ひな菊の丘から

ビル・モンローナイト

今年はビル・モンロー生誕100年の記念の年に当たります。彼は9月に生まれ、9月に亡くなっているので、大阪ブルーグラスナイトではここ数年、9月は彼の回、ということになっていました。それに加えて100年、ということで、世話人さんもずいぶん早くから「9月にはトリビュートするからね、頼むよ。」と皆に声をかけていました。で、とうとうその夜はやってきました。

いつもより少し早いスタート。キックオフは三津谷組。




リノちゃんとママのハーモニー、ぴったり合っています。



ラッシーのお二人



モンロー・ブラザーズの名曲、No Home,No Place To Pillow My Headを歌われました。



阪神パークがないでしょのお二人。最近デュオが増えてきましたね。



ライブのチラシを配っておられたのですが、後で奥さまが私のところに来ておっしゃるには、チラシの写真は私が撮った(たぶんブログに載せた)ものだそうで、とても気に入って下さったのだそうです。写真がいいのではなく、お二人の笑顔がすてきなんだと思うのですが、そんな風に言って下さるならまたがんばって撮らなくちゃ。



S島さんはそのままステージに残られて、オイスター。



メンバー増殖してます。ドブロも入ってフルセットです。



新しいアルバム(タイトルはなんと『Monroe』!)ができたのですが、この日には間に合わなかった、というYっさん。



自分の身体と相談しながら、ライブもいくつか予定してるようです。応援してるで~!




世話人によると、ここからがいよいよトリビュートステージだそうです。まずは、この企画に一番に反応して手を挙げてくださった、というK本さん。マンドリンはT村さん、バンジョーはM片くんです。映ってませんが、「誰かベース弾いてくれへん?」という問いかけにステージに上がったのは千日前のベース弾きでした。控室で練習してはるよ。



「ビル・モンの歌は10曲ぐらいしか歌われへんのですけど。」なんてご謙遜。すばらしいK本節でした。



例月よりやっぱりお客さま多いかも?出演者が多いので、当然席は埋まるのですが、それを差し引いてもけっこういいんじゃない?



一番フットワークが軽い、ということなのか、千日前がここで登場しました。



Suger Coated Love を歌ってるのを後ろで聴いてたら、始まっちゃった、Wicked Path Of Sin。



「ブルーグラス界で一番ハイヒールが似合う」(A元Sん談)お嬢さんがステージに上がります。



あの曲のコーラスに乱入させてもらおうかと思ってます、と聞いてたので背中を押しました。




そのままステージに残ってもらって、千日前のサポートで2曲。「生オケで1曲、みたいな軽い気持ちで来たら、そうそうたるメンバーですやん。お客さまも多いし。こんなん私が出て行ってええんやろか?」なーんてことをおっしゃるのですが、大人気でした。




Dark As The Night,Blue As The Dayのサビのところで拍手が起きました。振り返ると先ほどのK本さん。後できいたのですが、なかなかあんな歌いまわしはできへん、良かった、という感想でした。それにしてもおじさまキラーのみゆっき、本領発揮です。



2曲目はCan't You Hear Me Calling,王道で行きます、と歌いだしたらキーがGでした。いや、確かに私もGでやってるんですが、それは自分のキーではなくて相方のコーラスの都合です。普通ならB位がいいんじゃないのかな?それよりレパにしていて長いこと歌ってる歌のテナーが付けられなかったことがめちゃくちゃショックでした。音が取れなかったのです。テナー、テナー、と思ってるから想像以上に低い音に反応できなかったのでしょうか?録画を見る勇気がありません。



続いて、奈良からGood To Blue、この日のために3か月前からスケジュールを調整して準備してたのだそうです。女性より高い声の出るM尾くん、血管キレそうなヴォーカルがはじけます。



Kさんのフィドルもはじけます。



この後デイジーヒル、ようやく出番が回ってきました。レギュラーは先にやらせてくれるのかと思ってたら、「なんも決めてへん。早いもん勝ち」とのこと。これでも手ぇあげて待ってたんですがねえ。写真はうっかり頼むのを忘れました。3曲用意していきましたが、遠慮して2曲にしたので、ビル・モンの曲は1曲になってしまいました。

1.Is The Grass Any Bluer
2.I'm Blue,I'm Lonesome

1.はロンダ・ビンセントが彼の死を悼んで作った曲です。普段はぽっとでいじーで演っているのですが、少ない音でどうやったんやろ?
2.はあまり普段はやらない曲をと選びました。おかげで曲がかぶることはなかったです。

さて、次のバンドは、前の写真とよ~く似ていますが、違います。サザン・マウンテン・ボーイズ∞マイナス2プラス2、です。



御大が相方に、「今晩はギター弾いてくれへんかな?そしたらステージ出来ると思うねんけど。」と。いやいや、一応彼はギター弾きですから。最近忘れられがちですが。



客席もじっくり聴いてしっかり楽しんでおられるようです。







T村さんとON田くん



普段見られない組み合わせが色々楽しめました。



八尾のワルツ王も



王道のKentucky Waltzを。客席には、相方のビルモンローモデルのマンドリンの製作者、U田さんも来られていました。



箕面のF井さんもトリビュート。




奈良のS田さんもトリビュート。



珍しくこの方も。京都のビジュアル系バンドのマンドリン弾きさんです。



世話人曰く、「3べん位メール送ったのに何の返信もなかった。」でも彼曰く、「やっぱしビルモンローやったら行かんわけにはいかんやろ、と思て。」通勤経路の途中なので、これからも来てくれるかも、です。



二代目ミスターブルーグラスナイトを襲名したばかりのチャーリーさんもトリビュートです。



ところが、残念なことに彼は仕事で東京に行かれるのだそうで、来月は思い残すことのないように、しっかり歌っていっていただきましょう。



最後はK本さんを囲んで、Is The Blue Moon Still Shining 



コーラスガールも歌詞をいただいて上がってみました。



ステージを埋め尽くすほどの人数でした。



ドブロはオイスターの新メンバーK分さん



コッテコテのマンドリン弾きの競演



更に、最後になってようやくステージに上がってきた若手マンドリン弾き。この他にも、2大強烈テナーヴォーカリストが並んでマンドリン弾いてたり、やっぱりビルモンロートリビュートだわ、と改めて思ったのでした。



そうそう、実はもう一度ステージに上がったのです。元祖ホワイトシスターズでNew River TrainとTrue Life Blues、でも写真がなかったな。歌詞を覚えてない歌を突然やる!っていうの、もうやめてよね、Ky子ちゃん。
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