コスト削減の面から興味があり何度も取上げてきた集光式の太陽光発電がいよいよ大きく動き出したようです。第3346回でも取上げたソルフォーカス社です。
ソフトエネルギーより
米ソルフォーカス社 SolFocus、1MWの集光型太陽光発電をVictor Valley Collegeに設置
かねてから集光型太陽光発電で注目を集めていた米ソルフォーカス社 SolFocusは、1MWの集光型太陽光発電をVictor Valley Collegeに設置したと発表しました。
このシステムにより同校の電力消費の約30%を賄え、かつ同校の研究やグリーンジョブ育成プログラムに利用され活用されるということです。今後カリフォルニア州の進める、太陽エネルギー活用プログラムにのっとて、さらに利用が進むと目されるこれらのシステムの普及に、実証実験地として貢献しそうです。
SolFocus installs largest CPV facility in North America
第3687回などで何度も取り上げてきた日本の大同特殊鋼はどうなったのでしょうか。
いずれにしても、こうして新しい太陽光発電も徐々に本物になってきているといことはいよいよ太陽光発電が本物になってきているという証拠でもあるでしょう。
あらゆる方式の太陽光発電が競争によってコストダウンが進めば全てのエネルギーは太陽光発電でというのもあながち夢ではなくなるかもしれません。
面白くなってきました!