団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ゴミ拾い

2010年03月09日 | 日記・その他

  

最近うれしいことがありました。我体育館の横の歩道のゴミの散乱が余りに酷いので、とうとう見るに見かねてできる範囲でゴミを拾い始めました。
  ところが、見る人は見ているのですね、偶然同窓会で久しぶりに会った友人と体育館に勤めている話になったところ、「もしかして、歩道の掃除もやるのか」と聞かれました。「何で?」と聞くと、彼の奥さんが「最近、体育館の横の歩道の掃除が半端じゃない」と言ってたのだそうです。
  誰もそんなことに興味なんか無いだろうと思っていただけに、これは正直嬉しかったですね。あくる日からの掃除に思わず力が入ってしまいました。単純なものです。

  そんなことがあって何か月が経ち、横の歩道は良いのですが、それ以外の他所の敷地の前の歩道は相変わらずゴミだらけのままです。きっと企業も外の歩道を清掃する余裕なんて無いのでしょう。
  そこで、余りそうした企業を刺激しないように、こそっと散乱したゴミだけでも拾って見ました。雑草などは抜かずにゴミだけ拾っただけでもスッキリして密かにほくそえんでいました。

  ところが、何時ものように体育館の横の歩道を掃除しているとおじいさんに突然声をかけられ「あんたが、ゴミを拾ってくれたんか」と言われました。
  ちょっと「何だこのおじいさん」と胡散臭さと共に不気味に思いましたが、「そうです」と答えると、「そうか、綺麗になっていたので、誰がしたんだろうと思っていたので声をかけたんだ。実はわしも10年ほど前毎日坂出の街を計画的に早朝からゴミ拾いしていたんだ。やっぱり道が綺麗だと足取りも軽くなるよ。ありがとう。」と言われ、思わず恐縮してしまいました。「おじいさん、うまいことおだてますね」と言うと「そうだろう、褒めれば、どちらも気持ち良いじゃないか」と嬉しそうでした。

  それにしても、関心を持っている人はいるもんですね。1人でも気持ちよく思ってくれる人がいると思えばやりがいもあるというものです。とは言いながらも、いつまで続くか自信はありませんが、余りきばらずに出来る範囲で続けることにしましょう。

本当に続くかな!