ひな菊の丘から

おとなの遠足 桜井編

巳年の今年、行くべき神社にお詣りに行こうと思う、とお友だちから聞いた。既に予定ができていて、車だからまだ乗れるよ、と誘われて、ホイホイのっかったのは、史学科卒でありながら、まだ行ったことのない神社だったから。
集合場所に9時に着いたら、渋滞で少し遅れる、と言う。でも待つほどもなく車が到着、おとなの遠足に出発だ。

高速に乗り間違えることも降り間違えることもなく(ここ重要)無事奈良に到着、まずは苺目当てにこちらに寄り道。


道の駅に行くのかと思ったら、これはJAの直売所らしく、とても広くて苺も他の野菜も、肉も魚もたっぷり並んでいた。道の駅ならこの時間(11時ごろ?)にはもう棚が空っぽになっているだろう。我が家好みの小さい苺がたっぷり入った箱をゲット。同行の友人も、それぞれ満足のいく買い物ができたようだ。

トイレに行くために通った案内所に、とても魅力的なポスターがあった。これ、行きたいなあ。


こっちもいいなあ。ひな祭りの前にはあちこちで公開されてるようだ。


昼食のお店は予約ができず、遅めに来た方が待ち時間が少ない、と言われたので、お昼までの腹塞ぎに草餅をいただく。


フードコートの奥にトイレがあったので、横切ったのだが、けっこうふつうに地元っぽい人たちがうどんをすすってた。野菜の豊富なビュッフェもあったらしい。


今度はクーラーバッグ持ってこようっと。


そして第一目的地へ。すごい大鳥居は鉄筋造り


ナビに第一駐車場入れたのに、どこだかわからず目的地に着いた、と言われた。でもまあ、第六駐車場?があったのでそこに停めた。


ここの八百屋さん、安いらしい。


JRの駅がすぐ近くに。単線や・・・。


こちらは木造りの鳥居


手前の道が工事中のため、赤白コーンがちょっと風情をぶち壊し。


でもそれを撮る人たち


最強寒波の影響か、平日だからか、車はたくさん停まっていたけど、溢れるほどの人、という訳ではなかった。観光バスも停まってたのでそこそこの参拝者はいたが、広いので目立たなかったのかな。


鳥居をくぐるとすぐ、空気が変わったのがわかる。ちょっと背筋が伸びる。


ひしゃくは引き上げられたようだ。コロナの関係かな。


拝殿に向かう。


お宮参りのご一家の姿もあった。


お賽銭、少なかったかなあ・・・。


祈祷殿と儀式殿か


拝殿の前にあった卵10個パック、誰かの忘れ物かと思ったら違ってた。



本当は先にしとくべきやったのかな、自分でお祓いする。


もうひとりも。それを見て私も慌てて真似する。


日本最古の神社でご神体は三輪山である、という程度の予備知識しかなかったのだが、来て改めて思った。ここは全体が神の領域だ。


これがみぃさんの杉の木


祭神の大物主大神が蛇に化身したという伝えから、蛇神が祀られているそうだ。


大きな杉の木、そして、卵と酒がたくさん供えられていた。そうか、卵パックもそれやったんか。


ご神水をいただけると聞いてたので、水筒を持ってきた。いただけるのは少し上ったところにある、狭井神社


空はとても青く晴れているが、雪雲が近くにあり、ここへ着いてからも何度か雪がちらついていた。



宝物収蔵庫、こんなところはじっくり見たいけどこの日は開いてなかったのかな。今調べたら、やっぱり開いてる日の方が少ない。週末に来ないとダメみたい。


狭井神社へは、このくすり道を通って上る。


こちらへ向かう人もそこそこ多そうだ。両脇の灯篭には寄進者の名前があり、○○薬品とか○○製薬とかさすがに薬関係の企業が多かったが、中に生野区のお好み焼き屋さんがあり、同行の友人が「ここ知ってる!」と言ってた。


ちょっとがんばって歩いて到着、


本当は、ここから三輪山へ登れるのだが、この日は降雪のため中止、とされていた。いつか登ってみよう。


ご神水をいただける薬井戸の写真を撮り忘れた・・・。準備良く水筒を持って来られる方もあり、ただお水をいただくだけの方、売店でペットボトル入りの水を買って、それを飲んでから汲みに行く、という方もあったようだ。

