ひな菊の丘から

懐かしい曲をうたってみました

11月の第一土曜日は、お誘いを受けて、京都宝ヶ池のホンキートンクのステージに、久しぶりに立たせていただきました。この前はいつだったかな~と考えてみたのですが、多分フルメンバー揃わなかった時の千日前の真ん中のセットでデイジーヒルをやったんだと思います。

今さかのぼってみたら、これでした。実に、2年ぶり、ということですね。

今回は『デイジーヒルブルーグラスセット&植田雅也はKing of Bluegrass』という長いタイトルを付けてもらって、フライヤーの写真もなんと!わざわざ熊本城で撮って来ました。(なんのことはない、メンバーが一緒に熊本城に行っただけ)




最初に誘ってもらった時、ブルーグラスを選曲せよ、との指令を受けて、すぐに70年代、私の最初のアイドルだったDown Home Folksのレパが思い浮かびました。あの頃、女子バンドはみんな彼らの曲をやってたなあ。他にお手本にするバンドがほとんどなかった、ということもあるけど、彼らが来日して、生で見た、ということも大きいかもしれません。特に千里セルシーのコンサートの時なんて、すぐ横でバックホワイトさん、見てはったもんなあ。
ま、他にももちろんビル・モンローとかスタンレーとかデルとか、いろいろ選曲はしたのですが、結局この路線で行こう、ということになりました。

私たちの出番はこの日も真ん中のセット。で、福岡フェスの会場で一度合わせて、やっぱり不安なので、直前練習を中津のスタジオで前日にやって臨んだわけですが、実はメインのKing of Bluegrassの方が全然合わせられていない、ということで、そちらのメンバーでもある相方が現地5時集合。車に乗るなら私も一緒に出ないといけません。あー、長かったわ~ライブが始まるまで。

Kingのメンバーはこの人たち、真剣にリハやってはります。



歌詞ガン見です。



今日はここまでは客席いらんやろな、前のフロアだけで充分ちゃうかな、といいながら撮ってみる。



なんせ、あちこちでライブが行われています。大好きな秋元慎バンドも西宮で。これなかったら行ったのに・・・残念。いやいや、自分のライブがんばらんでどないすんねんな。

デイジーヒルのセットの方も少し音合わせして、やっぱり不安な曲は不安なままでした。ま、取りあえず腹ごしらえ。



本番、始まりました。集客が全然できてない、とKing本人も言ってたので、全く期待していなかったのですが、始まる直前からぼちぼちとお客さまの姿が。ありがたいことに、前のフロアだけじゃなく、後ろにも入っていただけました。



メンバーの記録のためのビデオとお客さまのビデオ。前の方でも動画撮影中です。



どこの位置から撮っても、やっぱり教授が写れへん。



やっと写った、と思ったらKingもやまちゃんも口を一文字に結んでます。



おやまあ、ほっしーまで。難行苦行ですか?



こちらのおふたりは普通の表情で良かった。



たいして練習もしてへんのに、みごとにアンサンブルでした。さすがな皆さまです。音圧もすごかったです。やまちゃん、時々おもしろかったけどね。

で、次のセットはデイジーヒル。



『ジャック・ヒックス始めました。』のON田くん、すばらしいコピーっぷりでした。



ONちゃんと私以外は、3セット出ずっぱりのお二方です。



今回は自分が学生時代の気分に戻ろう、と思い、三つ編みにしてみました。去年いただいた帽子がまた被れる季節になったので。それと、この衣装が評判良くて嬉しいです。実は娘のお上がり。



この3人コーラスの時と



こっちの3人コーラスと。



セットリストも上げておきます。

1.Good Morning Country Rain
2.Used to Be
3.Making Believe
4.Catfish John
5.Keep on the Sunny Side
6.I Believe in Music
7.In Tall Building
8.West Virginia
9.Scrap from your table

1から6までが彼らのレコードからの曲です。重箱の隅、みたいなちまちましたところはがっつりコピーしてますが、大きくは全くの別物になっちゃいました。でもおもしろかったからよしとしましょう。

撮影はいつものように、お茄子にお願いしました。いつもありがとね。

で、3セット目です。後ろに行って撮ってみました。あれ?5人?



良かった、ぜんきゅう居てた。



究極のセットリストなので、1セット目も3セット目も9曲です。



ブルーグラスのスタンダードナンバーがずらり。



それにしても豪華です。6人編成のフルバンドですものね。当初、ぜんきゅうがいるのに、相方は何を弾くんやろ?ベースは教授やし、もしかしてサイドギターかな?とか思ってたんですが、なんとぜんきゅうはフィドルで雇われてたんですねえ。この日、みんなに「すごいうまなったんちゃう?」「もうフィドラーやな」なんて言われてはりました。



岡山から単身ご来場のお客さまがカメラを構えてはります。彼女yoshimiちゃんも、来てよかった、って言うてくれたから良かったねえ、みんな。



また強く唇を噛み締めているやまちゃん。自分のブレイクでバンジョー弾くのに一生懸命なあまり、コーラス入りそびれて『あ!!!』っていう口になったところが、めっちゃ可愛かったです。仕事場ではゼッタイ可愛いとか言われへんやろけど。



平均年齢をちょっとだけ下げてるほっしー、相変わらずのすごいドブロ弾き。かっこいいわ~。そういえば、この日のメンバーはロジーンから3名、BMBから3名という変則的な編成でしたね。



がっつり本格派のブルーグラス、堪能いたしました。自分たちの演奏も楽しかったです。またやりたいな~

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