奈良県の山に世界一詳しい(とMr.Dashが信じている)K島さんに誘われた。
氷見の寒ブリを大峰、前鬼の小仲坊に持ち込み、そこの主・五鬼助義之氏を囲み、酒を
酌み交わそうというのである。
山岳部のOB会のほか、岐阜の中尾温泉でプロガイドをしているI津氏のグループや、
フォトクラブO峰のメンバー、さらにK島さんの写真教室の生徒さん達による写好会の
皆さん、そして「水曜クラブ・Bナの木」等、バラエティあふれるグループが混在して
参加する。
極めつけのスペシャルゲストは、YとK谷社のK長氏、同社制作担当のW社からH本氏、
そして「YとK谷」の今月号にも登場している美人・K林嬢である。
こんな機会を断るはずもない。ともちゃんと、F山さんと一緒にS山岳部代表として
参加したのだ。
YとK谷社のK長氏は、Mr.Dashの出版記念パーティーでお会いして以来、
6年ぶりにお会いする。その単行本(ガイド本)でお世話になったH本氏や、
その後「YとK谷」の単発記事でお世話になっているK林嬢とは、さんざんメールで
やり取りしていたのに、お会いするのは初めて。
集合場所の近鉄八木駅で、YとK谷社ご一行に挨拶。向こうも、事前の「栞」で、
Mr.Dashが来ることをご存知。
するとK長氏から「梅棹先生の特集でご一緒したM原さんから、Mr.Dashの
ことはよく聞いていますよ」とのこと。
しかし、M原さんとMr.Dashが知り合った関係までは、詳しくはご存知
なかったので、あとで種明かしをしたら驚かれていた。
中型観光バスで、国道169号を南下する。
バスの中で、フォトクラブO峰のM井プロカメラマンと久々の再会。
彼とは以前、同会の写真展で名刺交換しているが、その後、YとK谷社の某ガイド本で
共著しており、著者紹介の欄に並んで載っている。
M井氏は、このブログをたまにご覧頂いているそうで、Mr.Dashの愉快極まりない
おマヌケなエピソードを披露された。前鬼の沢登りでのヒル事件である。
さて、バスは前鬼林道に入り、まずは途中で道草。不動七重ノ滝への遊歩道を散歩する。
どんどん先を行く先頭部隊。じっくり写真を撮りながらやっているYとK谷社軍団。
勝手知ったる道、Mr.Dashは、YとK谷社一行から姿が見える程度の距離を
保ちながらゆっくり前進することにした。もちろん、自分も写真を撮るので、
そのほうが都合がよい。
滝は、前日の雨を受けて、轟々と落下していた。飛沫が太陽光線の中を舞い、
虹を形作っていた。なんという自然の美しさ。
一行、展望台でしばらく息を呑んでいた。
バスに戻りしばらく林道を進んだが、道幅が狭すぎてバスは立ち往生。
右側は断崖絶壁。路面も氷結しており、危険きわまりない。
ここで、チャーターバスは乗り捨てられてしまった。
先発隊の自家用車と、バスについてきたYとK谷社のワゴンをピストン運行して
もらい、ようやく小仲坊に着く。作務衣姿の五鬼助さんが出迎えてくださった。
寝床を整えてしばらくすると、予定より早めの宴会だ。乾杯の後、
役の行者の弟子として仕えた前鬼、後鬼から数えて61代という、五鬼助さんの
お話に耳を傾ける。ずっと続いている家系図があるというから、1200~1300年、
絶えていないのだ。大峰修験道の本は過去に読んでいて、大筋は知っていたが、
この、果てしない歴史の重さをご本人から直接伺い、改めて驚いた。
本当に、来てよかった。
料理は、新鮮で大物のブリ。造りとブリシャブ。こんな美味いブリは食ったことがない!