帰りは別の道を通って降りる。池の中に建っているのがわかる。


展望台へ。大和三山と大和盆地が一望できる、と書いてあったが、まさしくそのとおりだった。以前来た時は、目の前の木々が茂りすぎて何もみえなかった、と友人が言ってたけど、それは刈り取られてたようだ。


大鳥居もはっきり見える。


どれが何山かはわからねど。



細い道を降りてきたら、こんな看板が。え?私、山の辺の道歩いてたんや、いつかここを歩きに来よう!って目標のひとつやったのに、簡単に叶ってしまった。


この先が二の鳥居、もう戻ってきたんやね。


も一度振り返る。


撮る人たちを撮る。


ありがとう、大神神社、また来ます。


参道に酒屋さん、食いついたのは多分私一人、だけど付き合ってもらった。


今西酒造、三諸杉が有名。純米酒と酒粕をゲット。表に、お供えしてあった小瓶のお酒と卵(ニセモノ)が並んでいた。そうか、ここで買っていって供えるのか。中山さんの晒みたいなものか。


1時半ごろがいいかな、と言っていた食事処へちょっと早いけど向かった。神社からもすぐ近く。こちらは池利がやっているお店のようだ。すぐ横には倉庫?もあった。


名前を書いて中で待つ。2組後、となってたけど、中には高齢の女性がひとりだけ。季節柄おひなさまの色紙が飾ってあった。


メニューを眺めてみたりちょっとおしゃべりしたりしてたら、すぐ呼ばれた。


せっかくなので、ちょっと奢って全員昼膳を注文。そうめんはもちろん温。
これは、柿の葉寿司がセットなのだが、品切れしたそうで、私のはおにぎりだった。お友だちからひとつ分けてもらったけどね。


このお鍋、いいお味。他の小鉢なんかも出汁が良かった。さすがそうめんの老舗やね、と言い合った。


そうめんもたっぷりあった。見た目ではわからなかったのだが、底に梅干しが沈んでた。最初見つけた人が「梅干しあった。」と言ったのに、他の二人は「そんなん入ってないよ」「間違えたんちゃう?」なんて言ってたら、もう一人も「あ!あったわ」え?ってことは私のが忘れられてるん?
探しなおしたら無事見つかった。梅の風味で味変されてまた美味しかった。


予約は1日1組しか取っていないそうで、昼時は平日でも列ができるらしい。遅めに来てください、と言われたのでそうしたけど、私たちが出る頃にやってきた人もいた。空いてはいるけど、あと何分で閉店になるんやろ。終わり掛けにバタバタするのも嫌やしな、今日ぐらいでちょうどよかったかも。


お腹もいっぱいになったので、もう一度大鳥居まで戻る。


ここの最中を買うのが目的だったらしい。


私も3つだけ購入。お土産、ね。「だいぶ値上がりしてるわ」と呟いた人がいた。


お昼をいただいた時、お店の人に、「苺のデザート食べられるところ、近くにないですか?」と聞いて、教えてもらったのがこの道の駅。


苺めいっぱい乗っかって、サクサクのパイ生地みたいなのとアイスクリームと冷凍苺と、ちょっと何かわからんクリームみたいのとが入ったパフェ、これを3人でシェア。


800円で苺サンデー?もあったけど、こっちの方が断然苺が多かった。映えるしね。そしてラッキーなことに、このパフェは午後2時以降しか売っていなかった。(もちろん知らずに来た。)時間より前に来たら、ここに並んでください、って書いてあった。


道の駅の向かいに柿の葉寿司の店があり、そこと、道の駅で買い物をして、私は切符も手に入れて、これで目的は全て果たした、と帰路に就く。帰りは地道で。通り道にタマノイ酢の工場があり、目の前のタンクにお酢がなみなみ入ってるんやなあ、と感慨にふける。


奈良と大阪の境あたり、市内の高層ビル群が夕日に映えてる、けど左側の方、確実に雪やなあ、と言ってた。


この日の戦利品たち。柿の葉寿司はゐざさで4種類3個ずつ入ったのを購入、相方はライブ鑑賞に出かけていたので不要と踏んで。あすかルビーは娘たちに大好評だった。


そうそう、これもね。


楽しい遠足だったな。また行きたいな。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「お出かけ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事