Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年11月27日(火)~28日(水) 雲海に浮かぶ竹田城跡へ、絶景散歩の2days!

2018年12月01日 | 山登りの記録
■メイン写真
立雲峡の第三展望台から見た、雲海に浮かぶ朝焼けの竹田城跡


■今回のコース
27日
 竹田まちなか観光駐車場→駅裏登山道入口→料金所→竹田城跡(古城山)→遊歩道分岐→
 表米神社→表米神社登山口→竹田まちなか観光駐車場
28日
 立雲峡駐車場→第一展望台→第二展望台→第三展望台→大成池→林道分岐→
 むささびコース→朝来山登山口(ムササビコース)→朝来山→林道分岐→立雲峡駐車場


兵庫県朝来市にある竹田城跡は、晩秋の霧に浮かぶ姿から「天空の城」や
「日本のマチュピチュ」などと呼ばれている観光の名所だ。
当然のことながら、竹田城跡そのものに登ってしまうと、「天空の城」の姿を
見ることはできないわけで、城下町を隔てた東側の立雲峡から眺めるのがよいとされる。
今回は、初日に竹田城跡を歩き、2日目に立雲峡から、さらに朝来山へと足を延ばしてみた。



竹田城跡へは、クルマでかなり上の方まで行けるのだが、我々は曲がりなりにも
登山教室。下から歩くのだ。



駅裏登山道入口はモミジが綺麗。



天満宮への分岐付近は紅葉の錦。入山わずか2分で足を停めてウットリ。



初めは擬木の階段道だが、やがて歩きやすい山道になる。



観光遊歩道に合流する。ここで入場料を支払う。



待望の石垣!
石垣の白と空の青が鮮やかだ。



北千畳からの、大倉部山方面の眺め。虎伏城大橋の美しいアーチが印象的だ。



三の丸へ回り込み、竹田の小さな城下町を見下ろす。高度感がものすごい。



ここの石垣は自然石をあまり加工せずに積み上げた「野面(のづら)積み」。



本丸の手前から南千畳を見下ろす。



下山は表米神社ルートをとる。序盤から中盤にかけてなかなかの急坂なのだ。



表米神社に下りてきた。
兵庫県指定の有形民俗文化財である「相撲桟敷」がある。



下山後、時間に余裕があったので、神子畑選鉱場跡へ観光。
明治11年に鉱脈が再発見され、生野鉱山の支山として稼働。
大正6年に閉山したが、後に明延鉱山で採鉱された鉱石の選鉱場になり、
最盛期には東洋一の規模を誇ったという。

「よふど温泉」に寄ってから、今年4月にオープンしたばかりの「多々良木フォレスト
リゾートCoCoDe」に宿泊。初日はほぼ観光ムードの一日となった。

2日目は、雲海に浮かぶ竹田城跡を観るため、朝5時に起きて立雲峡へ向かう。
立雲峡と言っても峡谷ではなく、サクラがたくさん植えられた展望公園だ。
「立雲郷」としたほうが意味合い的には正しいのだが。



深い霧の中、クルマを走らせる。それでも駐車場はいっぱいで、係員に路肩の
駐車スペースを指示される。まだ暗い中、協力金を支払って園内へ。



第三展望台には既に観光客でいっぱい。



一面に広がった雲海と、島のようにぽっかり浮かぶ竹田城跡。
あー、晴れてよかった!!



もちろん皆さんも笑顔、笑顔。まさに今回は、この一瞬のために来たんだから!
雲海は刻々と高さやうねりを変える。「水面」が上った瞬間もいい。

一般の観光客は第三展望台までで帰ってしまうが、せっかくなので朝来山に登る。



大成池の橋を渡って、作業林道に出て左折。しばらく林道を下っていく。



ココが朝来山への登山口だ。南但馬自然学校が「むささびコース」と名付けている。
地元小学生などが集団を登山している整備されたコースだ。



最初はジグザグ道の急登。支尾根に出ると、さっきより鳥瞰の度を増した
竹田城跡が見えた。



さらに、ふかふかの落葉を踏みしめながら登る。



頂上稜線の直前にある「むささび展望所」からの絶景。
遥かかなたまで続く雲海にため息しか出ない。



竹田城跡の見え方も少しずつ変わる。
本丸を囲む両翼の陣容が完全に見て取れるようになってきた。



すっかり葉は落ちているが、カエデの森を抜ける。



主稜線の広場に出た。



広場には方位盤がある。周りは自分にとっては未踏の山が多く興味深かった。



稜線を少し登って、朝来山の山頂に到着!
ここまでの絶景が嘘のように、樹林に囲まれた地味なピークだった。



薄い踏み跡しかない激下りのルートで下山。作業林道へまっしぐら。



ランチは蕎麦屋の右衛門五郎。
久しぶりに、本当に美味い蕎麦を食った!
城下町からは離れた農村にあるのだが、店の窓から竹田城跡が見える
すばらしいロケーションのお店。
お会計が苦手な店員がいるものの、味は最高。ここはぜひ立ち寄るべし。


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