これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

2015 イタリア … ヴェネチア ベローナ ミラノ その3

2015-07-13 | TRIP&TRAVEL
日本より西に国に移動すると、時差で早く目が覚めてしまいます

4時には目が覚めて 夜が明けるのを待ち、シャワーを浴びたりして 6時にホテルを出て朝の散歩に出かけました

街はひっそりとしていて、さほど散れてもいない石畳を掃除している人がいるくらい

サンマルコ広場まで 再び歩きました

感激です

昨日人でごった返していた広場は ひっそりとしています



マルコポーロ寺院の前に少し人がいるくらい

もうひとかたまりで目立ったのは この早い時間にカップルがカメラマンに指示されながらポーズをとっていました

6月の花嫁です

このご一行はCの国の人でした

他の観光客を撮り込まずに それぞれ写真をとったり、あれば必ず行きたがるハードロックカフェを探したり



そして この日の予定はヴェネチア本島を離れて レースの島とヴェネチアグラスの島の二つの島に行くことにしたのですが、水上バスの本数が限られているので 船着き場の場所調べです

サンマルコ広場からホテルまでは 水上バスで。



前日と違いほぼ定刻で運行されいて しかも速い 7時過ぎても乗客はまばら



朝食をたっぷり食べた後は、ペットボトルの水を持って ブラーノ島とムラーノ島観光へ 出発

前日買ったCITYCARDはこういう島に行くのもフリーです

水上バスは観光船ではないので、あちこちに止まりながら のんびりと島めぐりです

最初に降りたのが レースで有名なブラーノ島

とても小さな島で 船着き場からすぐに小さなレースショップが軒を連ねています

面白いのはヴェネチア本島と家の作りや色彩が全く違うことです ( カラフルというか 勝手気ままに建物の壁を塗ってある

 

そして住民が とても小柄です

アドリア海を渡って大陸から来た人種のよう ( と、勝手に想像して話す夫婦の会話です )

島で目立つ建物は一つだけ … 教会の尖塔ですが、それがどう見ても傾いています

傾いた石造はピザの斜塔だけではないんだぁ なんて二人でいいながら 教会を目指しました

小さな島の小さな教会なのに 立派な祭壇など。 見学させてもらったお礼は 献灯で



物欲は昔に比べてぐーんと減っていて 欲しいものはないのですが それでも繊細なハンドメイドのレースを見ると 一つだけ記念に買ってしまいました

A3サイズのテーブルセンターで€50ほどでした


ところでヴェネチアのトレイ事情ですが、すこぶる悪いのです

ブラーノ島では 教会でもすぐにわかるところにはなし

公衆トイレもなし( →で表示してあるのに 見つけられないし、聞いてもよくわからない … こちらは英語で尋ね、イタリア語で答えてくれる  )

レストランに入って トイレを聞くと

大きな声で 「 マダーム ここにトイレはないのよ!」と、イタリア語で言われる始末 ( イタリア語わからなくても 意味がよーくわかった )

トイレもないなんて!と、二人で気分を害し、早々に島を出てヴェネチアングラスの島 ムラーノへ

観光地のレストランは ほとんどテラス席を設けていて 暑くても寒くてもみなさんテラス席に座っています

そして店内にテーブルはちょっとだけ

そんなレストランの何件目かで 中に入っていくとトイレマークがあるので、利用させてもらいました

トイレを使わせてもらったから ここで食べようとトトの言

そして 昨日のカフェテリアと違って ちゃんとテーブルクロスもかけてあるよ と いい足すトトです

今度はレストランを選ぶ基準がそこですか と 口に出したいのをこらえて 決定です

白ワインはデャキャンタで、チーズののったミックスサラダとピザをオーダー



ROMANAというビザは とてもしょっぱい魚が使ってあるけど … と、説明されたのですが、敢えて頼んでみたら 失敗

とてもとても塩辛いイワシ(サーディン)でした

暑いせいか 昨日もでしたが、必ず 『 ミネラルウォーターもいるでしょ?』みたいなことを聞かれます

もちろんオーダー 1本 €5 ほどですから、ほかのソフトドリンクと同じか高いぐらいです

お腹を満たしてから ムラーノの街の散策を始めました

ガラス細工を売っている店を次々に覗いて 冷やかして …

ガラス工芸品は大好きですが、欲しくてたまらないというほどのものと巡り合いませんでした

ムラーノも綺麗な島でした

その昔は職人は大事にされ? 半分監禁状態で島でヴェネチアングラスの製造に当たらされたのだそうです

だから島全体がヴェネチアングラスの島なのだとか

よく晴れて 空の青が運河に写って とても綺麗な青い色の運河



ムラーノの中心あたりから水上バスに乗り、対岸のヴェネチア本島へ向かいます

左手にはサンミケーレ島が見えました

本島の北側 多分リアルト橋の反対側あたりで降りて 歩くことにしました

目指したのは 昨日行った駅方向でしたが、世界街歩きの気分で路地から路地へ そして知らない建物に入り込んだり 
いくつもの運河を橋で渡りながらたどり着いたのは反対方向のカステッロでした



