『おがつ復興市』(5.28開催)ご報告!!

2011-05-30 19:06:56 | 日記

「おがつ復興市」が5月28日(土)に、石巻市役所雄勝支所前広場にて開催されました。

NPOだんだんカフェでは、『お買い物ボランティア』を募集。
13名の皆様が、東京から雄勝へ向かいました。

マイクロバス1台と、物資輸送用ミニバンの2台体制。
マイクロバスには、復興市で販売する生活用品がギッシリ置かれてます。

夜8時30分すぎに、東京・本所のだんだんカフェオフィスを出発し、
首都高向島、川口線→東北道→仙台南部道路・東部道路→三陸道というルート。
途中、佐野、安達太良、菅生のSAで休憩、菅生では仮眠休憩を取り、石巻河北ICまで向かいました。
5月12日の「避難所作業キックオフ」時よりも東北道の段差もだいぶ補修されつつありますが、
福島、宮城ではまだまだ段差が残っている箇所もあり、そのたびにガタッ!ガタッ!と揺れました。

12日との道中の変化でもうひとつ、田植えをだいぶ行ってましたね。ただ、津波の影響もあり、潮がかぶって、田植え出来なかった田んぼも多かったようで、この秋のお米の価格にも影響が出る可能性がありそうです。

河北ICからは、道の駅上品の里で休憩、道の駅を過ぎると北上川の河岸を通りますが、
被害状況を代表・稲垣ゆかりが、マイクで説明いたししました。

まず、復興市会場で生活応援マーケット用の荷物を降ろして、
参加された皆様を大須小へご案内。
学校で、津波時の映像を見ていただきました。

私スタッフYは、長期ボランティアの皆様と状況確認しつつ、
復興市や今後の支援活動の打ち合わせ。
再びバスに乗り、復興市会場へ戻りました。

復興市は、津波で壊滅的被害を受けた雄勝町の再生を誓うスタート的イベント。


海産物や、炊き出しの飲食、雄勝硯などを全て販売いたしました。

 

だんだんカフェでは、「生活応援マーケット」ということで、
多くの皆様からご提供いただきました生活用品を、“超激安販売”。
自転車、家電製品、日用品などを販売いたしました。

平行して、参加された方の中で、
様々なパフォーマンスが催されました
・ハンドベル演奏と、歌
・葉脈標本
・アロマハンドマッサージ
・紙芝居
この4つで、雄勝の皆様を元気付けたわけであります。

一方、復興市も、様々なキャラクターやアトラクションで雄勝の皆様を激励。
なかでも、自衛隊音楽隊は山形の部隊の皆さんが演奏されたり、
石巻市のゆるキャラ「いしぴぃ」「いしぴょん」や、

同じく市の公式キャラクター「シージェッター海斗」も激励に駆けつけました。

(ちなみにシージェッター海斗は、石巻市ゆかりの漫画家・石ノ森章太郎画伯のキャラクター作品で、幻の作品となったのをモチーフにしてます)

 

そして、復興市のメインイベントといってもよいのが、

600年以上の伝統を誇る「雄勝法印神楽」。
国の指定重要無形民俗文化財とされており、雄勝では神社の例大祭で奉納されてきました。
しかし、震災では面や太鼓などが流され、保存会会員のうち会長さんは今なお行方不明になっています。
津波で助かった面や太鼓を使った神楽は、震災後はじめて披露され、約1時間にわたり演じられました。


その光景は、雄勝は負けないという姿を感じ、神楽をご覧になった方には涙した方もいました。

あいにくの雨ではありましたが、
大変盛況で、ところどころで久々に顔を合わせる方もおり、「久しぶり」「元気だったか?」といったご挨拶も見られました。

雄勝の復興はここから本格的なスタートであります。
仙台市内や同じ石巻市でも、すでに普通の生活を送っている地域もたくさんある宮城県ですが、今なお避難所暮らしを送っている方も多くいること、生活基盤を失っている方がいらっしゃることを、我々は肝に銘じなくてはなりません。

マイクロバスの運転をしていただいた朝倉様、
ミニバンで輸送していただき、さらに紙芝居もご披露いただいた町田様、
お疲れ様でした

ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。

いろいろ、配慮行き渡らない点もあったかもしれませんが、ご参加いただいた皆様には感謝申し上げるしだいであります。今回は、だんだんカフェのオフィスのすぐ近くの中学校の先生や、すみだにお住まいの方、また、だんだんカフェブログをいつもご覧になられている方にもご参加いただきました。

NPOだんだんカフェの、復興支援はまだまだ続きます。
復興市で、次のステップへ進んだようにも感じたと思いますが、
まだまだ厳しい状況であることはたしかであります。
参加いただいた全ての皆様が、雄勝のことを一人でも多くの方に語っていただければ幸いです。

今後も、物資支援、ボランティア、チャリティ協力等でご支援よろしくお願いいたします。

 


【募集】6月3日出発ボランティア 1~2週間滞在可能な方

2011-05-27 19:36:52 | 日記

NPOだんだんカフェでは、6月3日から石巻市立大須小学校へ滞在ボランティアをされる方を募集いたします。

現在4名のボランティアの方が現地に滞在されてますが、近日3名の方が地元はお帰りになるため、

交代要員として募集いたします。

NPOだんだんカフェでは、宮城県石巻市雄勝町の大須小学校にある避難所を中心に支援活動を行っております。
現地災害対策本部、地元商工会と、だんだんカフェと連携して実施し、よりきめの細かな支援を行っております。

つきましては、支援していただけるボランティアの募集をしております。
≪募集するボランティア≫
 1.期間 6月3日出発で1~2週間滞在できる方。
 2.条件 体力に自信があり、心身ともに健康な方。
 3.求める人材 特に学生、定年退職者など時間に融通のきく方。
 4.支援活動内容
    1)炊き出し
    2)がれきの撤去
    3)「避難所ものづくり」作業のサポート役
    4)その他
   以上を、全て行っていただきます。

マッサージや理美容師など技術をお持ちの方や、手先が器用な方、ボランティア初心者の方まで、ご参加お待ちしております。
写真は「避難所ものづくり」の様子です。

期間は1~2週間滞在可能な方に限らせていただきます。

登録料6千円(来年3月まで有効のボランティア保険費込)と、諸経費(交通費、宿泊場所の確保・滞在中の食事提供など) 1万円 を
ご負担願います。

問い合わせ先
NPOだんだんカフェ 
 〒130-0004 東京都墨田区本所3-19-2-203 TEL:03-6672-8689
 E-mail:dandancafeinfo@gmail.com


物資ご協力のお願い(5/26現在)

2011-05-26 18:00:22 | 日記

いつもだんだんカフェブログへのアクセスありがとうございます。

明後日開催の「おがつ復興市」、ご参加のお申込みありがとうございました。東京からは13名がまいります!!

様々な方にご参加いただくことになりました。

明日夜、だんだんオフィスにお集まりいただきますが、皆様とお会いできることを楽しみにしてます。

 

さて、物資のご支援も数多くいただいており、1度だけでなく、重ねてご協力いただく方もいらっしゃいます。

この場を借りて御礼を申し上げます。

本日5月26日現在のご協力いただきたい物資についてお知らせいたします。

数多くご協力いただいてます家電製品については、エアコン、扇風機は除いて一旦受付を休止いたします。

ただし被災された方のニーズにより、変わる場合もございますので、その場合は改めてお知らせいたします。

 

 

■ご提供いただいたい物資(5月26日現在)
 ・水筒 ・扇子(せんす)

  中古品でも結構ですが、未開封・未使用のものに限らせていただきます。

 ・扇風機、エアコン

  仮設住宅にあると便利です。

  扇風機は大きさは問いません。ポータブルなものでも結構ですが、電気で動くもので

  お願いいたします。

  エアコンは、50HZのエリアで使用できるものでお願いいたします。

 ・バッグ、キャリーケース

  仮設住宅への引越しのために、バッグ、キャリーケースとも旅行用がものあると             

 大変便利です。

 ・ミシン

  避難所作業で使用するため、ご不要なミシンがございましたらご提供お願いいたします。

  中古でも結構です。

 ・ポチ袋

  避難所で作業されている方に御礼として活用してます。

  「お年玉」と記されていないものをお願いいたします。

  ポチ袋サイズの封筒でも結構です。

 

~送付先・お問い合わせはこちらまで~

NPOだんだんカフェ 
 〒130-0004 東京都墨田区本所3-19-2-203 TEL:03-6672-8689
 E-mail:
dandancafeinfo@gmail.com

 ※お願い

 1)送付される際の運賃はご提供者にご負担願います。
 2)直接だんだんカフェのオフィスまでご持参いただいても結構ですが、
スタッフが

  不在になる場合もありますので、必ず事前にご連絡願います。

 3)また、物資の品書きを段ボール上に記載していただくようにお願いします。
  (袋詰めのご提供の場合は別紙に記載していただいても結構です)

 

皆様の温かいご支援ご協力引き続きよろしくお願いいたします   

   

避難所での作業で新展開!! 


【おがつ復興市へ向けて】だんだんブースでお買い物の方にプレゼント!!

2011-05-25 15:35:49 | 日記

こんにちわ、東京すみだにいますスタッフYです。

「おがつ復興市」へ向けて、準備も着々と進んでます。

 

物資のご支援も多数いただいている中で、四国・高知県より素晴らしいものを頂戴いたしました。

   四万十町にある四万十ドラマ代表・畦地様より、

     ・ひのき風呂(香り板。コースターにもなります)

     ・「新聞バッグ」                    をご提供いただきました。

    

   ひのき風呂の香り板は、四万十川ひのきの柱の端材をリサイクルしたもので、ひのきのいい香りが被災された皆様の心を癒すことでしょう。

   また、新聞バッグは、古新聞をレジバックとして再活用する運動を四万十川流域からスタートさせようと、密かに注目されてます。

    

   エコなグッズをご提供いただきましたが、

   おがつ復興市でNPOだんだんカフェブースでお買い物いただいた方に、

  これらをプレゼント!! 数量に限りがあります。先着順となりますので、お早めに!!

 
そして、いよいよ開催!!
5月28日(土)開催の「おがつ復興市」。
 仙台のTBC(東北放送)ラジオでも雄勝「復興市」のお知らせが紹介されてました。
海産物、雄勝硯の販売のほか、炊き出しや、伝統芸能・雄勝法印神楽のほか、
石巻ではおなじみの「シージェッター海斗」も参加します。(スタッフYは昨年、東京でちらっと見かけました)
東京からだんだんカフェご一行は、紙芝居、アロマハンドマッサージ、ハンドベル演奏をされる方などが参加されるほか、
すみだからも参加される方もいらっしゃいます。

物資ご協力のお願い(一覧で記載)

2011-05-21 21:45:18 | 日記

NPOだんだんカフェの【被災地支援プロジェクト】にご協力ありがとうございます!!

支援の輪が、さまざまな形で『だんだん』と広がっており、だんだんカフェのスタッフも大変感謝の気持ちでいっぱいです。


物資のご支援を多くいただいておりますが、

ここで改めまして、必要なもの、ご協力いただきたい事項を

おさらいもかねてご連絡いたします。


■お早めにご提供いただきたい物資
 ・単三乾電池

 ・ミネラルウォーター(500ml前後のもの優先)

 ・ブルーシート大 3~5枚

 ・折りたたみテーブル  *キャンプやBBQなど、アウトドアで使用するテーブルです。

 ・コーヒーと、コーヒー用の粉末クリーム

  (上記物資は、被災地へ持参する関係上、5月26日までにお願いできれば幸いです)

 

■できる限りお早めにご提供いただいたい物資

 ・水筒  ・扇子(せんす)

  *夏の暑さ対策のために、ぜひご協力いただきますようお願いします。

 ・包丁
  *当地にはございますが、研げないと使用できないものが多数ありますので、ご提供お願いします。

 ・家電製品(テレビ、DVDプレーヤー、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ポット、空気清浄機、扇風機、エアコンなど)
  *東北3県では、TVの地上アナログの停波が1年延期となりましたので、デジタル対応でないものでも結構です。
  *ガスを使う器具のご依頼もございますが、都市ガス対応でないため、お受けできかねます。
  *石油ストーブなど油を使う器具は、油を完全に抜いた状態でお願いします。

 ・デジタルカメラ
  *被災地の「姿」を、被災された皆様に撮影していただきたいと思っております。
   中古でも結構ですが、バッテリーがあって、かつ未使用のメモリーカードもご用意願います。

 ・ポチ袋(お年玉を渡すときなどで残ったもので結構です)
  *支援プロジェクトで避難所作業を行ってますが、お手当をお出しする上で活用しております。

 赤は未使用のものをお願いします。
 青は中古品でも結構ですが、使用に支障のあるものはご遠慮願います。 
 オレンジは、ご提供時にだんだんカフェまでお尋ねください。

 赤は未使用のものをお願いします。青は中古品でも結構ですが、使用に支障のあるものはご遠慮願います。 オレンジは、ご提供時にだんだんカフェまでお尋ねください。

~送付先・お問い合わせはこちらまで~

NPOだんだんカフェ 
          〒130-0004 東京都墨田区本所3-19-2-203 TEL:03-6672-8689
       E-mail:
dandancafeinfo@gmail.com

 ※お願い1)送付される際の運賃はご提供者にご負担願います。
       2)直接ご持参いただいても結構ですが、スタッフが不在になる場合もありますので、
        その場合は、必ず事前にご連絡願います。
       3)また、物資の品書きを段ボール上に記載していただくようにお願いします。
        (袋詰めのご提供の場合は別紙に記載していただいても結構です)

 

皆様の温かいご支援ご協力引き続きよろしくお願いいたします。