謹賀新年。
徳島でのぐーたら正月が、横浜に戻っても続いていて、やっと今年の初記事。
その間目に留まった韓国映画関係の記事の中に<韓国映画館の一日観客数が初めて200万人突破>という「ハンギョレ」の記事がありました。(→コチラ。)
韓国の人口(約5千万人)を考えると、近所で誰かは・・・あ、これは大雑把だな、学校のクラス内で誰か2人はこの日映画を観に行ったことになります。
ひるがえって日本の場合、「正月映画」は今どのくらいの関心事になっているのでしょうか? 私ヌルボ、よくわからないどころか全然わかりません。
日頃めったに映画を観ない人でも、たとえば正月には寅さん映画を観に行くという習慣の人たちが以前はいたものですが・・・。
私ヌルボの場合、正月映画と聞いて思い出すのは、遠い昔の東映時代劇です。忠臣蔵とか清水次郎長とか、正確な映画のタイトルは憶えていませんが、大勢の子供たちがクライマックスになると「うぉーっ」と歓声を上げたりしたものです。→コチラの記事「正月映画の立看板」にも当時(1950年代後半)の雰囲気等が書かれています。また→コチラの記事によると、ヌルボが観たのは美空ひばりが共演の東映正月映画「忠臣蔵 「櫻花の巻」「菊花の巻」」(1959)だったかもしれません。ちょうど今日から京橋のフィルムセンターでは<日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界>という企画特集が始まりました。(→コチラ参照。) そのラインナップを見ると「任俠清水港」(1957)あたりもうっすらと記憶があります。ただ、今観ても昔みたいなワクワク感は到底望めないでしょうね・・・。
★★★ Daumの人気順位(1月6日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①クォ・ヴァディス(韓国) 9.6(122)
②パンクチュア 合衆国の陰謀 9.5(86)
③犬どろぼう完全計画(韓国) 9.3(185)
④いのち(韓国) 9.3(106)
⑤60万回のトライ(日本・韓国) 9.3(95)
⑥ボックストロール 9.1(29)
⑦ちびっこ潜水艦オリー 2 9.1(23)
⑧アクト・オブ・キリング 9.1(40)
⑨ピアノ・レッスン 9.0(87)
⑩ハウルの動く城(日本) 9.0(880)
今回の新登場は③「犬どろぼう完全計画」だけです。映画の原題は「개를 훔치는 완벽한 방법(犬を盗む完璧な方法)」ですが、原作のバーバラ•オコーナーのジュニア小説「犬どろぼう完全計画」(文溪堂)のタイトルを仮題としました。彼女の作品の初めての映画化がこの韓国映画ということは、韓国で2008年刊行以来よく読まれてきたということ。キャッチコピーは「10歳の女の子の奇想天外なドロボー。皆の心を盗む「イヌ」犯罪のヒューマン・コメディ」です。ある日突然、父と家がなくなってしまったジソ(イ・レ←あの「ソウォン」の天才子役!)は、弟のジソク(ホン・ウンテク)、お母さん(カン・ヘギョン←5年ぶりのスクリーン復帰)と一緒にミニワゴン(ピザの配達車)で暮らし始めます。1週間だけ過ごして引越しするというお母さんの言葉を信じることができないジソはイヌを盗んだ後、その飼い主が貼ったイヌを探す貼り紙を見つけて犬をつれていき、お礼のお金をもらうという金を稼ぐ方法を思いつきます。計画通り盗むイヌを物色していたジソはあるお屋敷に住む老夫人(キム・ヘジャ←「母なる証明」以来5年ぶり)の愛犬ウォーリーをターゲットに決めますが・・・。
【専門家による順位】
①6才のボクが、大人になるまで。 9.5(8)
②サンドラの週末 8.5(4)
③クラウズ・オブ・シルス・マリア 8.3(6)
④鉄の夢(韓国) 8.0(5)
⑤アクト・オブ・キリング 7.8(6)
⑥ゴーン・ガール 7.7(8)
⑦自由が丘で(韓国) 7.7(4)
⑧インターステラー 7.6(9)
⑨マップ・トゥ・ザ・スターズ 7.4(5)
⑩巨人(韓国) 7.1(8)