くたくたになるほど歩いたのですが、ヴェネチア本島は一日で歩き回れる程度の小さな島だということを実感したのでした

朝降り立った船着き場まで戻って 水上バスでアカデミア橋まで

3回も乗ると 乗り方もわかってきて 便利な乗り物だと実感

ホテルに戻り、疲れた体をシャワーを浴びてさっぱりとさせて、少々ベッドでお昼寝

夕方のレストランの始まりは7時からなので、6時過ぎに着替えて出発です

再び水上バスでサンマルコ広場裏のハードロックカフェへ

ここで記念のTシャツを買って 今夜のレストランを探します

観光客相手のレストランが軒を連ねているサンマルコ広場から入った筋を 物色しながら歩いていると 日本語のメニューがあるよ と声をかけられました

トトが一番苦手なのが 英語でかかれたメニューから好みのものを選ぶことです

素材はわかっても どのように料理されているのかわからないのがほとんどで、毎回私が説明することになります

私はわからない内容だと 尋ねたりするのですが、トトはそういうことも苦手

よって ここにしようよと言われて 決定でした

ミネラルウォーターもボトル2本持ってこられ、ビールを最初に頼んで 乾いたのどを潤します



前菜はメロンと生ハムの盛り合わせ もうひとつはムール貝とアサリの蒸し物



メロンと生ハムの盛り合わせは絶対に食べたいのですが、日本でサービスされる5~6倍の量です

最初に食べた時は そのボリュームに感激したのですが、今回はここまでたくさんでなくてもいいのにと思う量でした

次に白ワイン

メインは 魚介です

トトは手長エビのフライ 私は魚のソテー

こちらでは魚は テーブルまで運んできてから 身だけ取り分けましょうか? と 聞いてきます

ほとんどの人がお願いするし 上手に頭や骨を取り除いてくれるのですが どうもこれが私は苦手で 今回は自分でやるから大丈夫と言ってしまいました



エビはこの辺りで獲れる有名なものらしい



けど、食べずらいし 食べるところは少ないし、ガイドブックではお薦めメニューだそうですが、これも失敗とみた

夫は殻つきエビと格闘したので、最後にレモンの輪切りが浮いたフィンガーボウルが出てきました



2時間半かけた二人だけの夕食を 無事に楽しく終えることが出来ました

前日がとてもローカルな感じの店での夕食だったので、この日の観光客だけを相手にしているようなレストランの過剰なほどのサービスも 愉しいものでした

レストランを出て 散歩しながら ミネラルウォーターを買い足そうと店を覗くのですが、高い

昨日 €1.5で買っていたので 出来ることなら同じような値段で買いたいと あちこち数店覗きながら歩いていたら リアルト橋近くに出ました

そこでも €2.5 で 売っています

ホテルの近くだと中心部を幾分外れているから 安いかも なんて思い、 買わずに水上バスに乗り込みました

降りたアカデミア橋付近は店は全部閉っています

最初に降り立ったザッテレまで歩き バールで購入 €3.0 でした

結局一番高いお値段で買う羽目になりました

私は 腸閉塞で大変辛い経験をしているので、一年中水の補給は人一倍気をつけるようにしています

しかも旅先では 普段よりアルコールもたくさん飲むから いつもより多めの水分補給を心がけるようにしています

その後も同じような感じで 毎日水代として 2000円前後使っていました



お値段色々でゲットしたミネラルウォーターの記念撮影

ちなみに、私たちは炭酸ガスウォーターが好きなのですが、ガスウォーターと頼んで出されたものを開けると ノンガスだったということもありました

二日目は 水上バスに乗っている時間が多かったものの、15.000歩歩いていました













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2015 イタリア … ヴェネチア ベローナ ミラノ その2

2015-07-10 | TRIP&TRAVEL
ヴェネチアは、ホテル事情がよくないのは有名ですが、トトが選んだホテルは結果的には良かったと、思っています。
場所は水上バス乗り場のアカデミアとザッテレ(サンマルクの一つ先)の両方が使える立地にあり、ヴェネチアの一般的ホテルより中庭も広くて開放感がありました

でも部屋は狭いし、バスルームも狭くてシャワーのみ。

ヴェネチアは二泊三日の予定なので、二日間乗り放題のチケットを購入。 このチケットは最初に使うときに、スタート日とスタート時間を乗船前に 検札機に自分でタッチさせて登録

CITYPASS 一人 €30


この登録した時間から48時間が有効になるシステムで、以後イタリアの他の都市でも同じカウントの仕方でした

これって、とても合理的で トラベラーの懐に優しいシステムです

一泊二日でも24時間内なら、ワンデイチケット1枚ですみます

日本などは、ワンデイチケットは当日限りなので、一泊すると次の日も新たに 何かしら交通費を払わなければならないのですから

ヴェネチアは土地柄か、水上バスの料金は地元民の4倍ほどに設定されているそうです

一回乗りも 千円ほどなので 乗り放題チケットの€30 は、妥当な気がしました

さて まずはアカデミア橋を渡って徒歩でサンマルク広場まで歩きました。
いくつもの運河を橋で渡ります。運河の下は、小さくてもボートが行き来するようになっているので ほとんどがアーチ型で 階段です。

