御詠歌の御朱印(納経印)Ⅱ 京都編
【299】根来寺智積院 京都東山
ちえをつみ とくをみがくの てらなれば このよをてらす のりのともしび
【018】岩船寺 京都加茂
ありがたや 高雄の山の 岩船寺 かくる願いは 弥陀の浄土へ
【528】青蓮院門跡 京都
おほけなく うきよのたみに おほふかな
わがたつそまに 墨染めの袖
【396】正法寺 京都
西山に 散るもみぢ葉も 咲く花も
さながら法の すがたなりけり
【395】勝持寺(宝菩提院)京都
み仏の 瑠璃の光の 花の寺
めぐみもひらく ときにあふかな
【010】浄瑠璃寺 京都加茂
末の世に 救いの誓い たのもしく
小田原山の 清めの薬師
【378】天寧寺 京都福知山
紫の 雲のたなびく 天寧寺
何時もたえせぬ 法の声かな
【379】長安寺 京都福知山
千歳経て 松の翠に いや映えて
瑠璃の佛光 永久にかえさん
【298】知恩院 京都東山
草も木も 枯れたる野辺に ただひとり
松のみ残る 弥陀の本願
【143】楊谷寺 京都 長岡市
御佛の なびく柳の たにみづは
くむにおいせぬ 薬なりけり
【044】三室戸寺 西国10番
夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば
宇治の川瀬に たつは白波
【045】醍醐寺 上醍醐寺 西国11番
醍醐山 麓に在す(おわす) お薬師は
廣く衆生(しゅじょう)を 済度し給う(さいど)
【上醍醐】
逆縁も もらさで救う 願なれば
准胝堂は たのもしきかな
【049】元慶寺 西国番外
待てといわば いともかしこし 花山に
しばしとなかん 鳥の音もがな
【050】観音寺(今熊野観音)西国15番
昔より 立つともしらぬ 今熊野
ほとけの誓い あらたなりけり
【051】清水寺 西国16番
松風や 音羽の滝の 清水を
結ぶこころは 涼しかるらん
【052】六波羅蜜寺 西国17番
おもくとも 五の罪は よもあらじ
六波羅堂へ 参る身なれば
【053】頂法寺(六角堂)西国18番
わが思う こころのうちは 六の角
ただ円かれと 祈るなりけり
【054】行願寺(革堂)西国19番
花を見て 今は望みも 革堂の
庭の千草も 盛りなるらん
【055】善峰寺 西国20番
野をもすぎ 山路にむかう 雨の空
善峰よりも 晴るる夕立
さきのよに まきつるたねの おいいでて
のりのはなさく 春ぞうれしき
【056】穴太寺 西国21番
かかる世に 生まれあう身のあな憂やと
思はでたのめ 十声一声
【062】成相寺 西国28番
波の音 松のひびきも 成相の
風ふきわたす 天の橋立
【063】松尾寺 西国29番
そのかみは いくよへぬらん 便りをば
千歳もここに 松の尾の寺
【569】神蔵寺 亀岡市
朝日山 茜さしいずる かけそいて
大悲の誓い 広き道しば
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素晴らしいコレクションですね。
僕も御詠歌の美しい韻が大好きです。
いくつか自分でも実際に訪れたお寺の御詠歌を見せてもらうと、
そのお寺の雰囲気や光景が浮かんでくるように思えます。
これからも楽しみにしていますね。
しかし、何かと忙しい京都のお寺では
書いてもらうのも一苦労ありそうですね(笑顔。
新西国も西国薬師も京都で巡礼満願になりますが
京都が嫌いなもので いや正確には 京都の気位の高い人間(坊主を含む笑)が嫌いで
なかなか足が向きません。
しかし 「ご詠歌のご朱印」で検索するとダントツのトップで出てきますので
たぶん 収集は日本一ではないかと思われます(笑)
兵庫・大阪が意外なことに多いと言うのも面白い結果だと思います。
かなり悪いことをしてきた私
巡礼をして懺悔の日々なんですが
いつの間にか 収集が目的になってしまったような気がします(笑)