②「サンドラの週末」だけが今回の新登場です。監督はベルギーのダルデンヌ兄弟で、昨年のカンヌ映画祭出品作。週末、突然自分がレイオフ(一時解雇)の対象になったことをケータイで知らされたサンドラ(マリオン・コティヤール)。16人の従業員のボーナス返上案が過半数の賛成を得ない限り、週明けにレイオフを実施するという内容。それはショックを受けながらも、彼女は気を取り直して夫が運転する車で同僚たちの家を回ることに・・・。ところが、ボーナスをあきらめてほしい提案に、同僚の反応は様々。当然のことですが、皆それぞれに問題を抱えているのです。多くの人がレイオフとボーナスカットの二者択一というどうしようもない選択を迫られているというのは今資本主義各国の共通課題で、はたしてこの作品はどういうように物語をまとめているのか気になるところです。韓国題は「내일을 위한 시간(明日のための時間)」。日本公開は5月です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[1月2日(金)~1月4日(日)] ★★★
「国際市場」の勢い衰えず 800万人に到達
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・国際市場(韓国)・・・・・・・・・・・・12/17・・・・・・・・・・1,655,500・・・・・・・・・・7,752,961・・・・・・・・60,542 ・・・・・・1,044
2(新)・・96時間/レクイエム・・・・・・・・1/01 ・・・・・・・・・・・641,886・・・・・・・・・・1,109,175・・・・・・・・・8,930・・・・・・・・616
3(新)・・マダガスカルのペンギン・・・12/31 ・・・・・・・・・・・498,116 ・・・・・・・・・・・859,796・・・・・・・・・6,609・・・・・・・・615
4(3)・・あなた、その川を渡らないで(韓国)・・11/27 ・・・・341,737・・・・・・・・・・4,367,107・・・・・・・・34,082・・・・・・・・486
5(2)・・技術者たち(韓国)・・・・・・・・・・12/24・・・・・・・・・・・・310,971・・・・・・・・・・2,249,416・・・・・・・・17,445・・・・・・・・481
6(4)・・ホビット 決戦のゆくえ・・・・12/17 ・・・・・・・・・・・・・140,943・・・・・・・・・・2,720,834・・・・・・・・23,277・・・・・・・・350
7(35)・・犬どろぼう完全計画(韓国)・・12/31・・・・・・・・・・・・75,181・・・・・・・・・・・155,814・・・・・・・・・1,192・・・・・・・・199
8(5)・・尚衣院(韓国)・・・・・・・・・・・・・・12/24 ・・・・・・・・・・・・・56,782・・・・・・・・・・・761,857・・・・・・・・・5,986・・・・・・・・264
9(6)・・雪の女王2:トロールの魔法の鏡・・12/24・・・・・・・・54,988・・・・・・・・・・・584,288・・・・・・・・・4,262・・・・・・・・229
10(9)・・インターステラー ・・・・・・・・・・11/06・・・・・・・・・・・・50,039・・・・・・・・・10,175,946・・・・・・・・81,333・・・・・・・・109
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「国際市場」は今日(1月6日)800万人を突破します(確実!)。「弁護人」や「7番房の奇跡」とほぼ同ペースだそうで、つまりは1千万人を超えるということか? →コチラの韓国在住の方のブログ記事によると「映画館内には、大声で嗚咽してる人も~」とのことです。なお、1月3日の<Kstyle>の記事(→コチラ)によると「韓国映画史上初の大記録!オ・ダルス、累計観客1億人突破」だそうで、これはすごい! 名前は知らなくても顔を見れば思い出す人は多いのでは? おなじみの名脇役です。
「あなた、その川を渡らないで」は400万人を超えました。観客はとくに若い人たちが多いそうで、それはどう解釈すべきかな?