通りはすべて狭くて 細い路地裏を歩く感じですが、サンマルコ広場まではイタリアをはじめヨーロッパの一流ブランドが軒を並べていました。

サンマルコ広場は人で溢れていて、一番列が長かったのは マルコ・ポーロ寺院。 私たちはドゥカーレ宮殿に入りました
一人€18


小さな都市国家 ヴェネチアが資金潤沢な国家だったことを伺わせる壁画や絵画
武器の数々
八連発銃に興味を示したトト


一番面白かったのは、続きで行くことが出来る牢獄です

頑丈な鉄の格子を見ると、いったいどれ程の重要人物を幽閉したり 拷問したりしたのやら … ヴェネチアの歴史が気になるスポットでした


ちょこちょこ見学して、徒歩でホテルへ。
夕方 大運河(カナル・グランデ)を水上バスで鉄道の駅のあるヴェネチア-サンタ-ルチーアまで、行きました。
夕方の運河のラッシュで 一時間ほど要して 到着
駅前の無印良品で ビーチサンダル二人分購入でした。
ホテルにスリッパがなかったのです
そして ヴェネチアからは鉄路で移動することにしてあったので、駅までの所要時間や駅の様子もチェックです

駅は水上バスを降りて正面にあるし、駅構内というような大きな建物でもなくて、階段などで移動の必要もないことを確認しました

そのあと、運河斜め対岸のローマ広場まで歩いて橋を渡りました。
陸路で来た車はここまでしか入れないそうで、大きなパーキングビルが並んでいました。

私たちは coop(コープのスーパー)で水2本とバンドエイド購入。そして、食料品のチェックです。
個人旅行の面白さは、こういうローカルな店で、食料品や生活用品を見て地元の人たちの生活を想像することです。
日本の高級品を扱うスーパー等で高額で売られているものを見つけると、買って帰りたい衝動に駆られることも(笑)

夕食は 近くのカフェテリアのような、カジュアルというか 地元の人が利用する店で。
ヴェネチア最初の夕食が、こういう店だったので、セレクトしたトトを思い切り責めてしまいました。
評判のいい書き込みがあったと言われても …一体どんな旅行客の書き込みだったと突っ込む意地悪な私です

食後一時間ほど暮れていくヴェネチアの街(9時ぐらい)を歩いてから、再び水上バスでアカデミア橋まで戻りした。帰りはスムーズだったので、陸上と同じようにラッシュアワーがあるようです、運河にも。

ヴェネチア初日の歩数は 約20.000歩




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2015 イタリア … ヴェネチア ベローナ ミラノ その1

2015-06-19 | TRIP&TRAVEL
6月はじめに 短い旅行をしてきました

私もトトも、最初から最後までのパックツアーが苦手なので 今回も二人の気ままな旅でした

海外へ出ると、その国の良さを認識したり、日本の素晴らしさを再認識したり

今回の旅行では そういった面から、記録を残しておこうと思います

前回の二年前のドイツではポケットルーターを契約して 現地でWi-Fiが自由に使えるように準備をしていったのですが、今回は トトがケチったのです

ヨーロッパはWi-Fi freeが広がっているし、ホテルや空港 駅は絶対にフリーだから、それでどうにかなる … トトの思惑でした

夜羽田からドイツ フランクフルトへ
乗り継いで ヴェネチア入り

機内で到着前に出た朝食が寂しかったので、空港内で朝食を食べたりしました

フランクフルト空港は 一時間のWi-Fi free を利用しました。 TELEKOM HFが利用出来ましたが、最初に登録しなければならない
しかも ホットスポットが次々と入ってくるし、場所によっては とても微弱
レストランも不可でした

認証のされ方は、日本でもスマホで あちこちでWi-Fiを拾って使った経験がないと ハードル高そうでした


アルプスを越えると 飛行機は下降を始めて 間もなくヴェネチアが見えてきました



ヴェネチアは 空港と例の有名な運河が張り巡らされたヴェネチア本島は、少し離れています

バスでも鉄道でも行くことは出来るけど、水上バスを予定していました

だって やはりあのサンマルク広場を海側から見て かの地に降り立ちたかったのです

空港はドメスティック空港なので パスポートコントロールもなし
こういう経験をする度に、ホントにユーロは一つなんだと思います

荷物を受けとると、案内を見ながらチケット売り場へ

クレジットカードで購入出来ました
一人片道 €18 でした

空港と水上バス乗り場は徒歩圏内ですが すぐ近くというほどでもなく、チケットを買ったときに教えてくれた出発時間が迫っていたので、かなり急いで荷物を転がしながらの移動でした

しかしボート乗り場に案内人はいません

案内板を見て 乗り場で待っていると、教えてもらった時間はどんどん過ぎていきます
アナウンスもなし

乗船する人はどんどん増えていきます

予定を15分以上過ぎた頃にやっと クルーが船から降りてロープを取って、切符のもぎりが始まりました

この水上バスに乗せられるスーツケースの大きさは制限があって、トトは日本を出発前に2回ほどサイズをはかっていました

でも私が見たところ、かなり大きなスーツケースを持ち込む客がいましたが、ノークレームだったような気がします

遅れてもアナウンスなし で、出発の案内もよくわからなかった。
『わぁ ラティーノの国にやって来たなぁ!』夫婦の第一の感想でした

ヴェネチアは たぶん九州の有明海のような干潟 … でも 歩けるほど浅くない? … を何世紀もかけて埋め立てて出来た都市国家なのだと思います

ボートは 三本 あるいは五本の木をまとめた杭が等間隔に そして両側に打たれた 海の道を走っ ていきます


⬆ 置物にもなっている杭、 この木はどこから伐採されてきたのでしょう
カウントすればミリオンの数になりそうなおびただしい杭をそれから見ることになりました

水上タクシーや、個人のボートがものすごい勢いで追い越したり すれ違って行くので 衝突したら!と 怖い思いもしました

海深はホントに浅いようで ボートが何回も船底を海底にこすって その度に微かにバウンド



遅れて出発した水上バスは それからも昼のラッシュ時の混雑で遅れ続けて 予定を一時間ほど遅れて 宿泊予定地に到着しました

水上バスの時間はあてにならない … この点を頭に入れて 観光の予定を立てなきゃ
ヴェネチアの交通事情の第一印象でした




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大谷石地下採掘場跡 … 地下30メートルに幻想的空間が広がっていました

