ねずさんに何度も教わり、やっと左近の桜と右近の橘の位置関係を理解しましたが、未だに左前については迷います。
今日のひな祭りは、両方あるだけにもっとややこしいですね。それが大正天皇が最初と言うのも知りませんでした。
それにしても、日本語の奥は深いですね。全てにおいてきちんとした謂れがあることに感動します。
そして、それを教えない文科省に何とも腹が立ちます。
何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。
ねずさんの学ぼう日本より 2022/03/03
ひな飾りの持つ 意味と日本の伝統文化
・・・略
これが修正され、ようやく宮中晩餐会で日本料理が出されたのは、今上陛下の御即位の祝賀の晩餐会からのことです。
日本料理で外国の要人をおもてなしする。
たったそれだけのことが、実は明治以降、初めてのことでした。
戦後独立したチャイナでもコリアでも、あるいは東南アジアの諸国でも、普通に外国からの賓客を自国の料理でもてなします。
そういうことができるようになった背景には、日本が植民地支配からの脱却のために、身を犠牲にして西欧に倣ってきたという歴 史があるのです。
さて、お雛様において、男雛と女雛は、最上段に飾られますが、この最上段は西洋風に言うなら玉座(ぎょくざ)にあたるもので す。
ところが西洋でもチャイナでも、玉座というのはあくまで王や皇帝ひとりだけが着座し、その王妃の席は必ず脇に寄せて造られる か、あるいは席そのものが造られません。
ところが我が国では、天皇皇后両陛下が並んで着座されるという姿で雛飾りが行われます。
これが意味していることは、我が国では、イザナキ、イザナミの時代から、男女が対等であるということです。
そしてその男女が結ばれて子が生まれます。
だから
「男(1)+女(1)+子(1)=3」
で、3月3日が「ひなまつり」とされています。
つまり3月3日がひなまつりだということは、そのまま男女が対等な存在であることを意味しているのです。・・・中略
ちょっとした慣習にも、それぞれ意味があるものです。
そしてその意味というのは、我が国においては、誰もが豊かに安心して安全に暮らすことができ、人生において愛とよろこびと幸 せを実現できるように、臣民が一丸となっていこうとしてきた長い歴史と伝統から生まれているものです。
そしてこれこそが、我が国の、古くから続く、ゆるぎない品格です。
その品格を、国民の常識に取り戻すことこそ、日本を取り戻す、最大の鍵となるものです。
ところで、宮中晩餐会はこれからは和食になるのでしょうか。それとも、その時々でフランス料理と使い分けでしょうか。
折角替えたのなら和食で続けて欲しいものです。とは言え、フランス料理長にはお気の毒です。退職まで続けますか。
お雛様の男女対等というのも良いですね。位置は伝統に統一して欲しい。
やはり、日本の奥の深さは凄い。これを教えない文科省は酷い。