自家用ジェットやヨットを持つ世界の1%の金持ちの気持ちは全く解りたくもないですがやはり持っていることを自慢したいのでしょうか。
そんな金持ちの一旦を宮崎さんが取り上げてくれています。ロシアの有名なオルガリヒだそうですが、きっと腹黒いのでしょうね。
それにしても、どうやって儲けたのかは知りませんが庶民から巻き上げた金で贅沢して楽しいのでしょうか。その気持ちが解らないのは日本人だからでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022) 3月15日(火曜日)弐 通巻第7261号
謎に満ちたオルガリヒ、ロマン・アブラモウィッツはいま何処に?
個人ジェット機がテルアビブに飛来、ヨットはモンテネグロで押収
プーチンを囲む新興財閥のなかで、世界的に最も有名なオルガリヒはロマン・アブラモウィッツだろう。英国のサッカーチーム 「チェルシー」のオーナーでもある。
プーチンと親しいはずだが、ロシアのウクライナ侵攻には批判的であり、一時はウクライナとクレムリンの調整役をはたいてい るのではないかと噂された。
ところが英国ジョンソン政権はアブラモウィッツの資産凍結という制裁を講じたため、チェルシーもオーナーがどうなるか不明 瞭となった。スイスは資産凍結したか、どうかを発表していない。
3月13日、テルアビブのベングリオン空港に個人ジェット機がモスクワから飛来した。機体ナンバーからアブラモウィッツ所 有の豪華ジェット機と判明したが、イスラエルは24時間以内の立ち退きを命じた。機内にアブラモウィッツが搭乗していたか、 どうかは明らかにされていない。
ちなみにアブラモウィッツは、テルアビブ郊外に6450万ドル、2・3エーカーの豪邸を所有し、もちろんイスラエル国籍を もつ。
このほかにアブラモウィッツはポルトガル国籍も所有する。欧州諸国にはセファルディ保護法があって、多くの制限があるが、ユ ダヤ人には国籍を認める優遇措置を講じている。
イスラエルはベネット首相がモスクワ、ベルリンを訪問し、停戦協議のためのシャトル外交を展開している。基本的にはウクラ イナ支援であり、アブラモウィッツも、ウクライナのゼレンスキー大統領もユダヤ人である。
しかし個々の案件ならびにロシア制裁に関して欧米との共同歩調を執らず、ラピド外相は外国メディアの取材に対して「中央銀 行ならびに財務相と協議していると回答した。
アブラモウィッツの豪華ヨットは6億ドル。セイシェルズに向かう途中、モンテネグロへ寄港したところで、押収されたという (『ザ・エルサレム・ポスト』、3月15日)。
ウクライナ戦争の裏側では複雑怪奇な動きがある。
それにしても、世界の金持ちはスケールがでかい。99%の人達の気持ちも考えずに平気でそんなことが出来る人にはなりたくないものです。
これぞ、ウシハクの真骨頂でしょうか。やはり、シラスが良い。