2014-08-14 | TRIP&TRAVEL
11日から12日にかけて 妹のいる宇都宮に行ってきました

火曜日は生憎の酷い雨になってしまい 夕方近くまで 妹と赴任地から帰省してきた甥っ子とプーサンと私の4人でおしゃべりして楽しんだのですが、小雨になったので、割と近い大谷石の採掘場跡を見学に行くことになりました

栃木に不案内だった妹が 大谷石の採掘場跡のことを知ったのは 三十年前

海外から戻ってきた妹一家を訪ねて来た父のリクエストで案内したのが初めてだったそうです

その後、茨木の笠間美術館にも行ったのだとか

庭園や美術館 古刹などへの造詣が深く 好奇心旺盛だった父を思い出しながら 大谷へと向かいました


大谷石地下採掘場跡は 明治になってからの採掘現場ですが、地上の大谷石の切り出しは何と奈良時代から行っていたそうです

雨が降っていたので足元が悪く、ヒールのあるサンダルを トングに履き替えて しかし地下坑内は 13度しかないとウェブで事前調査していたので ダウンのコートを持っていきました

これは大正解で おかげで 風邪をひくこともなく、寒さで気分がわるくなることもなく 広い坑内をゆっくりと見学できました

何しろ その広さは 掘ってできた空間だけで東京ドーム1杯分あるのだそうです

アイルランドのエンヤがコンサートを行った当時のビデオが 入口で放映されていました

他にもさまざまなイベントで使われているそうですが 

一時は 秘密飛行機工場 ( 戦争中 )にもなったり 一年を通して 気温が13度なので、政府が買い上げた古米の保管場所として使われたこともあったのだとか

機械化されるまでは 槌で切り出して 一個一個の石を背おって 運び出していたそうです

この地下採掘場跡は 写真で見たことはあったのですが、実際に降りてみなければ 大きさを実感できないスケールで 見学できてよかったと 妹に感謝

その後、近くの大谷石を削って出来た平和観音も観てきました

とても大きいのですが、階段を上って観音像の胸の近くまで行くことが出来ます

観音像のお顔と一緒にカメラに収まろうとしたら 遠近差で 同じぐらいの大きさになってしまいました 

でも遠くからみると 人の小ささがわかります





雨が降っていなければ 広い公園内を色々散策もできたのですが、夕方だったことと 小雨だったので、この後 宇都宮へ戻りました







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2013年 ドイツ旅行 … カッセル観光

2013-07-21 | TRIP&TRAVEL
『 今度の旅行は どこに行くの? 』 と 旅行に出かける十日ほど前に トトに聞いた

私が行きたいのは ただ一箇所 ケルンだった 

ドイツに行く ケルンに行く でも ほかの観光は トトにお任せ

『 カッセルでしょ。 リューベックでしょ。 ブレーメンでしょ。 そして ケルン! 』 と トトの答えは シンプルすぎて ちんぷんかんぷん

リューベックもブレーメンも聞いたことある地名だったが カッセルは数回聞いても 覚えられなかった

 『 なぜ その地を? 』

 『 グリム兄弟が 住んでいたところでしょ 』


あらまぁ グリム童話の一つでも 知っているのかしら … 言えない 言えない 言ってみたいけど 


そこで こっそりと調べてみた 

見所がないわけではないが グリム兄弟には 興味がわかなかった


それでも 一日目の観光地カッセルに着いてしまった

ICEで Kassel Wilhelmshoheから 一駅で Kassel Hbfへ 到着


今回の旅行は どの観光地も一泊ずつで 鉄道での移動だったので ホテル選びは 唯一 駅近であること

カッセルは エクセルシオールを前々日にネットで予約してあった

 『 初日ぐらい バスタブ付きじゃなきゃね 』

Kassel hbfは 小高い所にあり 街が緩やかに下っている

そして ホテルは ほんとに歩いて数百メートルのところにあった

フロントで荷物を預けなければならないので 予約の確認をすると なんと部屋の準備が出来ているので チェックインしていいという

これだけで このホテルを選んで トトさん大正解と思った ( 一瞬 )

