ひな菊の丘から

True Life Bluegrassコンサート本番

あれこれ悩んでいるうちに1週間経ってしまいました。まだ日常に戻れていません。ですが、進めます。

事の起こりは去年の7月。妙にチャット状態になったメッセンジャーでの会話で、今回の首謀者yoshimiちゃんの思い付きからスタートしました。
大好きなバンドのライブに行って、お客さまが少ない時、「なんでこんなええ音楽やのにお客さま少ないんやろねえ。」とか、「もっとたくさんの人に聴いて欲しいなあ。」とか、そんなことをいつも思っていました。一方でジャム会は、あちこちで開かれているけど、どこも結構な参加者がある。やっぱりブルーグラスは演奏したい人の音楽なんやろか。いや、そんなことはないはず。
やろうと思ったきっかけは、他にもいくつかありましたが、結局は、ちゃんと準備して、お客さまに『聴いて』いただけるコンサートをしたいということです。

遠方に住みながら、手を挙げてくれたyoshimiちゃんについていく形で準備は進められました。私は確かに立ち上げ当初から関わっていたし、出演バンドを決める(って上からみたいですが、私たちのコンセプトに合うバンドを選ぶのはなかなかたいへんでした。結果、上々だったと今でも思っています。)時にはちゃんと意見を言ったけど、そして料金やフライヤーや細かなところでは多少のお手伝いもしたけど、実際にはほぼ彼女のがんばりでできたコンサートでした。

準備期間をたっぷりとったおかげで、出演バンドに、私たちの思うコンサートのコンセプトや、なぜこの4バンドだったのか、とか皆にどう動いて欲しいのか、という意思の疎通も十分できたし、その結果、皆さんが本当に楽しんで、一生けんめいこの日に向けて準備をしてくださったことも伝わってきました。手前みそかもしれないけど、ちゃんと演奏したらちゃんと聴いてもらえるんだ、ということも学びました。(遅いっちゅうねん)
後の3バンドのメンバーが、何十年もこの音楽と関わってきたのに対して、まだ学生時代から数年、という若い人たちのバンドに、色んなことがあるけど、ずっと続けてたら楽しい音楽なんだ、ってことも伝わってたら嬉しいな。司会のC-こも、「私とよーこさんは、妊娠8ヶ月でフェスのステージに出てんで~。」なんて彼女たちに話していました。

書きながらでちっとも言葉がまとまらないのですが、そしてまだまだ書きたいことはあるのですが、それはまた次の機会に(しないと絶対終わらない。そしてこの後もいくつも書くことがたまってしまったので。)します。本番スタート!

トップを切るのはツンデレ、他のバンドは40分時間を貰っていますが、ここだけは25分、これはisoさんが、「うちはそれくらいでええ、他のバンドをじっくり聴きたい。」と言ってくださったからだそうです。




ギターとバンジョーという編成の、しかもデュオ、選ぶ曲はコアなブルーグラスではなく、周辺の音楽、でも一番ツンデレらしい音たちでした。





House At Pooh Corner、Across The Great Divide、Nobody Eats At Linebaugh's Anymoreなど、おなじみの、とてもツンデレらしい曲が演奏され、





最後はバンジョー1本で歌われる、Dust Bowl Childrenでした。



続いて、チョコファン。司会のC-こは、メガネを上にずらして原稿を確認中。





始まりました。客席のおっちゃんたち、大興奮。





新規加入のYっこちゃんフィドルソロ



バンマス(でいいのよね?)きーちゃん(メンバーはこう呼んでました。)



トリオコーラス、ですが、この日は歌わなかったけどベースのBちゃんも歌うので、全員がヴォーカル取れるバンドだそうです。



このようなデュオバージョンもいくつも構想を練っているのだとか。あ、でもこの写真は、おばあちゃんネタで会場を沸かせたRこちゃんのMCですね。



全員が順番にMCをしていくパターン。あれ?これ最近どっかで見たよね、あ、ブルースビルA.Cか。流行ってるのかな?
で、Bちゃんの番です。何してるのかと思ったら、左手にネタを書いて、それを読んでいるようです。





