Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年11月17日(日) [比良]霊仙山~権現山~ホッケ山、比良山系の南端を歩く!

2019年11月19日 | 山登りの記録
■メイン写真
ホッケ山から見た京都北山方面の眺め。いつまでも山並みが続くよう。


■今回のコース
和邇駅⇒(タクシー)⇒霊仙山登山口→霊仙山→ズコノバン→権現山→ホッケ山→
小女郎峠→小女郎池→小女郎峠→薬師ノ滝→あずま屋→蓬莱駅

4日続けての山歩きとなる。
この日は比良山系の南端に当たる霊仙山から権現山、ホッケ山への尾根を歩き、
小女郎峠から標高差990mを下って蓬莱駅に至る計画だ。
琵琶湖の雄大な眺めを楽しみつつ、標高差1,000mを下るという、アルプス縦走
等に向けた練習登山なのだ。



和邇駅からタクシー3台に分乗し、霊仙山登山口へ。
初めは電波塔へ続く、舗装された管理道を歩く。



右から鋭角に続く尾根づたいの山道に入ると、のっけから急登となる。



スミレを発見。季節を間違えてしまったのか、秋咲きの種もあるが、これは?



急登のまま、霊仙山の山頂に突き上がる。いやー、しんどかった。



霊仙山の山頂からは琵琶湖が見下ろせる。
ちなみに「霊仙」だが、地形図にはわざわざ「りょうぜん」とルビが振られているが、
地元では「れいせん」と呼ぶ人も多い。先ほどの電波塔へ続く管理道の電柱にも
「レイセン」とある。



北へ続くおだやかな尾根道をたどる。黄葉がきれいだ。



紅葉もぽつぽつ見かける。



ズコノバンで幅広の作業林道と合流し、しばらく山道と交錯することになる。



権現山へは、またしても強烈な登りに変わる。



アラキ峠への分岐に出る。あとわずかで権現山だ。



権現山の山頂に到着。全方位の大パノラマに感動だ。



南側には、先ほど登ってきた霊仙山がこんなに低く見える。
向こうには比叡山がそびえる。
東側は琵琶湖が広がり、彼方に鈴鹿山系が峰を連ね、西側は京都北山の山並みが重なる。
ここで昼食にしてもよかったが、冷たい風が吹き抜けるので、ちょっと先まで
行くことにした。



数分先にある祠。この先の平坦地で風を避けられたので、昼食をとった。
琵琶湖側に20mほど向かうと、隠れやすい地形になっていて用を足すのによい。



カエデが絶妙のグラデーションで輝く。


リンドウもまだ咲いていてくれた。



琵琶湖を背負って最後の登り。気分が大きくなる、自然のこのスケール。



今回の最高点、ホッケ山に到着。相変わらずの絶景だ。



小女郎峠から、小女郎池に寄り道。静寂の湿原でしばらく癒しの時間を過ごした。



小女郎峠からは崩落と侵食が容赦なく進む谷道を下る。
とにかく歩きにくくて仕方ない。



途中に乗り捨ててあった自転車。既にサビサビ。
先月も京都北山で自転車の残骸を見たが、こうした傾向は、まったく感心できない。
乗ってきたのなら、持って帰ること。登山者は、靴はたいてい、履いて帰っているよ。



はじめの荒れた急坂帯を抜け、比較的歩きやすくなってきた。
ナメコかな? 弱ったコナラに生えていた。



周りが植林に変わり、なおも下りていくと、薬師ノ滝に着く。

ほどなく大堰堤の下から細い舗装道になる。これが長いのだが、ひたすら
蓬莱駅に向けて下っていく。



途中にあるあずま屋。



蓬莱駅に着いて、ホッケ山、蓬莱山を振り返る。
あー、あんなトコロから歩いてきたんだと、充実感がしみじみ感じられた。


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