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2024年11月27日(水) [丹波]五大山へ、紅葉の百毫寺から周回する!

2024年11月28日 | 山登りの記録

■メイン写真
「幸世村直営地界」の古い標石と三角点がある五大山の山頂

■今回のコース
百毫寺→芝生公園分岐→五大山→三日月山→水源分岐→ヨコガワ峰→大野峠→百毫寺


丹波市の五大山百毫寺は、長尺のフジの花で知られるが、秋は心字池の周りに配された
カエデの紅葉が美しい。この寺を起点に、寺の山号でもある五大山に登ってきた。

ちなみに丹波には、この五大山の尾根を北上すれば、「五台山」という山もある。
こちらは浅山不動尊から独鈷ノ滝を経て登ると楽しい。

拝観料300円を支払って百毫寺の境内に入ると、まず「無理」な形の太鼓橋が
目に入る。これ、おもしろすぎる。

心池池を越えて、秘仏・薬師瑠璃光如来像がおられる本堂へ。紅葉が美しい。

本堂の左横から登山道に入る。「丹波森の径」と書かれた標識が目印だ。
すぐに獣除けのゲートがあり、ジグザグに支尾根に上がる。

しばらくは、雑木林のそれなりの急坂を行く。五大山に続く東西方向の主尾根に出て
しばらくすると芝生広場への分岐が現れる。

あたりに甘い香りが立ち込めている。
タカノツメの落ち葉が、まるで敷き詰められたよう。これが香りの原因だ。
まだ黄色い落ち葉ではなく、くたくたの茶色い葉を、裏側から嗅ぐといい。
秋の低山逍遥の楽しみのひとつでもある。

図根三角点。
特定目的のために、より詳細な測量が行われたときに設置されるようだ。

標高490mの小ピークを過ぎて、次のピークをめざす。
徐々に大きな岩が出てきたが、うまく巻いていける。

坂の途中にある展望岩。一人ずつ立ってみる。気分サイコー!

見下ろした先には、黒井城址の城山。

五大山の山頂直下は、ちょっとした岩場の急登。固定ロープがつけられて
いるが、あまり頼りにできない。

ちょうどお昼時に、五大山の山頂に到着。ランチを済ませるうちに青空が出てきた。

午後、分水嶺の尾根に入り、まずは三日月山へ。
ここは残念ながら展望ゼロ。

タカノツメだけでなく、コナラなどの黄葉がちょうど旬を迎えていた。

三日月山で分水嶺の尾根とはお別れし、城山へ続く尾根道を行く。
だらだらと長い尾根を下り、水源分岐から再び登りに転じると、三角点が据わる
ヨコガワ峰へ。ここも残念ながら展望はない。

10分ほど、滑りやすい急坂を下ると、展望がよい岩に出合う。
南側の春日町、その先に向山連山などが見える。

風が吹き抜ける大野峠に到着。
北東の谷筋の道を下るのだが、まだ青い葉をつけたままの樹が1本、ちょうど道を
ふさぐ形で倒れ込んでしまっていた。巻くに巻けず、むりやり突っ切って進んだ。

あまり歩く人はいない作業林道跡を下っていくと、小さな沢の脇に地蔵祠があった。
チョロチョロとした沢の流れには、サワガニがたくさんみられた。

ほどなく獣除けゲートを通って、耕作地に出る。

路傍にフユイチゴ。

荒れた休耕田らしき場所にクサギの実。

のどかな風景の中を百毫寺に向かった。


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