歴史は繰り返す

 

 2012年 8月2日のマニラ新聞から

人口抑制法案
大統領報道官「法案は子供たちの未来決める」。反対派に寝返る下院議員らにくぎ

　下院本会議第２読会で、人口抑制法案の審議継続の可否を問う採決が７日に迫る中、
ラシエルダ大統領報道官は１日、法案は「子供たちと国の未来を決めるものだ」と述べ、
２０１３年統一選を意識して反対派に寝返りする下院議員らにくぎを刺した。

　ラシエルダ報道官は、大統領府で行った記者会見で「養うすべがないのに多くの子供を
産んでは、どうやって子供たちに適切な人生を与えることができるのか」と話し、
夫婦の意思と選択に基づいた家族計画が生産的な国民の増加につながると指摘した。

　その上で「この世に生まれ出る子供たちと、国の未来に向けた話で、
統一選にどう有利かという問題であるべきでない」と下院議員らに訴えた。

　また、選挙において、人口の約８割を占めるカトリック教徒に対する教会の影響力を強調し、
下院議員らに反対を迫っているカトリック司教協議会（ＣＢＣＰ）については、
政府が何度も司教らと会合を持ち、教会の意見を法案に反映させてきたと話し、
司教らの理解を求めた。

　下院は７日、審議継続の可否をめぐる採決をする。政権与党はじめ、法案支持派は、
審議を打ち切り、第２読会通過に向けた本採決に持ち込みたい考え。
同様の法案は10年以上、下院で審議されてきたが、第２読会の本採決に至ったことはない。
７日は法案成立に向けた大きなヤマ場となる。

　採決を前に、ＣＢＣＰは４日、首都圏ケソン市のエドサ聖堂で抗議祈とうラリーを行う予定で、
７日まで反対派と政府、支持派のせめぎ合いが続くとみられる。（大矢南）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[ 2012年 8月2日のマニラ新聞 ]
   
 

 　本日の日記

　　2012年8月2日（木）　午前4時　天候　雨　気温24℃　湿度85%

　本日、日付の変わった頃から、強い雨が降り続き、時より『ゴォ』っと、強めの風も吹き付ける、
マニラ方面は見えないが、パラスの山は辛うじて、眺められるが、台風通過の余波かな、

 

　昨日は古い日記を転載し、我が家の怠け者男に、付いての事に触れましたが、
今回はその続編ですね、此の三つ子の前に、一人目の子供が生まれた時でした。
サンタロサから、産後の姪っ子を、気づかいタガイタイに、来た時の事でした。私は義弟達と、
怠け者男も交え、飲んでいました。そこへ貧乏婿が、挨拶に来たので、呼んで一緒に、
飲み始めたのですが、その時の事でした。いきなり怠け者男は、貧乏婿に当たり出したのです。
　無理は有りませんよ、大学を出て税関の仕事に付き、前途洋々の娘が、何処の誰とも分からぬ
貧乏男の子供を、生んだのですから、此れから一生安泰に、暮らせる夢が、泡のように消えて、
しまったのですから、私の目の前で罵り、出しました。『プ-タンイナモ』『プ-タンイナモ』と連呼する。
　比国では、この言葉は禁句なのです。肉親の愛情、特に母親に対する、憎悪の言葉、
日本でも、子供の喧嘩の時に、『お前の母さん出べそ』と相手の母親を、罵声しますが、
日本よりも数倍も、愛情の念の濃い、フィリピンですからね、此の言葉で、何人も死んで居るのです。
『お前の母さん売春婦』と云うような、意味合いも、含んで居るようですね、貯まらず貧乏婿は、
此の場より、立ち去りますが、姪っ子に、『タガイタイには、もう来たくない』と、云っていたそうです。
相手を罵る前に、間違いメールで妊娠した、自分の娘を、怒るべきなのに、酒の酔いも廻り、
自分の青写真が壊れた、悔しさを貧乏婿に、投げつけたのです。【笑】

 

　写真は日記とは関係なく、以前のタガイタイ.フィエスタ 

 

　此の怠け者を、初めて見たのは、私がジプニーを、買った年でした。試運転を兼ね、バタンガスに、
海水浴に行った時です。義弟ダニロに聞けば、35年前と、云っていたので、随分と古い話になります
　義妹は髪も長く、可愛かったのですが、隣にみすぼらしい、プータローのような、男が此の男でした。
義妹は仕事で、マニラ迄の、通勤が大変なので、パサイに寄宿していたのです。そして寄宿先の
息子が、此の男だったのです。此の時は亡義父が、惚れ薬でも、飲ませて、娘を手篭にしたと、
激怒して、居ましたが、皮肉にも歴史は、繰り返されるのですね、昔の義父の顔が、
ダブって見えました。違うのは義父は、みんなから、尊敬される人間、でも此方は、【笑】
　

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