今回の新登場2・3・7位の3作品です。
2位「96時間/レクイエム」は、製作&脚本のリュック・ベッソンと主演リーアム・ニーソンがタッグを組んだアクションシリーズの第3作。特殊なスキルを駆使して活躍する元CIA工作員が最後の死闘に臨みます。1月9日日本公開ということで、すでに諸情報がたくさん出ています。韓国題は「테이큰 3」。
3位「マダガスカルのペンギン」は、ドリームワークスの「マダガスカル」シリーズに登場する人気キャラクターのペンギンたちを主人公にしたアニメ。過去NHKEテレでも放送されたものとは直接的な関係はなく、南極でのペンギンたち4人(羽?)組の誕生に始まり、その後外の世界に飛び出してイタリアのヴェネチアで極悪タコと戦い、さらには背後の巨悪と対決するという物語のようです。韓国題は「마다가스카의 펭귄」。日本公開は2015年秋とのことです。
7位「犬どろぼう完全計画」については前述の通りです。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・あなた、あの川を渡らないで(韓国)・・11/27・・・・・・・・・・341,737・・・・・・・・・・・4,367,107 ・・・・34,082・・・・・・・・・486
2(35)・・サンドラの週末・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/01・・・・・・・・・・・・・6,869 ・・・・・・・・・・・・・12,898 ・・・・・・・109 ・・・・・・・・・40
3(2)・・マミー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/18・・・・・・・・・・・・・・4,182 ・・・・・・・・・・・・・40,836 ・・・・・・・324 ・・・・・・・・・37
4(4)・・ムード・インディゴ うたかたの日々・・12/11 ・・・・・・・・・・・・3,621・・・・・・・・・・・・・・38,227 ・・・・・・・307 ・・・・・・・・・31
5(3)・・クラウズ・オブ・シルス・マリア・・・・・12/18 ・・・・・・・・・・・・・・2,561 ・・・・・・・・・・・・・25,291 ・・・・・・・202 ・・・・・・・・・22
2位「サンドラの週末」だけが新登場です。これについては上述しました。
徳島でのぐーたら正月が、横浜に戻っても続いていて、やっと今年の初記事。
その間目に留まった韓国映画関係の記事の中に<韓国映画館の一日観客数が初めて200万人突破>という「ハンギョレ」の記事がありました。(→コチラ。)
韓国の人口(約5千万人)を考えると、近所で誰かは・・・あ、これは大雑把だな、学校のクラス内で誰か2人はこの日映画を観に行ったことになります。
ひるがえって日本の場合、「正月映画」は今どのくらいの関心事になっているのでしょうか? 私ヌルボ、よくわからないどころか全然わかりません。
日頃めったに映画を観ない人でも、たとえば正月には寅さん映画を観に行くという習慣の人たちが以前はいたものですが・・・。
私ヌルボの場合、正月映画と聞いて思い出すのは、遠い昔の東映時代劇です。忠臣蔵とか清水次郎長とか、正確な映画のタイトルは憶えていませんが、大勢の子供たちがクライマックスになると「うぉーっ」と歓声を上げたりしたものです。→コチラの記事「正月映画の立看板」にも当時(1950年代後半)の雰囲気等が書かれています。また→コチラの記事によると、ヌルボが観たのは美空ひばりが共演の東映正月映画「忠臣蔵 「櫻花の巻」「菊花の巻」」(1959)だったかもしれません。ちょうど今日から京橋のフィルムセンターでは<日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界>という企画特集が始まりました。(→コチラ参照。) そのラインナップを見ると「任俠清水港」(1957)あたりもうっすらと記憶があります。ただ、今観ても昔みたいなワクワク感は到底望めないでしょうね・・・。
「朝鮮日報」1月2日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | |
「サンドラの週末」真心こめた映画はある ★★★★ 「96時間/レクイエム」期待にはずれない続編 ★★☆ | 「マダガスカルのペンギン」楽しくて、めずらしくて ★★★ 「ザ・テノール 真実の物語」完璧口パク遵守の音楽 ★★★ |
※「ザ・テノール 真実の物語」は韓国映画。ヨーロッパでスターとなった声楽家ペ・チェチョル(ユ・ジテ)が日本公演を行うことになるが、舞台を前にチェチョルは甲状腺がんに倒れる。声を失った彼に妻のユニと公演の企画を担当した日本人サワダは手を差しのべる、というストーリー・・・って実は昨年10月に日本で公開されていましたね。他の3作品は以下の記事中で紹介しています。 |
★★★ Daumの人気順位(1月6日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①クォ・ヴァディス(韓国) 9.6(122)
②パンクチュア 合衆国の陰謀 9.5(86)
③犬どろぼう完全計画(韓国) 9.3(185)
④いのち(韓国) 9.3(106)
⑤60万回のトライ(日本・韓国) 9.3(95)
⑥ボックストロール 9.1(29)
⑦ちびっこ潜水艦オリー 2 9.1(23)
⑧アクト・オブ・キリング 9.1(40)
⑨ピアノ・レッスン 9.0(87)
⑩ハウルの動く城(日本) 9.0(880)
