ダンボールのいろいろ

面白ろ不思議なダンボールの世界へ!!

ダンボールは一つの企業だけでは作れない

2024年07月23日 | ダンボール
ダンボールは、ダンボール製造を専門としている企業が作るものですが、
様々な専門企業が関わってようやく出来上がるものなのです。

そのことを改めて考えさせてくれたのが、
6月9日(日)に放送された、
がっちりマンデー(TBS)でした。

ここで紹介された企業は、埼玉県さいたま市にある
コンゴーテクノロジーという会社で、
主に抜型を制作されています。

ちなみにこの時の番組のサブタイトルは、
「狭いけどスゴい! 縁の下の埼玉メーカー」
でした。

コンゴーテクノロジーさんが手掛けている抜型は、
ダンボール製造の現場でも重宝されています。

実は、私たちもお世話になっているかもしれない
抜型による加工処理というものがあります。
それは、ジッパー加工と呼ばれている箇所で、
箱の側面などに「OPEN」と書かれている部分のことです。

様々な紙製品に取り入れられているジッパー加工ですが、
実は細かい計算が必要な個所なのだそうです。

さらに、ジッパー加工部分を含めた抜型を作るのは、
まさに職人の仕事といえます。

なぜなら、ベニヤ板に金属を貼ることや、
抜型に紙詰まりが起こらないようスポンジを貼りつけることなどが
手作業で行われているからです。

まさに、縁の下の力持ち企業です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今すぐほしい、ダンボール家具

2024年06月25日 | ダンボール
ダンボール家具が珍しくなくなってきた今、
求められるのは、デザイン性や使い勝手だけでは
なくなってきているようです。

とはいえ、未だに……

ダンボール製だから、リサイクルできて当たり前。
木製家具より安くて当たり前。

そんな風に思われているかもしれません。

いずれにせよ、愛着を持って長年使い込む家具というよりも、
インスタント的なニュアンスが強いように思います。

だからこその強みを持った家具が、
ダンボール家具専門店HOWAYから発売されています。

シリーズ名を「Gravif(グラヴィフ)」といいます。

木目柄が特徴のこのシリーズは、
ホワイト、ブラック、コーヒー、アイボリーの4色から選べます。
さらに、超軽量という特徴も併せ持っていて、
マルチラック1段の重量は約1.6kgなのです。

一般的なカラーボックスの重量から、
1段当たりの重さを計算すると約3kgになるので、
いかに軽いかがおわかりいただけるでしょう。

さらに驚くべきは、超軽量にもかかわらず
耐荷重が7kgもあるところです。
木製ラックと比較すると、耐荷重においては劣ってしまいますが、
軽いものを収納する分には、不自由はしないでしょう。

サイドテーブルとして、使いたい家具です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダンボールを通して開かれる交流会

2024年05月27日 | ダンボール
茨城県水戸市にある水戸芸術館で、4月27日に
ダンボールを使ったあるイベントが開催されました。

このイベントは、毎年開催されているもので、
日比野克彦さんが企画しています。

今回作られたダンボール作品は、「サッカー」。
ボールはもちろん、ゴールポストもダンボール製です。

このイベントは、
アートとスポーツを一緒に楽しむことを目的としています。

あくまでアートということもあり、
サッカーのボールも、通常の球体ではなく
おにぎりや骨付き肉!

そのほかにも、球体ではない作品が
ボールの役割を果たしていました。

そして、ボールの上をいくユニークさを醸していたのが、
ゴールポストでした。

エッフェル塔やフランスパン、
サモトラケのニケ(頭のない天使像)など、
今年の夏に開かれるパリ五輪を意識した作品がそろっていました。

面識のない人同士であっても
一緒に作品を作り、作品と共に遊ぶことは、
コミュニケーションの取り方を見直すことにもつながるようです。
また、子供たちにとっては、
コミュニケーションだけでなく、表現のアウトプットなどを
学ぶ時間をしっかりと確保することができたように感じました。

来年のイベントでは何が作られるのか、今から楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

格好いいダンボールが登場する漫画

2024年04月23日 | ダンボール
今や漫画も無料で楽しむ時代……なのかもしれませんが、
すべての作品を無料で読むというのは、お勧めできません。

Web版週刊誌などでは1話~3話くらいが
無料で閲覧できることもあるので、
立ち読みならぬ試し読みをして回るのが
私のひそかな楽しみでもあったりします。

さて、今回紹介したい漫画は、
週刊ヤングマガジンと講談社のコミックDAYSにて連載されている
「アンダーニンジャ UNDER NINJA」という作品です。
作者は、花沢健吾さん。
2016年に映画化された、アイアムアヒーローの作者でもあります。

さて、このアンダーニンジャという作品なのですが、
第二次世界大戦後も忍者は、その活動を辞めていなかった、
という世界が展開されています。

そして、この作品の主人公である雲隠九郎は、
無気力かつ引きこもりのニートとして登場します。

そんな九郎が、忍務(にんむ)で高校生として都内の高校に潜入します。

その高校が襲撃を受け、潜入した忍を援護すべく投入されたのが、
ダンボールから変形したキューブというロボットなのです。

なお、2023年10月から12月まで
TBSの深夜アニメとして放送されており、
アニメの9話以降で、動くキューブを見ることができます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビに登場したダンボールオープナー

2024年03月19日 | ダンボール
よく見るテレビ番組の一つに、
「所さんお届けモノです!」(MBS毎日放送)があります。

紹介されるものの多くがご当地グルメなのですが、
2月24日の放送回では、
「巨大展示場で見つけた春ギフト」として
ダンボールカッターが紹介されました。

そのダンボールカッターの商品名を、
「段ボールのこダンちゃん」といいます。

製作・販売元は、岐阜県関市にある長谷川刃物株式会社です。
関市は刃物のまちとして有名なだけでなく、
近年、外国人観光客にも人気の土地ですね。

なお、ダンちゃんはシリーズ化していて、
段ボールのこシリーズは、
スタンダード、フッ素コート(粘着物が付きにくい加工)、
キャップ付きの3種類があります。

また、名前は変わりますが、
ダンちゃんシリーズ内には、
開封のこというシリーズがあり、
こちらはスタンダード、フッ素コート、刃ナシくんの3種類があります。

ダンちゃんシリーズの刃は、のこぎりのような形をしていますが、
ギザウェーブ加工(対象は切れるけれども鋭利な刃ではない)が
施されているため、
誤って手を切ってしまうことがないそうです。

一般的なダンボールカッターと違って
曲線状に切ることができるので、
工作ツールとしてもおすすめです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする