皆様にご支援、ご協力いただいております石巻市立大須小学校でのボランティア活動。改めまして皆様にはご協力・ご支援に感謝いたします。
昨日5月12日に、だんだんカフェのスタッフが総出で、当地へ出向きました。
現在の石巻市雄勝町の様子ですが、電気は復旧いたしました。また道悪だった道路も多少は良くなってますが、昨日東北地方も大雨が降り、雨が降ったときは滑りやすい状況です。
私どもが支援活動を行っている大須小学校の現在の様子です。
学校も授業が始まっております。水道は上下水は復旧こそしてませんが、沢の水をタンクにくみ、手洗いやトイレ用の水は普通に流れてます。ただし飲み水は洗面所に用意されてます。携帯電話も、ドコモ・ソフトバンク・auすべて通じます。
そうした中で、NPOだんだんカフェの新たな取り組みとして、【避難所もの作り】をスタートいたしました。
NPOだんだんカフェでは、対策本部と、現地商工会と連携し活動しています。
大須小の周辺では、車で1時間ほど走れば再開しているスーパーもあります。私どもも現地へ向かう際に立ち寄りましたが、品ぞろえも充実してます。
しかし大須では、現状お金がない。
家もなくて、仕事もなくて、お金もない・・・だから飲みたいジュースも食べたいものも買えない。
本当につらい状況です。
赤十字なんかに寄付したって、【今】必要な人にはまったく届きません。
NPOだんだんカフェでは、避難所で軽作業をお手伝いしてくださった方にお礼として現金をお渡ししています。
特産物を生かした自立へ繋げる支援です。
名産のスズリやハンカチなどの小物を包装して、チャリティー商品として
募金活動に生かす取り組みを行っております。
【雄勝硯(おがつすずり)】粘板岩の鉱山があり、約600年前から硯が生産されてました。あの仙台藩祖の伊達政宗公も愛用していたことといわれてます。また東京駅丸の内の赤レンガ駅舎の屋根にも使われていることでも有名です。国の伝統的工芸品にも指定されてましたが、この震災の津波で硯の会社、工場は流失してしまいました。ただ被害を免れた会社は、現在建て替え中の東京駅の丸の内駅舎の屋根にも使われることになっております。
工芸品『雄勝硯』のかけらも袋につめまして、ハンカチや石けんなどの小物同様にチャリティとして設置いただける方探してます!! 被災地を是非ご支援いただければと思います(写真下は雄勝硯の実物、津波で泥がかぶっております)。
このチャリティーの設置にご協力いただける店舗様、イベント、また団体様など、ご協力をお願いいたします。
お店でしたら、レジやカウンターの隅にちょこっと設置していただいたり、
パーティやセミナー、展示会などで置いていただいただけると嬉しいです。
販売ではなく、設置です。→赤い羽根募金の 赤い羽根と同じような位置づけです。
被災されたみなさまの想いです。値段は付けられません。
日本全国の多くのお店に設置していただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
ご協力いただける方には、下記3点の条件があります。
①着払いで届く商品を受け取って頂くこと
②集まった募金をNPOだんだんカフェにお送り頂くこと
③募金箱はご用意願います。
ご協力いただける方、ぜひご連絡いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
また、物資のご協力をいただいた皆様には御礼の気持でお葉書で、大須より皆様にお手紙をお送りいたしております。
だんだんカフェのスタッフも、直接被災された皆様とお話させていただいてますが、その中で「ほしいもの」「様々な要望」なども浮かび上がってきました。まただんだんカフェのツイッターなどで、声掛けいたしておりますので、引き続きご協力お願いいたします。
次回は5月17日(火)夜、新しいボランティアの方が出発いたします!!