DANCE for REAL(ダンスフォーリアル・鳥取)

「DANCE for REAL」の
MITOが、鳥取県を中心に
ダンスやイベント情報について
書いています。

振付の「著作権」意識

2013-04-12 13:03:26 | 日記
「アリスのDANCE TEA PARTY」(3/30)以来、
将来の夢が「ダンスの先生」から
「デザイナー」に変わった娘。



つまようじを戸棚から取り出してきて、
絵の具を塗り塗り。前衛芸術家風の作品に
見えなくもない?!

子どもって影響を受けやすいのね(笑)☆

さて、先日、久しぶりに「丸京製菓」さんから
お電話を頂きました。

「どら焼き」で有名な米子市の会社ですね♪♪
以前、社員さんで結成された「丸京踊り子隊」
の振付を担当させていただきました。



用件は、「先生に作って頂いた男性パートの
振付を女性が踊っても良いか?」という相談でした。

振付したのは9年前のこと。
最初はぴんと来なかったのですが、
私に振付の「著作権」があるので、
変更したい内容に対して許可を得るための
お電話だったのです。

今も私の指導した通りの振付を
踊って下さっていることに感激したと
同時に、あらためて自分自身の「著作権意識」が
かなり低くなっているのだなぁと感じました。

良いか悪いかは別として、
ダンス業界では「振付の著作権」のライン引きが
曖昧なことの方が多いです。

ダンサーの振付は、
その人自身もどこかで習ったり、
誰かから影響を受けて
生み出された動きであることが多く、
「このダンスは、私の完全なオリジナル」と
言い切れないことが原因なのかもしれません。

私がダンスを習い始めた頃は、
習った振りと少しでも違った
踊り方をすると怒る先生や、
習った振りをチームのダンスに
取り入れて踊る場合は、必ず許可を
求める先生もおられました。

今でも、レッスンのビデオ撮影を禁止する
先生は割りといらっしゃるので、
県内外でWSを受けられる場合は、
必ず事前に確認を取るようにしたいですね。

厳しい社会競争の中で目立って
活躍されている「丸京製菓」さん。
「著作権」意識もしっかりと持って
いらっしゃいます。さすが!!見習いたいです!!

今年の6月1日~2日は、毎年恒例の
「工場祭」を開催されるそうなので、
お近くの方は、ぜひ「どら焼き」を
食べに遊びにいってみて下さいね♪


☆☆☆(「DANCE for REAL」メンバーのデコレーション作品 )☆☆☆