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産業再生機構がダイエー株式処分を急いだもう一つの理由とは?

2006-10-12 | 事業再生・M&A
いつもご覧下さり誠に有難うございます。


まずは、遅ればせながらプロ野球ネタ。
10日、中日がセリーグ制覇。号泣する落合監督、いいシーンでした。
一方、パリーグ・プレーオフでは日本ハムがソフトバンクに王手。
個人的には、王監督に(事実上の)有終の美を飾らせてあげたい、
という気持ちが強いんですけどね。
やはり3位が勝ち上がるっていうのは困難なのでしょうか、野球も、携帯も。


で、もし中日対日本ハムの対決となったら、
「ご無沙汰」シリーズとでも呼ぶことになるのでしょうか。
というのも、前回の日本一からの経過年数が中日で52年、
日本ハムで44年と、経過年数1位・2位の対決となるからです。
ファンを待たせすぎた両チームですが(気が早いですが)、
これぞ日本シリーズという熱戦、期待してます。


で、本題ですが、
今回のネタは書店の店頭で閃いたものです。


・・・・・といいますのも、
先週あたりから、次の3冊が店頭に飾られていたからです。


産業再生機構 事業再生の実践〈第1巻〉デューデリジェンスと事業再生計画の立案

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産業再生機構 事業再生の実践〈第2巻〉債権者調整と債権買取手続

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産業再生機構 事業再生の実践〈第3巻〉事業再生計画の実行

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・・・・・そう、カンの鋭い皆さんならお気づきかと思いますが、
ダイエー株式譲渡≒ダイエー再生完了(私の頭の中では≒でなく≠ですけどね)
ということにして、晴れてノウハウ本を記念出版できるって算段です。

多くの方は、随分とタイミングが良いいんだね、と思われるでしょう。
もしかしたら、全ては予め計画されていたのでしょうか?


それにしてもダイエーに関わる人又は団体は、
何故こうも本を出版したがるんでしょうか。
林会長、樋口前社長も。
そういう魔力が、ダイエーにあるってことなのでしょうか。


そして、そのうち、産業再生機構でダイエー支援を担当された方も
「私がこうしてダイエーを立て直した」っていう本を出すのでしょうか。
楽しみに待ちましょうか。



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