ビール、ワイン、日本酒、焼酎と、次々に酒が振舞われる。チャンポンは危険。
席順は、K長氏らYとK谷社グループの隣。共通の内輪の話題で大いに盛り上がった。
この日はすっかりいい気分に酔い、途中で日頃の疲労がたたって眠ってしまった。
ともちゃんも飲みすぎて沈没していた。いつまでも学習しないなぁ。(つづく)
氷見の寒ブリを大峰、前鬼の小仲坊に持ち込み、そこの主・五鬼助義之氏を囲み、酒を
酌み交わそうというのである。
山岳部のOB会のほか、岐阜の中尾温泉でプロガイドをしているI津氏のグループや、
フォトクラブO峰のメンバー、さらにK島さんの写真教室の生徒さん達による写好会の
皆さん、そして「水曜クラブ・Bナの木」等、バラエティあふれるグループが混在して
参加する。
極めつけのスペシャルゲストは、YとK谷社のK長氏、同社制作担当のW社からH本氏、
そして「YとK谷」の今月号にも登場している美人・K林嬢である。
こんな機会を断るはずもない。ともちゃんと、F山さんと一緒にS山岳部代表として
参加したのだ。
YとK谷社のK長氏は、Mr.Dashの出版記念パーティーでお会いして以来、
6年ぶりにお会いする。その単行本(ガイド本)でお世話になったH本氏や、
その後「YとK谷」の単発記事でお世話になっているK林嬢とは、さんざんメールで
やり取りしていたのに、お会いするのは初めて。
集合場所の近鉄八木駅で、YとK谷社ご一行に挨拶。向こうも、事前の「栞」で、
Mr.Dashが来ることをご存知。
するとK長氏から「梅棹先生の特集でご一緒したM原さんから、Mr.Dashの
ことはよく聞いていますよ」とのこと。
しかし、M原さんとMr.Dashが知り合った関係までは、詳しくはご存知
なかったので、あとで種明かしをしたら驚かれていた。
中型観光バスで、国道169号を南下する。
バスの中で、フォトクラブO峰のM井プロカメラマンと久々の再会。
彼とは以前、同会の写真展で名刺交換しているが、その後、YとK谷社の某ガイド本で
共著しており、著者紹介の欄に並んで載っている。
M井氏は、このブログをたまにご覧頂いているそうで、Mr.Dashの愉快極まりない
おマヌケなエピソードを披露された。前鬼の沢登りでのヒル事件である。
さて、バスは前鬼林道に入り、まずは途中で道草。不動七重ノ滝への遊歩道を散歩する。
どんどん先を行く先頭部隊。じっくり写真を撮りながらやっているYとK谷社軍団。
勝手知ったる道、Mr.Dashは、YとK谷社一行から姿が見える程度の距離を
保ちながらゆっくり前進することにした。もちろん、自分も写真を撮るので、
そのほうが都合がよい。
滝は、前日の雨を受けて、轟々と落下していた。飛沫が太陽光線の中を舞い、
虹を形作っていた。なんという自然の美しさ。
一行、展望台でしばらく息を呑んでいた。
バスに戻りしばらく林道を進んだが、道幅が狭すぎてバスは立ち往生。
右側は断崖絶壁。路面も氷結しており、危険きわまりない。
ここで、チャーターバスは乗り捨てられてしまった。
先発隊の自家用車と、バスについてきたYとK谷社のワゴンをピストン運行して
もらい、ようやく小仲坊に着く。作務衣姿の五鬼助さんが出迎えてくださった。
寝床を整えてしばらくすると、予定より早めの宴会だ。乾杯の後、
役の行者の弟子として仕えた前鬼、後鬼から数えて61代という、五鬼助さんの
お話に耳を傾ける。ずっと続いている家系図があるというから、1200~1300年、
絶えていないのだ。大峰修験道の本は過去に読んでいて、大筋は知っていたが、
この、果てしない歴史の重さをご本人から直接伺い、改めて驚いた。
本当に、来てよかった。
料理は、新鮮で大物のブリ。造りとブリシャブ。こんな美味いブリは食ったことがない!
ビール、ワイン、日本酒、焼酎と、次々に酒が振舞われる。チャンポンは危険。
席順は、K長氏らYとK谷社グループの隣。共通の内輪の話題で大いに盛り上がった。
この日はすっかりいい気分に酔い、途中で日頃の疲労がたたって眠ってしまった。
ともちゃんも飲みすぎて沈没していた。いつまでも学習しないなぁ。(つづく)