写真を選ぶのに順番に見ていたら、Bちゃん、めっちゃ笑顔です。いい笑顔の写真ばっかりでした、楽しかったのね~。

次は4人コーラス



Rさちゃん、バンジョー弾きながら歌うのは至難の業やね。



YっこちゃんのMCを見守るRこちゃん



衣装はセンターのMとG二人が色違いのワンピース、後の3人が色違いの花柄のトップスにジーンズ、とのことでした。センター二人はヘアスタイルもコラボしてました。

セットリスト、
1.All American Bluegrass Girl
2.My Walking Shoes
3.Working Girl Blues
4.Where The Soul Never Dies
5.The Last Thing On My Mind
6.Mule Skinner Blues
7.Bright Morning Stars
8.Back To The Country Roads
9.I’ll Love Nobody But You

すばらしく攻めてるセットでした。

10分ほどの休憩の後、ぽっとでいじー。置いといたカメラで撮ってくれたのはひろひろかな?ありがとう!





私たちにも、たくさんの声援をいただきました。ちゃんと音楽に向き合ってたら、こんなこともあるんやね。うちのセットリストです。



9曲目はやってません。(笑)バンジョーYきさんの師匠方が並んで聴いてはったのと、最前列の濃いバンジョー弾きさんが、ものすごい目で見てはったのがプレッシャーだったろうなあ、と想像します。でも本番に強い?女王に釣られてか、がんばってました。

さて、トリはこちらもベテラン揃いのバンド、IATです。



圧巻のステージでした。とはいえ、最後に全員で演奏するプランがあったので、途中までしか写真は撮れてないのですが。後半は、袖でしっかり聴いてました。

Sゆりちゃん



Mのり、Kyokoの同い年コンビ、後ろで笑ってるのは出演者最年長のLさん





Kyokoはんのマンドリンソロ



ふわふわしながらオトコマエのバンジョーを弾くI子嬢



シーンと聴き入る会場のお客さまたち



セットリスト

1 miss you Mississippi
2 mama don't dance
3 banjo pickin' girl
4 trouble in the field
5 gum tree canoe
6 you've got to know how
7 oh take me anchor
blowing in the wind

予想通りアンコールの拍手が鳴りやまず、後の出演者は袖でスタンバイ、そして再びステージへ。ここからは、公式ページからいただいた写真です。



タイトル通り、全員でTrue Life Bluesを歌いました。私はレパなんで大丈夫だったのですが、歌詞を覚えてない皆さんはなかなかたいへんだったみたいです。

イントロ、間奏は楽器持ち回り。ベーシストは3人いたのですが、ここは若いBちゃんに弾いてもらいたい、と後のお二方(この方々が最年長から2名)には、フィドルとマンドリンで入っていただきました。(一人は相方です。)







これも楽しい体験でした。歌は4番まであるので、出演順にバンドで歌いました。

最後はみんなで記念撮影。やっぱりいいカメラだとうまく写りますね。私のコンデジは片側が白飛びして、片側はピントが合ってませんでした。



この日の受付、会計、この写真の撮影隊と大活躍してくれた、ひろひろの後ろ姿も、もう一人の撮影隊、I田さんが撮ってくださいました。



その後、皆がばらけるところも。ありがとうございました。













この後、軽ーく打ち上げ、だったのですがその時の写真撮るの、すっかり忘れてました。うちのカメラにあったのはこれだけ・・・。





4つのテーブルに、チョコファンのメンバーがバラバラに座ってくれたので、(本当は無理やりばらけてもらった。だって、みんな若い子とお喋りしてみたかったんだもん。)それぞれお話が弾んでいました。なかなかクールダウンできなくて、終電近くになってしまいました。

来てくださったたくさんのお客さま、心を寄せてくださった皆さまにお礼申し上げます。そして、フライヤーをたくさん配ったりお店に置いたりしてくださった方々、当日のPAを担当してくださったK口さん、会場5th StreetのM田さん、フライヤー制作とシールをくださったF嶋さん、みなさんのご協力がなかったら、コンサートは成立していなかったと思います。本当にお世話になりました。いつかまた、と今は思っています。
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