部屋にたどり着くと リニューアルしたばかりのような新しさである ( 外観は 古かった ) で バスルームを開けると

バスタブがなく シャワーブースだけだった 

トトよ 失敗したね! と 口には出さない。 そのかわり 

 『 私が予約したんじゃなくて よかったぁ 』 と 本音を口にしてしまった … 私が予約していたら 責められたもんね きっと

改めて 歯を磨いたり 顔を洗ったり 着替えたりして ( アーリーチェックインできて よかったぁ とつくづく思う ) 観光へ スタート


トラムのワンデイチケットを駅で購入し 乗り場を探しているトトを尻目に プーさんが 金髪のジャーマンボーイに 目的地へトラムでの行き方を尋ねる 

ドイツ人の英語は わかりやすく 私でも理解出来る

5分くらい指差した方向へ歩いていくと ダウンタウンの中心地になり そこから トラムが出ていて… トラムの番号を二つ教えてくれる

 『 最初は どこから見ようか? 博物館? 』 

私は ここのサイトを見ていたので 

 『 公園 ヘラクレス像のある公園へ まず行かなきゃ 』

ヘラクレスの像より 公園の上からカッセルの街とヴィルヘルムスヘーエ城までの石の階段を見てみたい 出来たら歩いて降りてみたいと思っていた 

希望は叶えられ トラムに乗り Bergpark Wilhelmshoehe ベルクパークを目指すことに

トラムの終着駅で降りて バスに乗り換えて ベルクパークへ

まるで避暑地のような佇まいの建物が並ぶ 終着駅 

カッセルの街は 暑くて日傘をさしたり 建物の影に隠れたくなるほどだったが さすがに風が爽やかで 気温も若干下がっている

いろんな人が ここはヘラクレス像がある建物は工事中で中に入れなかったとなっていたが 入ることが出来た

 『 カッセルの街は 先の戦争で ほとんど焼き尽くされたらしいから ここも焼かれたんじゃないか? 』

 『 で 何で ヘラクレスなの ドイツなのに? この像はいつ出来たの? 』

 『 それが カッセルの一番のお勧めなのに 歴史とかは あまり書いてない 』 

私と同じ程度の知識しかネットで拾っていないことがわかる

近くからでも 遠くからでも よく見えないヘラクレス像

どうやって あのてっぺんまでのっけたんでしょ?

でも高いところ大好きだから 入館料払って 入る

高ければ 高いほど よく見下ろせるかも? で 螺旋階段を上って ヘラクレス像がのっかっているピラミッドの一番上まで登る

螺旋階段は ここも上に行くほど細くなり 最後はすれ違うこともできない狭さ

でも よく見えました 満足

逆光の中で 記念撮影

山のてっぺんから一直線にこういう噴水を作るドイツ人って ローマ人が昔 ひたすら直線の道路を作ったのを真似ているのかしら

建物を出ると お腹もすいてきたので 近くに見えていた山小屋風のレストランで休憩することになった

ヨーロッパでは ほとんどのレストランにテラス席があり、どちらがいいか尋ねられる テラス席の風景

外は暑いので 空調のきいた室内を選ぶと テーブルを準備してもらえた

メニューは ドイツ語に ちょっと英語で説明がある程度

季節限定のアスパラガスメニュー

尋ねると ホワイトアスパラガスと 肉や魚のコンビネーションのプレートだという

私とトトは まさかこんなところで( 失礼 )シーズンのホワイトアスパラガスが食べられるなんて と 感激して 注文する

私は 生ハムとのセット トトは サーモングリルとのセット

プーさんは パスタ

ほどほどに冷たい ビールも美味しい ( 暑いので もっと冷たければ さらに美味しく感じたかも ) 

楽しく美味しい遅めのランチでお腹いっぱいになり レストランを出る

トトが 来るとき乗ったバスで帰ろうとするので すかさず 

 『 歩いて石の階段を降りて行こう 』 と提案すると 

 『 あなた 歩けるの? 歩けないでしょ 』

 『 歩ける 歩ける サポーターしているし ゆっくりなら歩けるし 歩いてヴィルヘルムスヘーエ城まで 降りてみたい 』 と 頼み込み 歩いて降りていくことになった

トトは今日は土曜日だから 水を流さなくて残念でした と言っていたが ほんとにヘラクレス像のある建物の高さからしたまで石の階段を伝わって水が流れるのを見ると気持ちがいいだろう

  

水曜日と日曜日に 時間を限って 噴水が吹き出して 下まで水が流れ落ちるらしい

一番下の噴水の到着点の池からは 公園の中を通ってヴィルヘルムスヘーエ城を目指す

この公園は 今が多分一番美しく 気持ちいい季節のようで 緑がきれいだし 湿度が低くて 風が爽やか 

ジューンブライドを数カップル見かける 

野外記念撮影するカップルいたり 公園内なのに フォーマルな服装の人をよく見かけるのは あちこちで結婚式あげているのかも?

もちろんトレッキングスタイルで 歩いている人もいる

この 公園を歩いているときは ほんとに最高に癒された 

理由は ゴミがない 季節がいい 公園の規模に対して中にいる人が極端に少ない 騒音がない

ヴィルヘルムスヘーエ城は 中の見学は省き ( ここの自然に比べると 関心度が 低い展示物だった ) さらに歩いて トラム乗り場まで

行きもトラムの中から見えたグリム兄弟の銅像は 博物館の前だったと思うが 小さい ひっそりとしている … 博物館もスルーしたい


カッセルの中心地に戻ってきた

ここで あまりの天気の良さに プーさんがサングラスを買いたいと言い出し デパートに入る

このあと ちょっとウィンドショッピングし さらに 観光を続けるというトトに グリム博物館は諦めてもらい、オランジェリー城を目指す 

といっても歩いて行ける距離

途中 面白いもの見つけて 行ってみると スポーツするときの シュート板のような? 野外スクリーン?