今回の新登場は③「犬どろぼう完全計画」だけです。映画の原題は「개를 훔치는 완벽한 방법(犬を盗む完璧な方法)」ですが、原作のバーバラ•オコーナーのジュニア小説「犬どろぼう完全計画」(文溪堂)のタイトルを仮題としました。彼女の作品の初めての映画化がこの韓国映画ということは、韓国で2008年刊行以来よく読まれてきたということ。キャッチコピーは「10歳の女の子の奇想天外なドロボー。皆の心を盗む「イヌ」犯罪のヒューマン・コメディ」です。ある日突然、父と家がなくなってしまったジソ(イ・レ←あの「ソウォン」の天才子役!)は、弟のジソク(ホン・ウンテク)、お母さん(カン・ヘギョン←5年ぶりのスクリーン復帰)と一緒にミニワゴン(ピザの配達車)で暮らし始めます。1週間だけ過ごして引越しするというお母さんの言葉を信じることができないジソはイヌを盗んだ後、その飼い主が貼ったイヌを探す貼り紙を見つけて犬をつれていき、お礼のお金をもらうという金を稼ぐ方法を思いつきます。計画通り盗むイヌを物色していたジソはあるお屋敷に住む老夫人(キム・ヘジャ←「母なる証明」以来5年ぶり)の愛犬ウォーリーをターゲットに決めますが・・・。
【専門家による順位】
①6才のボクが、大人になるまで。 9.5(8)
②サンドラの週末 8.5(4)
③クラウズ・オブ・シルス・マリア 8.3(6)
④鉄の夢(韓国) 8.0(5)
⑤アクト・オブ・キリング 7.8(6)
⑥ゴーン・ガール 7.7(8)
⑦自由が丘で(韓国) 7.7(4)
⑧インターステラー 7.6(9)
⑨マップ・トゥ・ザ・スターズ 7.4(5)
⑩巨人(韓国) 7.1(8)
②「サンドラの週末」だけが今回の新登場です。監督はベルギーのダルデンヌ兄弟で、昨年のカンヌ映画祭出品作。週末、突然自分がレイオフ(一時解雇)の対象になったことをケータイで知らされたサンドラ(マリオン・コティヤール)。16人の従業員のボーナス返上案が過半数の賛成を得ない限り、週明けにレイオフを実施するという内容。それはショックを受けながらも、彼女は気を取り直して夫が運転する車で同僚たちの家を回ることに・・・。ところが、ボーナスをあきらめてほしい提案に、同僚の反応は様々。当然のことですが、皆それぞれに問題を抱えているのです。多くの人がレイオフとボーナスカットの二者択一というどうしようもない選択を迫られているというのは今資本主義各国の共通課題で、はたしてこの作品はどういうように物語をまとめているのか気になるところです。韓国題は「내일을 위한 시간(明日のための時間)」。日本公開は5月です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[1月2日(金)~1月4日(日)] ★★★
「国際市場」の勢い衰えず 800万人に到達
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・国際市場(韓国)・・・・・・・・・・・・12/17・・・・・・・・・・1,655,500・・・・・・・・・・7,752,961・・・・・・・・60,542 ・・・・・・1,044
2(新)・・96時間/レクイエム・・・・・・・・1/01 ・・・・・・・・・・・641,886・・・・・・・・・・1,109,175・・・・・・・・・8,930・・・・・・・・616
3(新)・・マダガスカルのペンギン・・・12/31 ・・・・・・・・・・・498,116 ・・・・・・・・・・・859,796・・・・・・・・・6,609・・・・・・・・615
4(3)・・あなた、その川を渡らないで(韓国)・・11/27 ・・・・341,737・・・・・・・・・・4,367,107・・・・・・・・34,082・・・・・・・・486
5(2)・・技術者たち(韓国)・・・・・・・・・・12/24・・・・・・・・・・・・310,971・・・・・・・・・・2,249,416・・・・・・・・17,445・・・・・・・・481
6(4)・・ホビット 決戦のゆくえ・・・・12/17 ・・・・・・・・・・・・・140,943・・・・・・・・・・2,720,834・・・・・・・・23,277・・・・・・・・350
7(35)・・犬どろぼう完全計画(韓国)・・12/31・・・・・・・・・・・・75,181・・・・・・・・・・・155,814・・・・・・・・・1,192・・・・・・・・199
8(5)・・尚衣院(韓国)・・・・・・・・・・・・・・12/24 ・・・・・・・・・・・・・56,782・・・・・・・・・・・761,857・・・・・・・・・5,986・・・・・・・・264
9(6)・・雪の女王2:トロールの魔法の鏡・・12/24・・・・・・・・54,988・・・・・・・・・・・584,288・・・・・・・・・4,262・・・・・・・・229
10(9)・・インターステラー ・・・・・・・・・・11/06・・・・・・・・・・・・50,039・・・・・・・・・10,175,946・・・・・・・・81,333・・・・・・・・109
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「国際市場」は今日(1月6日)800万人を突破します(確実!)。「弁護人」や「7番房の奇跡」とほぼ同ペースだそうで、つまりは1千万人を超えるということか? →コチラの韓国在住の方のブログ記事によると「映画館内には、大声で嗚咽してる人も~」とのことです。なお、1月3日の<Kstyle>の記事(→コチラ)によると「韓国映画史上初の大記録!オ・ダルス、累計観客1億人突破」だそうで、これはすごい! 名前は知らなくても顔を見れば思い出す人は多いのでは? おなじみの名脇役です。
「あなた、その川を渡らないで」は400万人を超えました。観客はとくに若い人たちが多いそうで、それはどう解釈すべきかな?
