ミュージアムピースの修復 フランク・ロイド・ライト」の椅子

インテリアの好きな方なら「フランク・ロイド・ライト」は知らない人がいないほどであると思う。


私自身もこのチェアは雑誌等の書籍でしか見たことがなかった。

この椅子は明治大正にかけて「フランク・ロイド・ライト」が帝国ホテルを建築した当時、そのロビーで使われていたオリジナル（本物）の椅子である。

この椅子がなぜうちに来たかというと、持ち主の方が「椅子のグラ直し」と「張替修理」を希望され、私たちが運営している「家具の病院」に患者として入院してきたのだ。


この椅子はご依頼主のおじいさんにあたる方が帝国ホテルの支配人のご友人からホテル改築に当たり譲り受けたそうで、今は愛知県にある明治村に当時作られてあ帝国ホテルのロビーは移築され、当時のも影がうかがえる。


今日からこの椅子の修復する過程をお披露目していこうと思います。