オランジェリー城は 着いた時間が西日が強くて 外も中も興味がもてないし 夕食をこの中のレストランでというトトの計画にも のれない私とプーさん

 西日の強さに負けず日光浴している人々



トトにしても 朝早くからの移動や散策ですっかり疲れている

ホテルに帰ることにした

ホテルに着いたのは7時すぎ

でも もちろん外は明るい

だれも食欲もないほど疲れていて バスタブ バスタブと騒ぐトトさえ シャワーも浴びず ベッドに入った

私もプーさんも コンタクトレンズを外し 化粧を落として 同じようにベッドに

日本時間で 夜中の3時ぐらい

時差ボケで どうせみんな3時間ほどで目が覚めるのが 西へ旅行した時の常である

















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2013年 ドイツ旅行 … カッセルで見たかった一番の景色

2013-07-20 | TRIP&TRAVEL
カッセルというドイツの街の名前をトトから聞いたとき

こっそりとネットで調べてみて この景色 自分の目で見て 写真に撮ってみたいと思った

これが念願の一枚である 

天気にも恵まれ 私のそこそこのデジカメでも この程度はとれた


詳しくは 次に
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2013年 ドイツ旅行 … 初日 フランクフルトからカッセルへ ジャーマンレイルの旅のスタート

2013-07-19 | TRIP&TRAVEL
金曜日の夜に家を出て 羽田へ

出発は 時計が回ってからで ボーイング787利用

私は朝から昼食も満足にとる余裕もなく夕方になり、夕食は残り物の整理。 トトもプーさんもぎりぎりまで仕事 

お腹が空いているものの、機内のサービスはドリンクとサンドウィッチだけ。 眠かったのですぐに寝てしまったものの、現地時間の2時過ぎには空腹で目が覚めてセルフサービスのバナナとスナック菓子をゲット

787の機内は わりとゆったりとしていてそこそこに快適

テンピュールピロウを背中にあてていたので、腰痛に悩まされることなく フランクフルトに到着する


預けた荷物を取り、トトがクレジットカードで現地通貨のユーロをキャッシングしている間に、レンタルの無線ルーターの電源を入れて 指定されたパスワードを入力したら すぐにwifiが使用できるようになり 感激

もちろん3人とも 忘れることなく 携帯キャリアのデータ通信をoffにして スマホが勝手に自動アップデートなどすることがないようにする( ここを忘れると、とんでもない料金が発生することになるらしい )


今回はジャーマンレイルパスの5日間利用出来るもので2種類を購入 ( 日本で事前購入する必要有り )
このパスにはファーストチケットとセコンドチケットがあり ファーストチケットは日本のグリーン車と同じ(だと思う)
そして 一人用と二人用があり、もちろん二人用がお得なので 今回の3人旅には 一人用チケットと二人用チケットを購入

最初の宿泊地カッセルに向かう前に 日本のみどりの窓口のような切符販売所で事前購入してあるジャーマンレイルパスのアクティベーション(利用開始手続き)をしてもらう … トトの担当

 これがチケットカバー

この中は3枚綴りになっていて

1枚目が アクティベーション用

このアクティベーションには もちろんパスポートが必要。

サインをする ( 個人情報なので クラッキング加工 )
こちらは 二人用のチケットなので 私とプーさんのパスポート情報を記入 ( 二人は別行動出来ません … トトとは出来る 



2枚目には 名前がすでに印刷してあるので パスポートナンバーを記入される



3枚目は 注意事項が

今回は5回分を購入してあり、毎回利用日の一番の車内検札の時に日付を押してもらうことになる ( これが後々 ドイツもちょっと大丈夫? と思う件に遭遇 )

トトが手続きしている間に 早速ベーカリーで パンとサラダと飲み物をゲット サラダが一番高いのは いずこも同じ?

ヨーロッパの鉄道は 改札というのがない ( ヨーロッパで初鉄道は オランダのアムステルダムからハーグだったが 改札もなく駅員もいないのが ほんとに驚きだった )

