子 供の頃は、寿しと言えば、祭りの時などハレの日に母が作ってくれた五目寿し・巻き寿し(所謂太巻き)・押し寿しだと 思ってました。
その当時、我が家の寿しに握りずしなんてものは存在しませんでした。ですから握りずしなんてのを初めて知ったの は成人になってからじゃないかと思います。
その中でも、巻きずしの細いやつ(細巻きなる名前も知りません でした)で、鉄火とか河童とか言うのを 知って、何でだろうと思ったものです。かろうじて河童はキュウリが河童の好物だからとは想像がつきましたが、鉄 火は全く分かりませんでした。と言うか、何 時ものごとく、分からないまま調べることもなく今まで来てしまいました。
ところが、ネット巡回で、あれは、賭場での食事をしやすくする ために考案されたと書かれたのを読んで、成程そんな訳があったのかと、急いで検索してみました。
ウィキペディアより
…略
鉄火巻の名前の由来は各説ある。
マグロの赤身の色が熱せられて赤くなった鉄に似ているからとい う説
当時マグロを生で食べる習慣がなく、それをネタに使うことがと んでもないこと(まるで熱した鉄に触るようなもの)から「鉄火」と呼ばれるようになったという説
昔、鉄火場(賭博場)で博打をしながら食べられる手軽な食事 だったから(サンドイッチの語源と似ているのでより好まれる説)…以下略
本当に、そんな由来があるんですね。面白いものです。何 となく、第 5525回の 「教 育を取り戻す」 の地名の由来などにも通じそう な日本語の面白さを感じます。
賭場説だけではないようですが、それにしても、サ ンドイッチがサ ンドイッチ伯爵が賭博をしながら食べたとの語源と同じような成り立ちとは洋の東西、博打打は同じよ うな発想をしているということでしょうか。
と言うか、日本人ならおにぎりで十分じゃないでしょうか。どうもサンドイッチの語源説を知る人が後付けで考 えたような胡散臭さを感じるのは私だけでしょうか、
どっちでもいいか!
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