【351】明王院 高野山
住所 高野町大字高野山146
宗派 高野山別格本山
山号 高野山
開山 弘法大師、中興如法上人
本尊 赤不動明王
重文 絹本著色不動明王二童子像一幅
備考 秘仏本尊赤不動明王御開帳 4月28日(但し晴天に限る)
高野山の塔頭の中でも最も初期の院で、高野山の鬼門の方向に当たるこの地に弘法大師自ら五大明王を祀り五大明王院として建立し、後に、金剛峯寺の七堂伽藍を建てられたようです。現在は、五大明王を失い赤不動の絵画をご本尊としています。本尊の赤不動明王は、赤い身色の不動明王を二童子と共に描かれており、弘法大師の甥の天台の座主にもなった智証大師円珍和尚が、感得した不動明王の姿を自分の頭を岩に打ち付けて、岩絵の具に頭血を混ぜて写しとられたと言われています。
御詠歌
五大尊 我六大の この身をば
三密具足 なさせ給へよ
青不動 黄不動 曼殊院 赤不動 明王院
【528】青蓮院門跡 京都
赤不動 鬼門の位置に 祀られし
高野を守る 五大明王