バス タクシー 鉄道 インフォメーション など それぞれの表示に従って行くと、鉄道のホームへ到着

旅のスタート準備( 現地通貨のキャッシング アクティベーション トイレ )で 結構時間を費やし 予定していた電車(カッセルへ空港から直通)を逃してしまう

そこで まずはフランクフルトHbfへ 一駅 電車にのる 

ドイツの都市には 地名のあとにHbfがついた名前があるが、Hbfは中央駅のイメージ? 
日本だったら 東京駅 名古屋駅 福岡駅 横浜駅といった感じだと思う

今回もトトが事前購入したジャーマンレイルパスは ファーストチケットなので、存分にクラス1の車両を堪能することにする

フランクフルトHbfからカッセルまで 短時間の移動

ドイツの鉄道は 指定席列車とか自由席列車とかの区別がない

各座席ごとに 指定区間が表示されていれば その区間は誰かが指定席を事前購入していることになる

そして 指定区間が表示されていなかったり、その区間以外だったら 指定席券を購入していなくても その座席に座ることが出来る

ということを知ったのは まだ私がデジカメも持っておらず 海外でのローミング機能のない日本国内のみで使える携帯を使っていた十年ちょっと前のことだと思う

ウィーンに飛んで ウィーン観光をし 鉄道でザルツブルグへ行き そこから ジャーマンレイルに乗り換えてミュンヘンまで乗った

ウィーンからザルツブルグまでの車内では座席番号のところに名前が記入してあったように記憶していて ちょっと感激した

また ウィーンで空港から市街地まで乗った列車に 自転車ごと乗り込んでくる人をみて それにもびっくりした

今時 コンピューターで一瞬にして座席管理の出来るのだから JRも同じようにしたらいい 大変合理的なシステムだと思っている

ICEに乗ると 座席のポケットかテーブルにその列車の時刻表が置いてある

これが 見ていて楽しい 

縦23cm横12cmに折り上がっているが 広げるとその7倍の大きさのながーい長方形の紙で両面印刷してある

 表紙には 列車番号と 始発駅と終着駅 有効期間

 広げると その列車の情報 (何号車が クラス2で クラス1はどこかとか 食堂車の位置 そのほか細々と書いてある

 フランクフルトhbf表示のあるページ

そして 通過駅とその駅の乗り換えなどの情報もすべて書いてある

カッセルはフランクフルトから一つ目の停車駅だった



この駅は Kassel Wilhelmshohe ( 多分 日本の感覚だと 新横浜駅とか 新大阪駅? )

私たちのこの日の目的地は Kassel Hbf だが、ICEは通過なので ひとつ手前のKassel Wilhelmshohe で 下車しなければならないと この時刻表は教えてくれている ( こういうところは 親切 )

このフランクフルトからカッセルまで乗ったICEは コンパートメントが空いていた ( 予約の表示がなかった ) ので コンパートメント初体験となった

この旅の始まりに出てきた写真が そのコンパートメントで 早速飲み始めている私の記録である ( 1時間弱に 飲んだのは 水 珈琲 ビール )
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2013年 ドイツ旅行 … 準備 ( 新たに加わった旅の伴の品々)

2013-07-01 | TRIP&TRAVEL
今回の旅行から 増えた携帯用品について記したいと思う

まずは トトのiPadミニ ( プーさんがプレゼントし トトがプーさんにキャッシュバック )

3年前のドイツ旅行でも 電車の中でもみんな薄型のパソコンや モバイルPCで サクサクと好きなことをしていた

前回は 私たちもモバイルPCを持って行ったが、 アクセスフリーな場所は ホテルのパブリックスペース程度で、部屋では有線でネット接続で しかも結構な支払いだった



iPadミニとiPhone5のテザリングの利便性を知ったトトは、最初の計画ではソフトバンクの海外パケットし放題を利用するつもりだった

3台のスマホの内 1台だけパケットし放題にして 私とプーさんは必要最低限の通話やSMSでメールのやりとりといった具合に

しかし海外でのwifiについて調べていくうちに ポータブル無線ルーターをレンタルすれべば コストも安く 利便性も高まるとわかった

そこで 海外パケットし放題の利用はやめて 1個の無線ルーターを借りることにした

1個の無線ルーターで 4台のwifiが利用できるという(なんと 便利 )

我が家が借りたのはグローバルwifi で 空港毛取りの空港返却で この方法が一番安くすんだ


あとは ほぼ私の旅の必須アイテム

機内持ち込みに テンピュールピロウ ( 枕としてではなく 背中のクッションとして )

テンピュールは 電車内でも 快適にしたかった



ヤクルト400が毎日飲めないので 整腸剤

昨年眼鏡市場で買ったメガネはサングラス兼用ではないので サングラスが利用したいがために ワンデータイプの遠近両用コンタクトレンズ

ちなみに 遠近両用コンタクトレンズを再開したのは 十数年ぶりで 旅行の一週間前に眼科に行き 検査して処方してもらったもの
大きくて 柔らかいソフトレンズは 着装しずらく 旅行中は プーさんに手伝ってもらった

コンタクトレンズを使用するので それ用の点眼薬と、万が一アレルギーが出た時のために アレルギー用点眼薬 ( 私は日光障害というアレルギーがあり、皮膚が痒くなったり 湿疹が出たり 目が痒くなったりする )

消炎鎮痛貼り薬

右膝用サポーター

以上は 毎日使ったもの

ほかに薬として 葛根湯(風邪用) ロキソニン(頭痛 発熱に)アレロック(アレルギー性鼻炎 蕁麻疹用) ミオナール錠(腰痛時)下痢止め … これらはいつも持ち歩いている常備薬

ホテルの寝具やカーペット(たぶん原因)で くしゃみがとまらなくなったりしたら アレロック服用となる

今回の旅行では プーさんがロキソニンを一回服用 帰国してから蕁麻疹が出たトトがアレロック服用

くるくると変わる天気に 透明な傘2本( 500円程度の安いタイプ )と 折りたたみ日傘(晴雨兼用)をスーツケースにいれた。 2本の傘は 使わずに済んだが ホテルに置いてきた(最初からその積もりだった)

これまでの旅行では ウィンドブレーカーだけ準備し、雨が降ったら現地調達していたが、日本のように安い傘は売っておらず しかもごついので 懲りていた

今回こそは 完璧な準備と思って出発したが やはり モレがあったのは なんでも大雑把な私らしい 



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2013年 ドイツ旅行 … 五泊七日の鉄道の旅 プロローグ

