Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

「山の遭難」(羽根田治著・平凡社新書)を読んだ

2010年03月18日 | 山に関する本やマンガ
遭難モノでは日本の第一人者ライターの羽根田さんの最新作。
今月号のBE-PALにもヤマケイにも書評が載っているが、
Mr.Dashも即ゲット。通勤の車中で一気に読んだ。

具体的な遭難事例がたっぷり。他山の石。
最終章の「ツアー登山とガイド登山」は、かなり考えさせられる。

そういえば、先日、人生のベテランさん達との山行で、
今までにどんな遭難めいたピンチがあったか、と質問されたが、
思えばいろいろあったなあ。

自分がケガしたり、仲間がケガしたり、冬の谷筋でビバークを余儀なくされたり、
雪原をリングワンデリングしたり、吹雪でホワイトアウトしたり。
他の登山者を助けたこともあれば、助けられたことも。

忘れ物といえば、ともちゃんの登山靴をクルマに乗せ忘れたり、
水を忘れたことも、ライターを忘れたことも。昼食をクルマに置き忘れたことも。
三脚をなくしたり、買ったばかりの高級タオルをなくしたり。
着替えのパンツを忘れたくらい、軽い軽い。

その経験があって、セルフレスキュー技術や引率ノウハウが磨かれたとも
いえるが、もう、あんまり失敗したくないなあ。
若いころなら体力でごまかすこともできたが、そろそろ、エラーが命取りになりなねない。
用心、用心。



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