮影の後、外でデザートを食べるという趣向のようだ。
富士山とワタクシ。
カラーコーンも富士山
キャンプサイトは果てしなく広い。
バーンの向こうにある売店でワインとおつまみを買ってちょっと女子会。
嬉しいことに、生ワインは信州・井筒ワインのコンコードだった。買って帰れなかったのが残念。
売店にもライブのお知らせが貼ってあった。
調子に乗って飲んでたら、「もうリハやってるで~」という連絡が入った。そろそろテントサイトに灯がともる。
結婚式の後片付けがまだ少し残っている会場で、マイクのセッティングができつつあった。
既に座って待っててくださるお客さまもあった。少しだけどね。
PAは5月にも対応してくれたスリランカ人の、誰やったっけ?いい人やった。
呼んでくださったN藤さんと この施設の代表(社長)のご挨拶
その間待ってるメンバーたち
いよいよライブが始まった。
この時点ではまだお客さまは少ない。
しばし写真でお楽しみいただこう。
新郎新婦もしばし着席して聴いていてくださった。が、いかんせん、ネタが古すぎて何一つ理解できなかったようだ。
曲は、かなりネタ中心だったけど、私はもう少しガッツリなブルーグラスをやったら良かったのでは、と思った。キャンプ場にブルーグラスは良く似合うし、知らない人にもちゃんと伝わるはず。
そもそもネタが古くて、笑いが少なかった。それでもひとり、めちゃ笑ってくれる女性がおられて、その方が仏さまに見えた。
会場をぐるりと回りながらアングルの違う写真を撮ろうと試みるも、後方からだとあまり変わり映えしない。
薪ストーブはさすがにまだついてなかった。
自動車学校の先生が指揮棒を振るコーラスの練習
ブレブレの先生の後ろにお店のお姉さんが写ってる。
ゴローさんも動きが大きいのでなかなか写真が決まらない。アップをひとつ没にした。
席もそこそこ埋まってきてほっとする。
ゴローさんの独演会がはじまった。
その間寛ぐメンバー
熱演するリーダー
PAさんと雑談する別のメンバー
再び全員戻ってくる。
恐らく、俵星玄蕃を熱演していると思われる。
アンコールはY’all Come、この終わり方もよかった。ご希望の方々と記念撮影。
カメラ目線は左の方なので、別の方のカメラに向かっている。
えーい!セットリストも載せてしまおう。75分1本勝負、とあるが90分一本勝負だった。お疲れさま
昼間、餃子がある、って言うてた店で打ち上げ。営業時間過ぎても居座ってごめんなさい。でも美味しくて楽しかった。
ここのオリジナルクラフトビール
乾杯!
社長も気に入ってくださったかな?流ちゃんと一緒にバンドをやっていたという、N川さんも来てくださっていた。PA担当の彼(何回聞いても名前が覚えられない。)が、「言葉わかれへんからおもしろなかったやろ」と言ったゴローさんに、「小鳥は言葉がないけどきれいな声を聴かせてくれる。」と答えたのが今回のベストの感想かもしれない。小鳥を例に出すなんて、きれいすぎるけど。
餃子もしらすも売り切れでなかったけど、桜エビの焼うどんをいただいた。
真っ暗な中を宿泊場所に帰る。
そしてもう一度カンパイ!
この後は撃沈するまで喋ったり飲んだり。
翌朝、富士山が見えると聞いて慌てて飛び出してまず1枚
なんと美しい。
裾野の方はしっかりもやっていて、木々との陰影がまるで絵画のよう。
昨日のライブ会場のガラスにも富士山がうつっている。
逆さ富士が写るベストポジションには私が行くよりずっと前から場所取りしてた人が。
雲ひとつない、と思っていたらあっという間にこんな雲出現
富士山と逆側を向いたらこんな空の色、もうとっくにお日様上ってる感じ。
ようやく太陽をとらえた。頂上からみえるのがダイヤモンド富士、というのだろうな。これはなんと呼ぼうか。
早起きして富士山見て、満足したので、サッサと撤収。遅めの朝ご飯は沼津港で。
あなご天も魅力だけど、一応朝なので、
海鮮丼とアジフライのセットにした。
すぐ海、そして既に雲に半分隠れた富士山。
ゴローショー、もう50年近くやってるから、色んな営業仕事もあったよな。そんなことを思い出しながらお連れ合いたちとお喋りする時間も楽しかった。
そして早速来年の再演も決まったらしい。今度はブルーグラスなお仲間が来てくださるといいな。