2013-06-15 | TRIP&TRAVEL
4347

17966

15443

14872

17102

15907

6346
これは 私がドイツで一週間に歩いた歩数である


ちょっと歩きすぎたかな?と 心配したこともあったけど、 無事に帰り着いた

三浦さんほどのスケールではないが、私なりに達成できたことに 大満足している


二年前の1月に腸閉塞で壊疽まで起こしていた小腸の三分の二以上を取り除かれて 以来自分が失ったものお大きさに加えて 家族の生活までも多少変えてしまった

歴史好きの歴史を巡る旅をこれまで何回かしてきたトトに 『 もう ママは海外旅行は無理かもね 』 と 言われていた

小腸の一部を失った私が 一番恐れたのは 腸閉塞を繰り返すことで 今でもそれは変わりない

そして その腸閉塞を繰り返さないように そのためにはいつも腸がよく動くように さらに失った体力を一日も早く戻すようにと指示された事を あまりにも頑張りすぎて 私は一時歩けなくなった

自宅から最寄りの駅まで 私の徒歩で1000歩ほどだが、その1000歩が歩けなかった ( 右膝に激痛が走るのである )

駅では階段の上り下りが出来なかった

入院していた父 その後亡くなり 私は頻繁に鹿児島へ往復しなければならなかったが、 空港までは自家用車や電車などへ行けても セキュリティーチェックを受けて搭乗ゲートまでが とてつもなく長すぎて 歩けなかった

最悪の時は プーさんに車椅子を押されたり( 空港ではチェックイン前に借りれるし 車椅子のままセキュリティチェックさせてもらえる )電動車に乗せてもらったりしなければならないほどだった

そんな状態から プールで歩いたり 筋トレしたり 整形外科に通ったり 整骨院に通ったりと 色々とゆっくりゆっくり焦らずにやり続けて やっとここまでこれた

足が痛いから レンタカーでの旅行を考えていたトトだったが 一緒に行くといってくれたプーさんに 『 好きなビールをいつでも飲めるから電車の旅にしたら 』 と 提案されて ジャーンマンレイルの二度目の旅となった次第である


ところで 私とトトの旅は いつも喧嘩がついてくる どちらかが切れる

旅の目的が違うからである

その喧嘩の緩衝材が ありがたいことに プーさんなのである

今回もドタバタの多い旅行だったが 旅の思い出に少しずつ綴っていこうと思っている






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富山市内をサイクリング … 富山駅から北へ 北へ

2012-06-02 | TRIP&TRAVEL
天気予報が 嬉しくも外れて 今日の富山は晴れました

そこで 宿を出る前に ホテルの土産物店で慌てて 帽子を買って 早めの出発です

富山市内を観光することにしました

金太郎温泉は魚津駅から少々距離があり 駅との往復はタクシーです (送迎サービスがないのが 残念でした)

帰りのタクシーの運転手さんは 話し好きな方で 魚津の知られざる名物の りんごの話や 晴れた日に見える能登半島の話などもしてくれました

魚津のリンゴは密入りで大変美味しいのだとか。 魚津を歩いていると 水田から転作されたかようなりんご園をよく見かけ 小さな実を鈴なりにつけていたのです

でも 一年に一回 東京の市場に出されるだけで 後はネットでの産直販売で完売されるのだそうです

そして 一度食べたら 虜になってしまう 甘ーい密がたっぷり入っているのだそうです

今年の秋は 魚津のリンゴにトライしてみたくなるお話でした


さて ローカル電車に20分ほど揺られて 富山駅に到着

最初の目的地は  北前船廻船問屋「森家」だったので トトはさっさと北口へ向かい 改札を出てしまいました

そして レンタサイクルを探すのですが ありません

改札の駅員さんに尋ねると 南口の観光案内所で貸し出ししていると言われ 地下の長ーい自由通路を通って 南口までいくことになりました

案内所で身分証明書を出して 書類に必要事項を記入すると 自転車の鍵を二つ貸してくれました

なんと ここは 無料貸し出しのレンタサイクルでした

また 北口へUターンです

ライトレールと呼ばれるトラムに20分ほど 乗ると目的地に着くとの案内でしたので そんなに距離があるとは思わなかったのですが …

借りた自転車は 昨日魚津で借りたものほど 快適なものではなく、 途中で地図を広げたりしながら40分ほど自転車で走ることになりました

朝ホテルで買った1100円の帽子が大変役に立ちました


岩瀬大町通りは 江戸時代から残っている通りであるにもかかわらず 大変道幅の広い通りで 通り沿いにその昔の面影を留めた家々が続いていました

国の指定重要文化財に指定されている「森家」は 北前廻船問屋の一つで 明治初期に立て直された家屋が現存しているのだそうです

大変贅を尽くした建物でした

江戸時代 一回北海道と往復すると 今の貨幣価値で一億五千万円の商いをしていたのだそうです

筏を使って はるばる小豆島から運んだという大きな一枚岩が土間に敷かれていたり 屋久杉が戸板に使われていたり なかなかのものでした

せっかくなので 家の前でそれぞれ記念に写真を撮りました

そのあと 岩瀬の古い町を一回りして 南下です

JRを超えて 富山城趾内の博物館を見学しました

からっと晴れずに 遠く立山連峰を見たり 能登半島を見ることは出来ませんでしたが 思った以上に楽しい一泊二日の富山でした

次回は是非 黒部 高山あたりを 巡りたいものです
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