ダンポポの種

備忘録です

この一冊から始まった…

2011年10月10日 22時50分00秒 | 本・雑誌
物置の一番奥に押し込んだまま放ったらかしにしていたダンボール箱を久しぶりに引きずり出して、箱の中を覗いてみました。

私が子供の頃に読んでいた懐かしい本(電車関連)が、出てきました…。
当時、電車に興味を持ち始めていた私を、果てしなき鉄道趣味の世界へ導いてくれた、私にとって〝テツ入門書〟と言える大切な本です。



↑ダンボール箱から出てきた本たち。私が子供のころ、親に買ってもらったものです。
 『鉄道№1全百科』だけは、私が買ってもらったのではなく、私の兄が、親に買ってもらったやつだったと思う…。


↓これが「はじまりの一冊」です!

↑『私鉄全線大百科』
 発行:実業之日本社(こどもポケット百科編集部)
 初版第1刷、1980年(昭和55年)8月発行。

これが、私が初めて買ってもらった、電車の本です。
西宮ではなく、広島で買ってもらいました。小学1年生のときだったと思います。
私が持っている電車の本のなかでは、これが一番古いです。まさに、私のテツ・ライフは「この一冊から始まった」のです。
見ての通り、もうボロボロになっていますけどね。
最初は表紙カバー(カラー写真刷り)をまとっていたのですが、遠の昔に無くなっております。



↑本の中身です。
 私鉄全線大百科なので、日本の私鉄(会社)が全部載っています。
 この本のおかげで、私鉄の会社名をずいぶん覚えました。
 広島に住んでいたころに買ってもらったので、広島電鉄のページは何度も何度も開いた記憶があります。(ただ、文章は、小学1年生にはまだちょっと難しい…)
 えっ? 鉛筆で何か書き込んである?
 ページの余白に、掲載写真(列車)の運行区間を自分で書き加えたのですな。なんと勤勉な…。



↑こちらは、阪急電鉄のページ。(撮影の都合で、ページの隅をクリップで固定してありますよ)
 本の中では、各私鉄ごとに、路線図(全駅記載)がまとめてあります。
 なお、時代を映しているというか…、この本の中では、路線図の部分はすべて〝手書き〟です。

 西宮へ引っ越ししてからは、阪急電鉄のページも繰り返し眺め、駅名を覚えたりしたものです。
 なんか、路線図のページにマーキングしてますなぁ…。どういう意味だろう?
 阪神国道と今津は自宅の最寄り駅ということで印を付けたんだろうけれど、夙川と芦屋川のマーキングは何? 今さら、自分でも分かりませぬ…。
 「にしなだ(西灘)」という懐かしい駅名も見えますね。(現在は、王子公園)