勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

ライトアップ

2007-12-11 22:46:37 | Weblog
 泣きだしそうな空模様に、躊躇しながら出かけた駒込の六義園。幸い雨にも降られず、気温も暖かで、名残を惜しむ紅葉を満喫した。
 午後4時半、一斉に点灯されたライトに照らし出された燃えるような紅色に、黄昏時の園内のあちらこちらから、ため息が洩れてくる。
 去りがたい気持ちを残しての帰路、先日ippuさんからご紹介いただいた、そば処「小松庵」に立ち寄った。高級感のある落ち着いた店内は、それだけでホットする。お薦めの二八そばを注文したが、その美味さは値段にも納得である。デザートの甘さを抑えたそばアイスは、むらさき芋とマッチした不思議な味わいに、こちらにも舌鼓を打った。

 帰り支度をしていると、店に入ってきた一組のお客様に眼を疑った。僕の歌の先生でもあり、人生の師と仰ぐ、チャーリー・脇野氏ではないか。偶然の出会いに帰るのも忘れ、ひとしきり話に花が咲く。また会うことを約束して、紅葉と師との出会いの余韻に浸りながら、一足先に帰路についた。