今回の新登場2・3・7位の3作品です。
2位「96時間/レクイエム」は、製作&脚本のリュック・ベッソンと主演リーアム・ニーソンがタッグを組んだアクションシリーズの第3作。特殊なスキルを駆使して活躍する元CIA工作員が最後の死闘に臨みます。1月9日日本公開ということで、すでに諸情報がたくさん出ています。韓国題は「테이큰 3」。
3位「マダガスカルのペンギン」は、ドリームワークスの「マダガスカル」シリーズに登場する人気キャラクターのペンギンたちを主人公にしたアニメ。過去NHKEテレでも放送されたものとは直接的な関係はなく、南極でのペンギンたち4人(羽?)組の誕生に始まり、その後外の世界に飛び出してイタリアのヴェネチアで極悪タコと戦い、さらには背後の巨悪と対決するという物語のようです。韓国題は「마다가스카의 펭귄」。日本公開は2015年秋とのことです。
7位「犬どろぼう完全計画」については前述の通りです。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・あなた、あの川を渡らないで(韓国)・・11/27・・・・・・・・・・341,737・・・・・・・・・・・4,367,107 ・・・・34,082・・・・・・・・・486
2(35)・・サンドラの週末・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/01・・・・・・・・・・・・・6,869 ・・・・・・・・・・・・・12,898 ・・・・・・・109 ・・・・・・・・・40
3(2)・・マミー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/18・・・・・・・・・・・・・・4,182 ・・・・・・・・・・・・・40,836 ・・・・・・・324 ・・・・・・・・・37
4(4)・・ムード・インディゴ うたかたの日々・・12/11 ・・・・・・・・・・・・3,621・・・・・・・・・・・・・・38,227 ・・・・・・・307 ・・・・・・・・・31
5(3)・・クラウズ・オブ・シルス・マリア・・・・・12/18 ・・・・・・・・・・・・・・2,561 ・・・・・・・・・・・・・25,291 ・・・・・・・202 ・・・・・・・・・22
2位「サンドラの週末」だけが新登場です。これについては上述しました。
「晩秋」所収の金志軒『韓日対訳創作シナリオ選集』。
韓国文化院→掲示板→話題の情報
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是非ご一読ください。
金惠子が1941年9月、朴正子が1942年3月生まれとのことで、ほぼ同年齢なんですね。
私は韓国ドラマは少ししか見ていなくて知識もあまりないので「母なる証明」を観るまで金惠子のことを知りませんでした。
朴正子は、80年代頃の映画をいくつか観たことがあります。一昨年・昨年と日本ではごく一部で上映された「結界の男」にもムーダン役で出演していたようですが、私は観ていません。
三百人劇場、懐かしいですね。しかし韓国映画祭以外で行った記憶はなく、国際演劇フェスティバルのことも知りませんでした。
今検索して次のような記事が見つかりました。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1996/02274/mokuji.htm
https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1996/00799/contents/014.htm
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-86811-storytopic-86.html
1997年のことで、横浜での公演もあったのですね。ぜひ見たかったです。残念。
今月も日韓演劇交流センターが以下の催しを行います。
2015年 韓国現代戯曲ドラマリーディング公演 Vol.7
公演期間:1月15日(木)~18日(日)
会場:三軒茶屋・シアタートラム
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2015/01/_2015.html
宣伝になって恐縮ですが、センター発行の『韓国現代戯曲集』は今回で7冊目を発行。市販されていませんが、劇場ロビーで買うことはできます。(一冊千円)
ちなみにこれを1から6まで備えている図書館は法政大学図書館だけのようです。